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公開日:2024.01.21 最終更新日:2025.08.22
エアコンの寿命は10年と言われていますが、20年以上使い続けているケースもあります。
家電の技術がますます発達している現代、20年前のエアコンを買い換えるとどのくらい電気料金が変わるのか知りたいと考えている方もいるのではないでしょうか。
この記事では、20年前と最新式のエアコンにかかる電気料金や性能を比較しています。2000年以前に購入されたエアコンの電気料金もわかりますので、ぜひ最後まで読んでください。

エアコンの省エネ性能は早い段階で技術が進んでおり、2000年前後で消費電力に大きな差が出てきています。日本冷凍空調工業会「省エネ性能カタログ2009年夏版」によると、エアコンの期間消費電力量と年間電気料金の推移は以下のとおりです。
| 期間消費電力量 | 年間電気料金 | |
| 1995年型 | 1,492kWh | 32,800円 |
| 2008年型 | 858kWh | 18,900円 |
※冷房能力2.8kWクラス代表機種の単純平均
※電力量1kWhあたり22円(税込)として算出
※「期間消費電力量」は、冷房期間(6/2~ 9/21)と暖房期間(10/28~ 4/14)の合計の消費電力量
消費電力量を比べると1995年型と2008年型では約40%の省エネを達成していることがわかります。
省エネ性能カタログによると1995年型では期間消費電力量が1,492kWh、2002年型は947kWh、2023年型は763kWhです。
目安の電気料金は2014年に1kWあたり22円から27円に値上がりしているので、電気代は以下の式で求められます。
| 年代 | 式 |
| 1995年型 | 1,492×27=40,284円 |
| 2002年型 | 947×27=25,569円 |
| 2023年型 | 763×27=20,601円 |
20年前と最新のエアコンを比べると約5,000円、2000年以前と最新のエアコンを比べると約20,000円もの差があります。
参考:省エネ型製品情報サイト 省エネ性能カタログ2014年冬版
エアコンの性能がよくわかるエネルギー消費効率は製品によって表示方法が定められており、APF(通年エネルギー消費効率)、年間消費電力量(kWh/年)、熱効率(%)などで表します。
20年以上前のエアコンと最新式エアコンの性能を比べるとエネルギー消費効率が大幅に改善されており、1997年度から2004冷凍年度(前年10月から当年9月までの期間)では67.8%、2005年から2010年では16.3%です。
さらに冷房能力2.2kWで2011年と2023年にそれぞれ多段階評価点5.0を獲得している製品を比べるとAPFは6%、期間消費電力量は11%改善しています。
内閣府の消費動向調査によるとエアコンの平均使用年数は13.6年です。
メーカーが安全に使用できる年数として設定している、設計上の標準使用期間も10年であることから、エアコンの寿命は10年程度を考えておくといいでしょう。
関連記事:業務用エアコンの耐用年数は何年?できるだけ長く使い続けるには?

エアコンの電気代を抑えるには以下の2つがポイントです。
それぞれ詳しく解説します。
エアコンは定期的に掃除をすることで消費電力を抑えることが可能です。
フィルターを1ヶ月に1~2回掃除した場合、フィルターが目詰まりした状態で使用したときと比べて、年間で31.95kWh、料金に換算すると約840円の節約になります。
掃除方法は掃除機でフィルターのホコリを吸い取り、それでも不十分であれば中性洗剤につけ置きし、洗浄後乾燥させれば完了です。
設定温度でも消費電力に大きな差が出てきます。理想的な設定温度は冷房が28℃、暖房が20℃です。
2.2kWのエアコンを使用した場合、具体的には以下のような差が発生します。
| 冷房 | 暖房 | |
| 環境 | 外気温度31℃で1日9時間使用 | 外気温度6℃で1日9時間使用 |
| 設定温度 | 27℃から28℃に変更 | 21℃から20℃に変更 |
| 電気(年間) | 30.24kWhの省エネ | 53.08kWhの省エネ |
| 金額(年間) | 約820円の節約 | 約1,430円の節約 |
エアコンの容量が大きくなればこれらの差はさらに広がるでしょう。1℃の違いでもこれだけの差があるため、温度に気を付けて使用することが上手な使い方の秘訣です。
関連記事:業務用エアコンにかかる電気代の節約術2選

寿命は10年と言っても20年前のエアコンを問題なく使えていれば、買い替えるか迷う方もいるでしょう。寿命を知らせる具体的な4つのサインは以下のとおりです。
それぞれ解説していきます。
室外機からの異音はエアコンの寿命を知らせるサインの1つです。
エアコンをつけたときに室外機から変な音がする場合は、エアコン内部の部品に問題が発生している可能性があります。
具体的には送風ファンやコンプレッサーなどの部品です。「ガラガラ」「ガタガタ」という音が聞こえたときは故障を疑い、専門業者に連絡するか買い替えを検討しましょう。
【関連記事】
エアコンから変な音がする原因と対処法を解説
電源が入らない場合、考えられる理由は以下の3つです。
まずはリモコンの電池を交換し、スイッチが入るか様子を見てみましょう。
電池を変えても正常に作動しない場合、赤外線のセンサー異常も考えられます。賃貸物件であれば不動産屋に連絡すると新しいリモコンを送ってもらえるので相談してみてください。
本体の運転ボタンを直接押して起動させても動かない場合は、本体の故障が考えられます。電源プラグを挿し直してみても改善しなければ、専門の業者へ依頼しましょう。
エアコンからの嫌な臭いの原因は、エアコン内部やフィルターに発生したカビです。冷房を使うと結露が発生するため、カビが繁殖しやすくなります。
内部クリーン機能がついたエアコンは内部を乾燥させることができ、冷房使用後につかうことでカビの発生を抑制できます。
しかし、カビの発生を防いだりすでに発生してしまったカビを取り除く効果があるわけではないので、ハウスクリーニング業者への依頼を考えましょう。
関連記事:エアコンから変な臭いがするのはなぜ?原因と対処法を解説
普段と同じ使い方をしているのに、冷えや暖まりを感じづらい場合には以下の理由が考えられます。
長年使用しているとフィルターや熱交換器に汚れが蓄積されます。フィルターは自分で掃除ができますし、熱交換器も専門業者へクリーニングを依頼すれば綺麗になるでしょう。
冷媒ガスが漏れが原因の場合は買い替えが必要です。クリーニングで治らない可能性もあるため、使用年数が10年を超えるのであれば買い替えを考えてもいいでしょう。

省エネ製品を購入することで電気代や消費電力量を抑えながら、快適にエアコンを使用できます。
省エネ製品を選ぶときは「省エネラベル」を確認しましょう。省エネラベルに表示されている内容と実際の画像は以下のとおりです。
| 詳細 | |
| 多段階評価点 | 省エネ性能が高い順に5.0~1.0まで41段階で表したもの |
| 省エネルギーラベル | 以下の①~③が記されたラベル |
| ①省エネ性マーク | 省エネ基準達成率が100%以上の製品にはグリーンのマーク、未達成(100%未満)の製品にはオレンジ色のマークが記されている |
| ②省エネ基準達成率 | トップランナー基準の目標基準値をどの程度達成しているかを%で表示 |
| ③エネルギー消費効率 | 製品毎に定められた測定方法で得られた数値。通年エネルギー消費効率を表すAPFとエネルギー消費量を表す年間消費電力量のどちらかが表示されている |
| 年間の目安電気料金 | エネルギー消費効率がわかりやすいよう年間の目安電気料金を表示 |
同じ2.2kW(6畳)の製品でも多段階評価点4.8と2.0を比べると年間の目安電気料金には約6,000円の差があります。省エネ性能の高い製品を選べば、電気料金を抑えることが可能です。
環境省の買換ナビゲーション「しんきゅうさん」によると、同じダイキン工業が販売している2.2kW(6畳)の製品でも2000年に購入したものとこれから購入する製品では、年間18,570円の差があります。
20年以上前のエアコンと最新式のエアコンで年間にかかる電気料金の差は少なくありません。冷えや暖まりの効果を感じづらくなったり、変な音がするなど問題が発生しているようであれば買い換えを検討しましょう。
商品を選ぶ際は省エネラベルを確認し、多段階評価点の高いものにするのがおすすめです。
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