DMPとは?MAツールと連携することによるメリットとともに解説
公開日:2020.01.14 最終更新日:2020.07.20
マーケティングオートメーションツールを導入すれば、自社の顧客情報をもとに顧客へ対し精度の高いアプローチを行うことができます。
しかし、自社で集めた顧客情報では限界があります。
そこで、既に他社によって集められた顧客情報のデータベースがあれば便利ではありませんか?
本記事では、マーケティングオートメーションツールをより効果的に活用することのできる「DMP」について解説します。
マーケティングオートメーションツールを最大限有効活用したいとお考えの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
- DMPとは何か
- マーケティングオートメーションツールと連携させるメリット
DMPとは
DMPとは、データマネジメントプラットフォームの略で、企業運営における顧客情報を蓄積するためのプラットフォームのことをさします。
年齢や性別や、購入履歴のようにWebサイト上での行動履歴などを扱っています。
「オープンDMP」と「プライベートDMP」の二種類があるため、まずはそれぞれの概要を解説していきます。
オープンDMPとは
オープンDMPとは、複数の企業の顧客情報を扱っているプラットフォームです。
データ提供に同意したさまざまな企業が参加しているため、自社だけでは取得できないような幅広い情報を得ることができます。
プライベートDMPとは
プライベートDMPとは、特定の企業が独自に扱っている顧客データを管理しているプラットフォームです。
こちらは基本的に、自社内でのみ使用します。
マーケティングオートメーションツールを活用したDMPの効果的な使い方
大量の顧客情報を保管しているDMP。ぜひとも自社のマーケティングに活用したいものです。
ここからは、効果的な活用方法を解説します。
DMPの役割
DMPはあくまでデータベースであり、単体で自動的なマーケティングなどを行う機能はありません。
この顧客情報をどのように管理し、活用していくかということを考える必要があります。
例えば、顧客一人ひとりに異なるアプローチを行う際、顧客についての情報を可能な限り細かく把握していたほうがより確実なアプローチが行えます。
このように、「この属性の顧客は何を求めているのか」「どのような傾向があるのか」という情報が必要な場において、強力な裏付けとなります。
DMPとマーケティングオートメーションツールを連携させるメリットとは
デジタルマーケティングを効率化するマーケティングオートメーションツールとDMPのデータを連携させることにより、より確実なマーケティングを行うことができます。
マーケティングオートメーションツールと連携する際は、パブリックDMPを選択しましょう。
複数の企業が集めた顧客データは自社では取得することができないようなものも含まれており、アプローチの可能性を広げられることが期待できるためです。
大きなメリットは、より多くの分析結果を得られるため、訴求の方向性や内容をより具体的にプランニングすることができるという点です。
多くのデータに基づいた訴求を行うことにより、効率的かつ確実なアプローチが実現し、費用対効果が見込めます。
マーケティングオートメーションツールについての基本的な情報は、こちらの記事をご覧ください。
DMPは膨大な顧客情報のデータベース。マーケティングオートメーションツールとの連携で、精度の高い訴求が可能に!
企業の顧客データを蓄積しているプラットフォームであるDMP。
自社では得られないような膨大な顧客情報を得ることができ、マーケティングオートメーションツールと連携させることで精度の高いアプローチを実現させます。
マーケティングオートメーションツールの運用精度を上げたい場合は、ぜひオープンDMPとの連携をご検討ください。
EMEAO!では、予算や運用目的などをご相談いただくことで、専門のコンシェルジュが適切なマーケティングオートメーションツール提供業者をご紹介いたします。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!