GPS打刻ができる勤怠管理システムの概要と3つの導入メリット
公開日:2019.12.24 最終更新日:2020.11.12
「打刻のミスが多いので、修正に手間がかかる……」
「退勤時間を実際よりも早くしてサービス残業をする文化がなくならない……」
といった勤怠管理に関するお悩みをお持ちの事業者様も多いことでしょう。
そんな事業者様におすすめなのが、GPS打刻ができる勤怠管理システムの導入です。
当記事では、GPS打刻ができる勤怠管理システムとはどのようなものか、導入するとどんなメリットを得られるのかをご紹介します。
勤怠管理についてお悩みのある事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
勤怠管理システムにおけるGPS打刻とは?
勤怠管理システムにおけるGPS打刻とは、GPS機能を有するデバイスを用いて、出勤や退勤などの時刻を記録することです。
GPSとはGlobal Positioning Systemの頭文字をとったもので、日本語では『全地球測位システム』と訳されます。
GPSはアメリカ合衆国によって運用される衛星測位システムで、宇宙空間に打ち上げられたGPS衛星からの信号をGPS受信機で受け取ることにより、受信者の地球上における現在位置を特定することが可能です。
勤怠管理システムにおけるGPS打刻は、上記のGPS機能を用いることによって、出勤時刻、退勤時刻といった従来の打刻時間の記録に加え、打刻場所を同時に記録します。
これにより、より正確に従業員の勤務状況を把握することが可能となります。
GPS打刻は、どんな職種に向いているか?
GPS打刻は、外回りや直行直帰などの多い職場、特定の事業所以外で業務にあたる職場における出退勤時刻の記録に向いています。
そのため、GPS打刻は、主に営業職員や、訪問看護職員、配送職員といった職種に向いています。
GPS打刻ができる勤怠管理システムを導入するメリットとは?
ここからは、GPS打刻を勤怠管理システムで取り入れるメリットを3つご紹介していきます。
メリット①導入コストが安い
GPS打刻は、各従業員が個人で所有するスマートフォンや携帯電話を利用して打刻操作を行います。
そのため、企業はGPS打刻を導入する際に新たな端末などの購入費用がかかりません。
メリット②打刻ミスを防げる
また、従業員はスマートフォンなどで打刻用のアプリを起動し、「出勤」「退勤」といった画面に表示されているボタンをタップするだけで簡単に打刻ができます。
特別な打刻用の機器でなく、スマートフォンといった普段から使い慣れている機器を使用するため、打刻ミスの防止効果もあります。
メリット③不正打刻・不正報告を防止できる
GPS打刻では、時刻とともに位置情報も記録されます。
そのため、GPS打刻では、実際にその場に居ないにも関わらず出勤の記録をするといったことが、事実上不可能となります。
例えば、タイムカードやその他の打刻方法では、出張などの際の出退勤の場所と時刻が自己申告となってしまうため、実質上、不正報告をすることが可能でした。
しかし、GPSでは、時刻と場所が自動で関連付けられるため、虚偽の申告をする以前に、申告の必要すらなくなります。
これにより、一切の不正打刻や不正報告を防止することができます。
メリット④モバイルワークやリモートワークなど、テレワーク推進ができる
GPS打刻では、場所によらず出退勤を記録できるという特徴があります。
そのため、特定のオフィスでの勤務に限らず自宅やカフェなど、様々な場所で任意の時間に行われる就業状況の管理を行うことができます。
場所によらない就業状況の管理が可能となることで、企業は従業員の働き方に対して、モバイルワークやリモートワークといったテレワークの推進を効率的に行うことが可能となります。
GPS打刻ができる勤怠管理システムを導入すれば、時刻と場所を同時に記録できます!
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、GPS打刻ができる勤怠管理システムの概要とその導入メリットがご理解いただけたと思います。
GPS打刻ができる勤怠管理システムは、時刻と場所を同時に記録することができます。
時間と場所にとらわれず、様々な働き方をサポートすることのできるGPS打刻を、ぜひ勤怠管理システムに取り入れてみてください。
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この記事を書いた人
編集部員 M・S
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