【用途別】ビジネスホンの回線4種類の特徴
公開日:2020.01.24 最終更新日:2021.08.05
ビジネスホンを導入する際、電話機の設置工事とともに回線工事を業者に依頼しようと考える事業者様は多いのではないでしょうか?
ビジネスホンの回線にはいくつか種類があり、事業者様自身が使う回線を選ばなくてはいけません。
しかし、回線の特徴を知らなければどう選べばいいのかわかりませんよね。
そこで本記事では、ビジネスホンの4種類の回線の特徴を解説します。
回線選びでお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
ビジネスホンの回線の種類
電話の回線には大きく分けて、アナログ回線とデジタル回線があります。
デジタル回線はさら3種類に分けられ、主にビジネスホン業者が取り扱う回線はアナログ回線を含めたこの4種類となります。
なお、こちらのビジネスホンそのものの詳細をご確認いただくことで、回線選びもしやすくなるでしょう。
以下に、今回特徴を紹介する回線の種類をまとめました。
ビジネスホンの回線の種類
- アナログ回線
- ISDN回線
- IP電話
- ひかり電話
アナログ回線の特徴
アナログ回線とは、1回線につき1つの外線とつなぐことができる回線です。
家庭用電話機であればアナログ回線でも十分ですが、同時にいくつもの外線をつなぐことが求められるオフィスではアナログ回線の使用はしないほうがよいといえるでしょう。
また、アナログ回線はデジタル回線と比較して通話が安定しており、障害に強く災害時でも使える確率が高いことも特徴の1つです。
3種類のデジタル回線のそれぞれの特徴
デジタル回線は、通信する際にデジタル信号を使用する回線のことです。
デジタル回線にはチャンネルというものがあり、複数のチャンネルを使用することで同時に何台もの電話機で外線をつなぐことができます。
そのため、電話での商談や通話が多いオフィスでは、デジタル回線を使った方がよいといえるでしょう。
次の項目では、デジタル回線の3種類それぞれの特徴を具体的に解説していきます。
ISDN回線の特徴
ISDN回線は、従来のアナログ回線と同じ線を使うデジタル回線です。
既存の回線を使用するので、屋外工事は不要となります。
一般加入電話のように市外局番をそのまま引き継ぐことができ、アナログ回線より音質がよいという特徴がありますが、回線利用料が高いので遠方に電話をかける際には注意が必要です。
また、1回線に利用できる電話は2回線までということを念頭においておきましょう。
IP電話の特徴
IP電話とは、ADSLや光ファイバーなどインターネットの通信を使うサービスのことです。
月額基本料金はアナログ回線に比べて安く、通話先の距離による料金の変動はありませんが、光ファイバーが建物に導入されていない場合は工事が必要となります。
また、市外局番を使えない他、FAXが使えなかったりフリーダイヤルなど一部の電話番号への発信ができないので、特にFAXを使っている企業様は注意しましょう。
ひかり電話の特徴
ひかり電話は、光ファイバーのインターネット通信を利用したNTTのサービスです。
通話料は距離に関係なく一律ですが、IP電話とは違い市外局番を使うことができ、発信できる電話番号に制限がありません。
また、光ファイバーが建物に引かれていない場合は、IP電話同様に工事が必要となります。
ビジネスホンの回線は4種類!オフィスへの導入ならデジタル回線がおすすめ
以上、ビジネスホンの回線4種類の特徴を解説してきました。
ビジネスホンの回線は大きく分けてアナログ回線とデジタル回線があり、デジタル回線はさらに3種類の回線に分けられます。
アナログ回線は障害や災害に強いという特徴を持ちますが、1回線につき1つの外線にしかつなげないためオフィス向きの回線とはいえません。
一方デジタル回線はそれぞれ複数の外線につなぐためのチャンネルを持っているため、電話での通話が多いオフィスでも問題なく使用できます。
3種類それぞれに特徴があるため、どれが自社に適しているかは月額料金や工事の有無などを確認して選びましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。