システム開発においてよくある2つのトラブルと回避方法
公開日:2020.12.25 最終更新日:2021.05.06
今回は、システム開発を外注する際によく起こるトラブルと回避方法について説明します。
事前準備をしっかりしてトラブルが起こるリスクをなるべく減らしたいとお考えの事業者様は、ぜひ参考にしてみてください。
システム開発のあるあるトラブル3選
開発時のトラブルのリスクとしては、主に技術的リスク・認識的リスク・費用的リスクが考えられます。
ここではその3つのリスクを解説していきます。
なお、優良なシステム開発業者を選ぶコツを確認することでトラブルの少ない開発を業者を選ぶことができるでしょう。
トラブル①開発業者の技術不足
受注者の技術が不足している場合、決められた納期まで作業が終わらなかったり、希望しているシステムが完成できないというトラブルが起こるリスクがあります。
回避方法①事前に検証を行なう
技術的リスクを減らすためには、開発業者が技術的に自社の希望を実現可能かどうか、事前に検証を行なうことが大切です。
そして不可能な部分がある場合には、すり合わせが必要になります。
トラブル②発注者と開発業者の認識がズレる
システム開発を依頼する際には、発注者と開発業者の認識のズレによって、なかなか開発が進まなかったり完成品がイメージと異なる形になるというトラブルが起こるリスクがあります。
回避方法②要件定義・役割分担などの詳細を可視化する
発注者と開発業者の認識がズレないようにするためには、依頼する側にも一定の知識や取り組みが必要です。
開発前に役割分担や要件定義などの詳細を可視化するようにしましょう。
認識漏れをなくすことで、システム開発を滞りなく進めることができます。
トラブル③費用が膨れ上がる
システム開発を依頼した際、開発途中で必要な費用が膨れ上がってしまい、予算オーバーでプロジェクトが頓挫するトラブルが起こるリスクがあります。
回避方法③綿密な打ち合わせをする
費用的リスクは、開発者側と発注者側が事前に綿密な打ち合わせをすることで回避することが可能です。
必要とされる工数や担当者数、期間などを明確にし、事前に正確な見積条件を提示しましょう。
システム開発のトラブルを回避するためには、技術の事前検証や打ち合わせなどの準備をしっかり行おう!
以上、システム開発でよく起こるトラブル3と回避方法を解説してきました。
システム開発には技術的リスク・認識的リスク・費用的リスクがあります。
それぞれのリスクを下げて無事にシステムを完成させられるよう、技術の事前検証や詳細の可視化、綿密な打ち合わせなどの準備をしっかりしておきましょう!
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!