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生産管理システム開発とは?メリットや導入時の注意点を解説

公開日:2024.09.30 最終更新日:2024.09.30

製造業における生産管理は、企業の競争力を左右する重要な要素です。しかし、複雑化する生産プロセスや多様化する顧客ニーズに対応するためには、従来の管理手法だけでは限界があります。

そこで注目されているのが、生産管理システムの導入です。生産管理システムは、生産計画から在庫管理・品質管理まで、生産活動に関わるあらゆる情報を一元管理し、業務効率化と生産性向上を実現します。

本記事では、システムの概要から導入メリット・開発時の注意点、さらにはおすすめの開発会社まで解説します。ぜひ、今後の生産管理システム導入計画の参考としてください。

生産管理システムとは?

生産管理システムとは、製造業における生産活動を効率的に管理するためのソフトウェアです。具体的には、製品の設計から部品の発注・製造・在庫管理・出荷に至るまでの、あらゆるプロセスを統合的に管理します。

従来はこれらの業務がそれぞれ独立して管理されていたため、情報の共有や連携が難しく、非効率が生じていました。生産管理システムを導入することで、これらの情報を一元管理し、リアルタイムに把握できるようになります。

これにより、生産計画の精度向上や在庫の適正化、リードタイムの短縮など、さまざまなメリットが期待できます。

会計システム開発の目的と重要性

生産管理システムは、企業の生産活動を効率的に管理し、品質・コスト・納期(QCD)の向上を実現するための重要なツールです。そのおもな目的は以下のとおりです。

  • 生産性の向上やコスト削減
  • 品質管理の改善
  • リアルタイムの情報共有

これらの目的を達成することで企業は競争力を高め、市場での地位を強化できるでしょう。

生産管理システムの重要性は、計画精度の向上や工程の最適化、リアルタイム管理・データ分析などにあります。とくに近年は、製品の高付加価値化や人材不足への対応が求められる中、生産管理システムの最適化は企業競争力を大きく左右します。

生産管理システムに必要な機能

生産管理システムは生産活動を効率的に管理するために、さまざまな機能が搭載されています。ここでは、以下3つの機能について解説します。

  • 計画管理の機能
  • 実績管理の機能
  • 原価管理の機能

これらの機能の適切な活用で、企業は生産活動の効率化や品質向上・コスト削減を同時に達成し、競争力を高められます。

計画管理の機能

計画管理は生産管理システムの効率化に寄与し、おもな機能は以下のとおりです。

機能概要
需要予測将来の製品需要を予測
マスタースケジューリング中長期的な生産計画を立案
資材所要量計画(MRP)必要な部品や原材料の量を算出
能力所要量計画(CRP)必要な生産能力や人員を算出
詳細スケジューリング日々の具体的な作業順序を決定

これらの機能により、企業は効率的な生産計画を立て、リソースを最適に配分できます。

計画管理機能を効果的に活用することで、生産効率の向上やリードタイムの短縮、在庫の適正化などが実現し、企業競争力の強化につながります。さらに、AIやビッグデータ分析を組み込むことで、より精度の高い計画立案が可能です。

実績管理の機能

実績管理は生産管理システムの核心的機能であり、以下の主要な要素を含んでいます。

機能概要
在庫管理
  • 在庫量や製造日・賞味期限などの情報を管理
  • 入庫やピッキング業務を効率化
工程管理
  • 生産工程の進捗を可視化
  • スケジュールの最適化や遅延防止を実現
生産実績収集各工程での生産量や作業時間・不良品数などのデータを収集
計画差異分析実績データと計画を比較し、差異の原因を特定
問題点改善分析結果に基づき生産工程や作業方法の改善を実施

これらの機能により、生産活動の透明性が向上し、迅速な意思決定と問題解決が可能になります。また、蓄積されたデータは将来の生産計画の精度向上にも貢献します。

原価管理の機能

原価管理は生産管理システムの重要な機能の1つで、おもな役割は以下のとおりです。

機能概要
原価計算
  • 製品/ロットごとの原価算出
  • 材料費や労務費・経費の内訳把握
原価分析
  • 製品ごとの原価分析
  • コスト削減策の立案
原価管理
  • 実際原価と標準原価の比較
  • 平均原価の確認
  • 予実管理による差異把握

これらの効果により、品質向上やコスト削減などが実現し、企業の競争力強化につながります。生産管理システムは単なる業務の効率化だけでなく、企業全体の生産性向上を実現する強力なツールとなります。

生産管理システム開発のメリット

生産管理システムを開発・導入することで、企業は多くのメリットを享受できます。ここでは、以下4つのメリットについて解説します。

  • 生産性の向上
  • コスト削減
  • 品質管理の改善
  • リアルタイムの情報共有

メリットを最大限に引き出すためには、自社の業務プロセスに適したシステムを選択し、適切に運用することが大切です。

生産性の向上

生産管理システムの導入により、企業の生産性を大幅に向上させられます。

効果内容
作業時間の短縮
  • データ処理の自動化による時間削減
  • リアルタイム進捗管理による迅速な対応
人為的ミスの削減
  • データ入力や計算ミスの減少
  • 自動認識技術による管理精度の向上
リソースの最適化
  • 設備稼働率と人員配置の効率化
  • 在庫の適正化によるコスト削減
情報共有の円滑化
  • 部門間のリアルタイム情報共有
  • 過去データ分析による継続的改善

これらの効果は、製造プロセス全体の最適化につながり、結果として企業の生産性を飛躍的に向上させます。生産管理システムの導入は、競争力強化の重要な施策の1つといえるでしょう。

コスト削減

生産管理システムの導入は、おもに以下の3つの面でコスト削減効果をもたらします。

削減項目内容
在庫管理の最適化需要予測に基づく適切な在庫レベルの維持により、過剰在庫や在庫切れによる損失を防ぐ
生産プロセスの効率化生産工程の無駄を可視化し、ボトルネックを特定することで人件費や設備稼働にかかるコストを削減
原材料の無駄削減必要な原材料を適切なタイミングで調達し、無駄な原材料費を削減

生産管理システムの導入により、総合的なコスト削減が実現できるでしょう。ただし、システムの導入には初期投資が必要なため、投資対効果を十分に検討することが大切です。

品質管理の改善

生産管理システムの導入により、品質管理の大幅な改善が期待できます。おもなメリットとして以下があげられます。

  • データの一元管理による品質トレーサビリティの向上
  • リアルタイムでの品質モニタリング
  • 統計的品質管理の実現
  • 品質基準の標準化と遵守や品質記録の自動化

これらにより、品質問題の迅速な原因特定や対策、不良品発生の最小化や高度な統計分析が可能です。また、品質基準の統一や人為的ミスの削減にも貢献します。

結果として、製品品質の向上と顧客満足度の向上につながり、企業の競争力強化に寄与します。

リアルタイムの情報共有

生産管理システムの導入により、企業内の情報共有が改善されます。生産から購買・販売など各部門がリアルタイムで情報を共有することで、迅速で正確な意思決定が可能です。経営層が最新の生産状況や在庫状況をすぐに把握できるため、的確な経営判断を下せるでしょう。

また、生産ラインでの問題や異常を関係者間で共有できるため、早期対応が可能になります。さらに、製造状況や納期の正確な情報をリアルタイムで把握することで、顧客からの問い合わせに対してより正確で迅速な回答ができます。

生産管理システムはエクセルやPythonで自作可能?

生産管理システムの自作は、企業の規模や要求される機能の複雑さによっては可能です。ただし、それぞれのツールには長所と短所があります。

自作方法メリットデメリット
エクセルでマクロ作成
  • 使い慣れたインターフェース
  • 導入コストが低い
  • 基本的な分析が容易
  • 簡単な自動化(マクロ)が可能
  • 大量データ処理に不向き
  • 複数ユーザーでの同時編集が困難
  • 高度な機能の実装に限界がある
  • セキュリティ面で懸念あり
Pythonで構築
  • 高度な機能実装が可能
  • 大規模データ処理に強い
  • ほかシステムとの連携が容易
  • 拡張性が高い
  • プログラミングスキルが必要
  • 開発に時間がかかる
  • ユーザーインターフェース作成に手間
  • セキュリティ対策に専門知識が必要

生産管理システムの開発方法は、自社の状況を十分に分析して選択することが大切です。

エクセルでマクロを作成する場合

エクセルでマクロを使って生産管理システムを自作する場合、既存のスキル活用や低コスト開発というメリットがあります。しかし、以下のような制限があることに注意が必要です。

制限事項内容
データ量最大1,048,576行×16,384列まで
同時アクセス複数ユーザーでの同時編集が困難
セキュリティ詳細なアクセス制限設定が難しい
属人化保守や改修が特定の人物に依存

これらの制限を考慮すると、小規模な生産管理や一時的な利用には適していますが、中長期的に使用する本格的なシステムには不向きです。より安定した運用を目指すなら、専用のシステム開発の検討をおすすめします。

Pythonで構築する場合

Pythonは、豊富なライブラリと高い拡張性を持つプログラミング言語で、生産管理システムの構築に適しています。pandasやNumPyなどのデータ分析ライブラリの活用で、生産データの処理や分析が容易になるでしょう。また、WebアプリケーションフレームワークDjangoの使用で、ユーザーインターフェースを含むWebアプリケーションを構築できます。

ただし、Pythonでシステムを構築する際は、プログラミングスキルが必要であり、セキュリティ対策や継続的な保守も考慮する必要があります。中小企業が自社で構築する場合は、これらの課題に対応できる人材の確保や育成が肝要です。

また、システムの属人化やブラックボックス化を防ぐために、なるべく複数人での開発をおすすめします。

生産管理システム開発に時間が取れない場合

開発の時間がない場合、以下の選択肢を検討してみましょう。

選択肢内容
パッケージソフトウェアの活用既製品を導入して最小限のカスタマイズで運用開始
クラウドサービスの利用SaaS型の生産管理システムを契約
段階的な開発アプローチ最優先機能から順に開発・導入
アジャイル開発手法の採用短期間で機能をリリースしてフィードバックを得ながら改善
外部リソースの活用開発会社やフリーランスエンジニアへの外注

これらの選択肢を組み合わせることで、時間的制約がある中でも効果的な生産管理システムの導入ができます。自社の状況に応じて計画的に進めていくことが効果的です。

生産管理システム開発会社の選び方

生産管理システムの開発は、企業の生産性向上やコスト削減に直結する重要な投資です。最適な開発会社を選ぶためには、以下の4つのポイントを考慮しましょう。

  • 自社と同業界・業種での開発実績
  • 開発担当者とのコミュニケーション
  • 開発後の保守・運用サポート
  • 複数の開発会社へ見積もりを依頼する

これらを考慮しながら、自社のニーズに適した生産管理システム開発会社を選定してください。

自社と同業界・業種での開発実績

生産管理システムの開発会社を選ぶ際、もっとも重要な基準の1つが自社と同業界・業種での開発実績です。業界ごとに特有の課題や要件があるため、それらを熟知している開発会社を選ぶことで、より効率的かつ効果的なシステム構築が可能になります。

開発会社の実績を評価する際は、以下の点を確認しましょう。

  • 過去のプロジェクト事例
  • 業界特有の規制や標準への対応
  • 類似規模の企業での導入実績
  • カスタマイズ能力

これらの点を総合的に評価することで、自社に最適な生産管理システム開発会社を選定できます。

開発担当者とのコミュニケーション

生産管理システムの開発担当者とのコミュニケーションは、プロジェクトの成功に不可欠です。以下のポイントに注意しましょう。

  • 要件定義段階からの密な連携
  • 定期的な進捗確認ミーティング
  • 専門用語の使用に注意
  • 質問しやすい雰囲気づくり
  • テスト段階での積極的なフィードバック

これらを意識し、開発担当者と良好な関係を築くことで、最適な生産管理システムの開発につながります。開発プロセス全体を通じて、明確で効果的なコミュニケーションを心がけることが賢明です。

開発後の保守・運用サポート

システム開発は導入で終わりではありません。長期的な視点で、開発後の保守や運用サポートを見極めることが大切です。まず、障害発生時の対応体制や日常的な問い合わせへの対応方法を確認しましょう。

また、OSやブラウザのアップデート、セキュリティパッチの適用など、システムの継続的な更新方針も重要です。さらに、システム導入後のユーザー教育やマニュアル作成などのサポート内容も考慮しましょう。

これらを総合的に評価し、長期的なパートナーシップを築けるかどうかで選ぶことが、システムの安定運用と継続的な改善につながります。

複数の開発会社へ見積もりを依頼する

生産管理システムの開発において、複数の会社へ見積もりを依頼することは大切です。これにより、価格の比較検討が可能になり、各社の強みや特徴を把握できます。また、多様な提案内容から最適なものを選択できるメリットがあります。

見積もり依頼の際は自社の要件を明確に伝え、納期や予算の目安を提示しましょう。各社の実績や得意分野も確認することも効果的です。

見積もり内容の比較では、価格や開発期間・機能・サポートなどの項目をチェックします。ただし、最終的な選定では価格だけでなく、提案内容の質やコミュニケーションの取りやすさなども考慮した、総合的な判断が欠かせません。

生産管理システム開発でおすすめの業者5選

生産管理システムの開発には、信頼できる開発会社の選定が欠かせません。ここでは、実績やサポート力に定評のあるおすすめの開発会社を5社紹介します。

会社名特徴
株式会社クレアビジョン
  • 企業の生産性向上や環境対策にも貢献
  • 高度な技術力と実績を持つ
シースリーインデックス株式会社
  • 最適な生産管理業務を効率化する
  • フルスクラッチ・クラウド・パッケージ導入支援など幅広く対応
株式会社オー・エス・ティ
  • あらゆるニーズに応えるソリューションを提案
  • 培ってきた業務システムのノウハウを生かしたサービス
株式会社システムズナカシマ
  • AI・IoT・ドローン・ブロックチェーンなどを用いたソリューション開発
  • 新たなテクノロジーをビジネスに生かすための研究開発
東京レーダー株式会社
  • 国内一貫生産により迅速な対応が可能
  • ニーズに合わせたアフターサービスを提供

株式会社クレアビジョン

出典:株式会社クレアビジョン

所在地東京都板橋区板橋1-42-13大佳板橋ビル7階 8階
対応業務ソフトウェアおよびコンピュータシステムの受託開発・設計・保守管理事業など
実績生産見える化システムやエネルギー監視システムなど

株式会社クレアビジョンは、計測・制御の分野に特化したソフトウェア開発を行う専門企業です。設備の有効活用やエネルギー管理システム、監視・制御システムの提供を通じて、持続可能な社会の実現に向けたソリューションを展開しています。

幅広い受託開発も手がけ、顧客のニーズに応じた柔軟なシステム構築を行うことで、産業のデジタル化と効率化を支援しています。

>>株式会社クレアビジョンの詳細はこちら

シースリーインデックス株式会社

出典:シースリーインデックス株式会社

所在地愛知県名古屋市中区大須三丁目30番40号 万松寺ビル9階
対応業務システム・アプリケーションの開発・ITソリューションの販売など
実績工場の稼働状況データの見える化や基幹システム刷新プロジェクトと連携業務システムの開発など複数実績あり

シースリーインデックス株式会社は独立系のシステム開発会社で、受託開発や運用保守、コンサルティングなど幅広いサービスを提供しています。AWSの導入支援に強みを持ち、クラウド環境の構築や運用サポートを通じて、企業のDXを支援しています。

また、ノーコード・ローコードの開発にも対応し、ビジネスの課題を迅速に解決する柔軟な提案力が特徴です。

>>シースリーインデックス株式会社の詳細はこちら

株式会社オー・エス・ティ

出典:株式会社オー・エス・ティ

所在地群馬県太田市下浜田町340-6
対応業務ソフトウェア開発/コンサルタントおよび教育/ソフトウェア技術者の派遣など
実績生産管理システムや梱包材管理システムなど複数実績あり

株式会社オー・エス・ティは、製造業を中心に生産管理や販売管理システムなど、企業の基幹業務を支えるシステム開発を専門とする会社です。受託開発や運用保守に加え、技術者の派遣を通じて顧客の業務改善を支援します。

独自のノウハウを生かしたソリューション提供や、ITかかりつけ医として企業の課題を解決するサービスも展開。AWS導入支援など最新技術にも対応し、クラウドやIoT分野でも顧客ニーズに応えます。

>>株式会社オー・エス・ティの詳細はこちら

株式会社システムズナカシマ

出典:株式会社システムズナカシマ

所在地岡山市東区上道北方688-1
対応業務業務システムの開発・販売/コンピューター関連機器の販売など
実績生産管理システムや工数管理システムなど多数実績あり

株式会社システムズナカシマは、岡山に拠点を持つシステム開発企業で、製造業や医療分野に特化したさまざまなソリューションを提供しています。AIやIoT・RFID技術を活用した革新的な製品開発にも力を入れており、ナカシマ未来研究所を通じて先端技術の研究開発を推進しています。

また、受託開発だけでなくCADシステムや業務管理ソフトなどの自社製品も展開し、業界特有のニーズに応える専門的なサポートを提供。技術革新を通じて、顧客の業務効率化と競争力向上を支援する企業です。

>>株式会社システムズナカシマの詳細はこちら

東京レーダー株式会社

出典:東京レーダー株式会社

所在地横浜市保土ヶ谷区西久保町15-7
対応業務受託開発・受託製造/開発設計・製造のサポートをワンストップで行う
実績移動体通信機器・公共公益無線システム・列車無線システムの設計・開発から製造まで複数実績あり

東京レーダー株式会社は、無線の開発・設計から製造、検査、保守まで一貫して行う専門企業です。長年の経験と高度な技術力を生かし、迅速かつ高品質なサービスを提供しています。

国内での一貫生産体制により設計から製造、アフターサービスまでのワンストップ対応が可能で、顧客のニーズに柔軟に応えることが特徴です。また、ISO9001やISO14001など多くの認証を取得しており、高い品質管理基準を維持しています。

>>東京レーダー株式会社の詳細はこちら

まとめ:生産管理システム開発は自作より開発会社への外注が賢明

生産管理システムは、企業の生産効率向上やコスト削減に大きく貢献するツールです。

しかし、エクセルやPythonでの自作は、専門知識や開発リソースを要し、システムの安定稼働やセキュリティ確保も課題となります。

一方、開発会社への外注は、専門知識と豊富な経験を持つプロフェッショナルが、自社のニーズに合わせた最適なシステムを構築してくれます。また、導入後の保守・運用サポートも充実しており、安心してシステムを利用できるでしょう。

生産管理システムの導入を検討する際は、それぞれのメリット・デメリットを比較検討し、自社にとって最適な方法を選びましょう。

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