海外対応の勤怠管理システムの機能と導入メリットを紹介
公開日:2019.12.23 最終更新日:2020.09.10
もはや海外進出も珍しくない現代、各国に支店や営業所をお持ちの事業者様も多いですよね。
しかし、やはり外国は外国。
言語の壁はもちろん、労働に関する各国の法律それぞれに対応しようとすると、大変な労力が要求されます。
そこで当記事では、それらに対応できる『海外対応の勤怠管理システム』の機能と特徴、導入メリットをご紹介します。
海外での勤務管理を効率化したい事業者様は、ぜひ最後までお読みください。
- 海外対応の勤怠管理システムの機能について
- 海外対応の勤怠管理システムのメリットとデメリット
海外対応の勤怠管理システムの機能とは?
『海外対応の勤怠管理システム』とは、日本以外の国における、言語や法律、文化による差異に、システム面・サポート体制面で対応しようとする勤怠管理システムのことです。
以下に海外対応の勤怠管理システムの主な3つの機能をご紹介いたします。
機能①端末の多言語対応
『海外対応の勤怠管理システム』では、勤怠管理システムの操作画面や説明画面などをはじめ、タイムレコーダーに至るまで、各端末に言語を自由に設定することができます。
英語だけでなく、勤怠管理システムによってはスペイン語やタイ語、台湾語、インドネシア語、ベトナム語などを始め、16か国語に対応しているものもあります。
これにより、英語が読めない英語圏の従業員や、近年企業の海外進出先として人気のアジア圏での従業員の勤怠状況を、各国の言語で入力、集計、管理することが可能となります。
また、選択する勤怠管理システムによっては、英語に対応可能なサポートセンターや現地スタッフの配置など、海外での勤怠管理システム使用に関する負担を減らすサービスが整えられている場合もあります。
機能②現地の労働に関する法令やルールに対応
『海外対応の勤怠管理システム』では、現地の労働に関する法令やルールに対応できるよう、各国ごとに個別に機能をカスタマイズ設定することができます。
とりわけ海外では、労働者を守る動きや労働者の権利が強い、および労働者の声が大きいことも多いため、自国でのルールや感覚に囚われず、現地の法令やルールにきちんと対応する必要があります。
選択する勤怠管理システムによっては、アジア各国での導入実績が豊富な場合があり、そういった勤怠管理システムでは、特別にベンダーによる海外サポート体制が充実していることもあります。
機能③日本から遠隔・リアルタイムで勤怠管理ができる
『海外対応の勤怠管理システム』のクラウド型では、日本から各国の営業所や支店の勤怠情報を、遠隔かつリアルタイムで管理することができます。
クラウド型とは、データをインターネットに置かれた、各クラウド型勤怠管理システムが提供するサーバー上で管理する仕組みのことをいいます。
そのため、クラウド型の海外対応の勤怠管理システムでは、世界各国どこからでも、そこにデータを保存したり、それらの情報にアクセスしたりすることができます。
また、選択する勤怠管理システムによっては、人事管理システムと連携することもできます。それらを活用すれば、現地の従業員の人事情報と勤怠情報を結びつけることが容易に可能となり、現地のマネージメントまでをも遠隔・リアルタイムでおこなうことができるようになり、業務の効率化がはかれます。
海外対応の勤怠管理システムの機能と導入メリットは、言語と法律と物理的な距離の壁を乗り越えるためのもの
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、海外対応の勤怠管理システムの機能と導入メリットがご理解いただけたと思います。
海外対応の勤怠管理システムの機能を導入することで、言語と法律と物理的な距離の壁を乗り越えることができます。
海外に支店や営業所をお持ちの事業者様の中で、勤怠管理システムによる業務の効率を図りたい方がいらっしゃいましたら、ぜひEMEAO!コンシェルジュにご相談ください。
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この記事を書いた人
編集部員 M・S
編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!