
業務用エアコンの1つ「パッケージエアコン」とは?
公開日:2021.04.12 最終更新日:2021.08.19
本記事では、業務用エアコンにおけるパッケージエアコンの特徴を解説します。
パッケージエアコンの導入をお考えの方は、ぜひご一読ください。
パッケージエアコンの特徴
パッケージエアコンとは、室内機と室外機が対になっている業務用エアコンを指します。
パッケージエアコンは他の業務用エアコンと同じく、1台の室外機に複数の室内機がつながっています。
ただし電気の供給方法が異なり、室内機と室外機で同じ電源を使用します。
一般的に出力の大きな業務用エアコンは、室内機と室外機で別々の電源に接続されていることが多いです。
パッケージエアコンは室内機と室外機が連動しているので、室内機を個別に運転・停止することはできず室外機を停止すると自動的に室内機も止まります。
パッケージエアコンは機器の構成がシンプルで、屋外の電源工事を必要としません。
また、構造もシンプルでコンパクトというのも特徴です。
パッケージエアコンの種類
パッケージエアコンは大きく分けて以下の2種類です。
- 店舗オフィス用パッケージエアコン
- 設備用パッケージエアコン
店舗オフィス用パッケージエアコン
店舗オフィス用パッケージエアコンは、1台の室外機に1~4台の室内機がつながったタイプです。
天井に埋め込む形式だけでなく、床置き、ダクト、ビルトイン、壁掛けなど色々な製品があります。
出力は4kw(1.5馬力)から30kw(12馬力)程度となります。
比較的コンパクトなため、規模がそれほど大きくない事務所や飲食店・理美容室・病院・店舗などで多く用いられています。
そのため、パッケージエアコンといえば、店舗オフィス用パッケージエアコンを指すことが多いです。
設備用パッケージエアコン
設備用パッケージエアコンは、1台の室外機に対して室内機も1台になっている業務用エアコンです。
設備用パッケージエアコンは馬力が大きいため、主に、広いホールや工場など、巨大なワンフロアで使用されます。
床置きの箱型のエアコンであり、水冷式と空冷式の2種類に分けられます。
水冷式は吸収した熱を水に放出するタイプとなっており、水配管や冷却装置などが必要なため近年ではあり使われていません。
空冷式は熱気を大気へと逃がすタイプであり、現在の設備用エアコンの主流となっています。
パッケージエアコンとは室外機と室内機が対となり主に2種類ある
以上、業務用エアコンにおけるパッケージエアコンの特徴と代表的な2種類を解説しました。
業務用パッケージエアコンには、主に店舗オフィス用パッケージエアコンと設備用パッケージエアコンの2種類があります。
それぞれ馬力や仕組みが異なっており、用途に合わせて選択することが重要といえます。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





