ビジネスホンにおける保守とメンテナンスの違いとは?
公開日:2019.10.28 最終更新日:2021.05.07
「ビジネスホンの保守とメンテナンスの、どちらを契約すればいいのか分からない」
そうお困りの事業者様も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ビジネスホンの保守とメンテナンスの違いをご紹介します。
ビジネスホンの導入にあたり、自社にとって保守とメンテナンスのどちらが必要か、そしてどちらの契約を結ぶかの検討材料にお役立てください!
ビジネスホンにおける保守とは?
ビジネスホンにおける保守とは、保守契約の内容に基づいて機器が正常に使えるように保証することです。
保守契約とは、ビジネスホンの故障や不具合が起きた時の点検・修理を一定の期間内で対応してくれるサービスです。
ビジネスホンは故障が少ない機器のため、複合機のような正式な保守契約はありません。
また、保守契約の内容は業者によって異なっており、契約にないトラブルには対応できない場合があります。
なお、ビジネスホンの特徴も保守契約内容に関わってくることもあるので、知っておきましょう。
ビジネスホンの保守契約は3種類ある!
ビジネスホンは正式な保守契約がありませんが、一部の業者には以下のような保守契約を新品・中古に限らず結ぶことができます。
ビジネスホンの3種類の保守契約
【定期保守契約】
毎月一定の料金を支払うことで、修理を無料で行う
【スポット保守契約】
故障が発生した場合のみ修理を行う。作業内容によっては別途料金が発生する場合がある
【災害時サポート】
地震や雷などの災害時に機器の保証をしてくれるサービス
これらのサービスを全て提供している業者もあれば、一部のみ、もしくは契約そのものを用意していない業者もあります。
また、サービスの料金設定も業者によって様々なため、契約を結ぶ際は見積もりを出してもらったほうがコストの比較がしやすくなります。
以上より、ビジネスホンにおける保守とは、主に修理・保証を行うことと言えます。
ビジネスホンにおけるメンテナンスとは?
ビジネスホンにおけるメンテナンスとは、「定期的に点検を行うこと」です。
保守契約では、基本的に不具合が起きた時にのビジネスホンの点検を行います。
それに対しメンテナンスは、一定の期間内で定期的に機器に異常がないかを、点検することを指します。
メンテナンスで点検する項目とは
メンテナンスの内容として点検する項目は、主に以下のようなものがあげられます。
メンテナンスの内容まとめ
- ビジネスホンの動作の確認
- ケーブルの接続に異常がないかの確認
- 電話機や主装置の清掃
- データのバックアップ
など
メンテナンスは保守契約と同様に業者によってはサービスを行っていない場合があります。
また、定期メンテナンスを受けて修理が必要だと分かった場合、契約内容によっては別途で修理代が発生するケースがあります。
しかし、メンテナンスを行うことで突然の故障が起きるリスクを減少させることができるため、可能であればサービスに加入したほうがよいといえます。
保守とメンテナンスの違いとは?
ここまでは、ビジネスホンにおける保守とメンテナンスについて解説してきました。
保守とメンテナンスの違いは、修理を都度行うか、それとも不具合そのものを起こさないようにするかです。
つまり、保守は不具合が発生した後に行う作業で、メンテナンスは不具合が起きる前に行う作業ということです。
保守は機器の修理、メンテナンスは機器の動作保持
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、ビジネスホンにおける保守とメンテナンスの違いについてご理解いただけたかと思います。
ビジネスホンにおいての保守は、機器に異常が起きた後に修理して正常にすることです。
対してメンテナンスの目的は、定期的に検針して正常を保つことにあります。
ビジネスホンにおいては、厳密な保守契約の義務がないため、業者によって提供されるサポート内容が大きく異なります。
契約内容に利用したいサービスがあるかをよく確認した上で、保守契約に加入するかを決めましょう。
「しっかりしたメンテナンスをしてくれるビジネスホン業者に発注したい」
「保守契約の内容も比較してビジネスホンを導入したい」
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!