MA運用におけるデータクレンジングの概要とクレンジング方法を解説
公開日:2020.01.08 最終更新日:2020.11.12
MAツールを利用してマーケティング業務を行う上で、顧客情報を整理するデータクレンジングは欠かせない作業です。
しかし、そもそもデータクレンジングとはなにか、どのように情報整理をするべきか分からない事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで本記事ではMA運用におけるデータクレンジングとはなにか、また情報整理の具体的なプロセスを解説していきます。
MAツールのデータクレンジングの方法にお悩みの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
そもそもMA運用におけるデータクレンジングとは
データクレンジングとは、顧客情報を整理して表記の統一や情報の更新などをすることです。
マーケティング業務を行う上で、顧客情報を集めてデータベース化することは必須です。
しかし、webサイト上での手入力や名刺の機械による読み取りによって誤表記や重複してデータ登録される場合があります。
MAツールはデータベースを元に、自動でメールを配信したり顧客情報の検索結果表示などを行うため、情報が整理できていないとトラブルが発生するリスクがあります。
業務をスムーズに行うためにも、データクレンジングを定期的におこないましょう。
MAのデータクレンジングをする際の方法
データのクレンジング方法は管理する顧客情報や営業形態によって、企業ごとに異なります。
そのため、今回はデータクレンジングの方法の一例をご紹介します。
今回紹介するデータクレンジングの方法は、以下の手順です。
- STEP①異なる形式のデータを1つにまとめる
- STEP②データの品質をチェックする
- STEP③データのクレンジングをする
- STEP④重複データの統合作業
STEP①異なる形式のデータを1つにまとめる
データクレンジングをする際には、まず異なる形式のデータを1つにまとめることからはじめましょう。
企業によっては、ExcelデータやPDFなど様々なデータ形式で保管しているケースがあります。
ファイル形式がバラバラだと、データ抽出もしにくく検索する手間も増えてしまいます。
そのため、Excelなどでデータをまとめる必要があるのです。
複数のデータ形式を1つのデータ形式にまとめることで、重複データを発見しやすく整理もしやすくなります。
STEP②データの品質をチェックする
次に、データの品質に問題はないかしっかり確認していきましょう。
膨大のデータの中には、登録情報の抜け漏れや表記ゆれが存在します。
例えば「株式会社」と「(株)」の表記が混在していたり、住所の情報が抜けていたりといった事例が考えられます。
必要情報の項目に抜けがないか、データの表記ゆれがあるかどうかなどの確認が必要です。
また、データ情報に更新がある場合は、最新の情報へと更新する必要があります。
STEP③データのクレンジングをする
データの品質チェックを経て、不備のあるデータの修正作業、いわゆるデータのクレンジングを行います。
修正作業は置換機能を活用したり、場合によっては手作業で行わなければいけないこともあります。
データの統一化を図るためにも、クレンジングの際にはあらかじめ何を統一すべきかのルールを作っておきましょう。
STEP④重複データの統合作業
データのクレンジングが完了したら、最後に重複したデータの統合作業を行いましょう。
データが重複したままMAツールを利用した場合、顧客情報が正確に抽出できなかったり、同じメールを複数顧客に配信してしまうといったトラブルが考えられます。
業務効率の低下や顧客の信頼を失わないためにも、重複データがないかしっかり確認しましょう。
MAツールのデータクレンジングとは、トラブルが起こらないよう顧客情報を整理すること
以上、MAを運用するうえでのデータクレンジングとはなにか、具体的なクレンジングの手順について解説してきました。
データクレンジングとは、顧客情報を整理して表記の統一や情報の更新などをすることです。
MAツールの根幹であるデータベースに不備があると、正確な顧客情報が分からずに顧客の信頼を失う結果にもつながりかねませんので、定期的に情報の整理を行いましょう。
とはいえ、自力でデータクレンジングをする場合は時間も手間もかかります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!