BtoB向けのMAツールとBtoC向けのMAツールの5つの違い
公開日:2020.02.27 最終更新日:2020.11.10
マーケティングオートメーションツールにはBtoB向けとBtoC向けがあるのをご存知ですか?
両者の違いを知った上でツール選定をしないと、後で導入し直すことにもなりかねません。
本記事では、BtoB向けの MAとBtoC向けのMAの5つの違いを紹介しています。
自社に導入するMAツールをお探しの事業者様は、ツールを決定する前にぜひご一読ください。
BtoB向けの MAとBtoC向けのMAの5つの違いとは?
BtoB向けの MAとBtoC向けのMAの違いは、以下の5つです。
- 顧客の数
- 意思決定のプロセス
- 購買までの期間
- リードへのアプローチの種類
- マーケティングの手法と目的
ここからは、どんな違いなのかを1つひとつ解説していきます。
MAにおけるBtoB向けとBtoC向け違い①顧客の数
BtoB向け MAとBtoC向け MAでは、まず顧客の数が違います。
一般的に、BtoBの顧客数は1,000~10,000程度といわれています。
一方、BtoCの顧客数は、50,000~500,000程度といわれています。
そのため、MAツール選定の際には、取り扱い可能な顧客数にも着目しましょう。
MAにおけるBtoB向けとBtoC向け違い②意思決定のプロセス
BtoB向け MAとBtoC向け MAでは、意思決定のプロセスも違います。
BtoBでは組織である法人を相手にするため、複数の人間の判断を経て、部門や組織の上層部が意思決定を行うというプロセスをとります。
一方、BtoCでは、個人1人が意思決定を行います。
MAにおけるBtoB向けとBtoC向け違い③購買までの期間
上述のように意思決定のプロセスが異なることから、当然BtoB向け MAとBtoC向け MAでは、購買までの期間も違ってきます。
法人の場合は、会議で複数の人間が費用対効果やどれくらいの利益を生み出せるかなどを検討するため、購買までの時間が長くかかります。
一方、個人の場合は、1人の人間によって主観的に意思決定がなされるため、購買までの時間が短いです。
そのため、BtoBの場合は長期に渡って顧客情報を運用することを見据えてMAツールを選ぶ必要があります。
MAにおけるBtoB向けとBtoC向け違い④リードへのアプローチの種類
BtoB向け MAとBtoC向け MAでは、リードへのアプローチの種類も違います。
BtoBでは、主にメールや電話によって、リードへのアプローチを行います。
一方、BtoCでは、主にメールや各種SNSによって、リードへのアプローチを行います。
各種SNSとは、TeitterやLINE、Facebookなどです。
そのため、BtoC向けのMAツールを選ぶ際には、各配信チャネルへの配信設定を行うことが可能なMAツールを選ぶと良いでしょう。
MAにおけるBtoB向けとBtoC向け違い⑤マーケティングの手法と目的
BtoB向け MAとBtoC向け MAでは、マーケティングの手法と目的も違います。
BtoBでは、商談の機会をつくり出すことがマーケティングの目的です。
そのため、BtoBではMAツールを用いて、見込み顧客の育成(リードナーチャリング)を行います。
一方、BtoCでは、One to Oneで顧客と向き合うことがマーケティングの目的です。
そのため、BtoCではMAツールを用いて、顧客とのコミュニケーションを行います。
BtoB向けとBtoC向けのMAツールでは顧客数やマーケディングの手法などが違う
本記事を読んでいただくことで、BtoB向けとBtoC向けのMAツールでは顧客数や購買までの期間、マーケディングの手法などが違うとご理解いただけたと思います。
MA ツール選定の際には、BtoB向けとBtoC向けの違いを理解して自社に合ったものを選びましょう!
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この記事を書いた人
編集部員 M・S
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