マーケティングオートメーションツールを選ぶ4つのポイント
公開日:2020.01.07 最終更新日:2020.01.10
近年SNSの普及により、人力でマーケティングを行うことに限界を感じている企業様はいらっしゃるかと思います。
マーケティングオートメーションツール(以下MAツール)を使えば、デジタルマーケティングを強化できるだけでなく、今まで人力で行っていたことをシステム化して業務改善をはかることも可能です。
業務効率の向上をはかるためにMAツールを導入しようと思っても、どう選んだらいいか迷いますよね。
そこで、この記事では、MAツールを選ぶ4つのポイントを紹介します。
MAツールを取り入れて、業務効率化をはかろうと考えていらっしゃる企業様は、ぜひご覧ください。
- マーケティングオートメーションツールの選び方
MAツールを選ぶ4つのポイント
MAツール選びのポイントは大きく分けて4つあります。
ポイント①ターゲットは企業か個人か
商材が企業向けなのか個人向けなのかでは、持っている見込み顧客の数や、マーケティング手法、営業によるアプローチ方法などが変わります。
商材のターゲットがBtoB向けかBtoC向けかによってMAツールにも違いがあります。
ターゲットの違いはMAツール選びにも影響を及ぼします。
自社の顧客がBtoBであればBtoB向けのツール、BtoCであればBtoC向けのツールというように、自社のビジネスに合ったツールを選択しましょう。
ポイント②導入の目的を明確にする
MAツールを導入する目的を明確化すると、どんな機能が必要でどんな機能が不要かわかります。
MAツールを選ぶ際に導入の目的は大きく関わります。
業務効率化したいから、売り上げにつなぎたいからという表面的な理由を深掘りする必要があります。
MAツールを導入する前に、自社のマーケティングの課題点を可視化しましょう。
リードの管理に力をいれるべきなのか、自社サイトのアクセスを分析するべきなのかなどを挙げていくと、MAツールで課題点をどのように解決するかが明確になり、時間をかけずにMAツールを選べます。
ポイント③自社の環境に合ったMAツールか
自社のマーケッターが使いこなせるのか
導入後、どんなスキルを持つマーケッターが使うのか、そのマーケッターに合うレベルなのかなどをあらかじめシミュレーションしておきましょう。
多くのMAツールはアメリカから輸入されています。
マーケティング先進国といわれているアメリカのマーケッターに合わせた設計になっています。
日本ではあまりMAツールを使うことが浸透していません。
MAツールを使ったことがないマーケッターも少なくはなので、機能や仕様が日本のマーケッターのレベルと合わないこともあります。
MAツールをスムーズに運用できるように、自社のマーケッターと一緒に選定を行いましょう。
既存のシステムと併せて活用できるのか
MAツールは、SFAやCRMなどとも連携が可能です。
自社で導入したシステムと連携するとより効率的にMAツールを活用できます。
これまでの管理ツールと導入したマーケティングオートメーションツールを併用するのか、全ての管理を導入したツールに移行するのか、一部の必要な情報だけ連携するのか、導入後の運用方法は様々な方法があります。
どのように運用していくのかを前もって検討することが必要ですが、運用方法に合わせた連携や移行ができるのかどうか、ツール選択の際に併せて確認しておきましょう。
マーケティングオートメーションツールと他ツールを連携させるメリットについては、下記の記事をご覧ください。
ポイント④サポート体制はあるのか
サポート体制が自社に合っているかもチェックすべきポイントです。
FAQサイトだけあるのか、チャット・メール・電話で問い合わせができるかなど、開発元によってサポート体制は違います。
初期設定で既存のシステムとつなげる必要がある場合や、社内のマーケッターがツールを初めて使う際などにサポートがあるとMAツールをスムーズに運用できますよね。
担当者のリテラシーに合わせたサポート体制を選びましょう。
最近は、MAツールの運用やコンサルティングに特化した企業もあります。
コンサルティングを受けながら運用を行うのもひとつの手です。
マーケティングオートメーションツールを選ぶポイントは4つあります
MAツールを選ぶポイントは4つあります。
ターゲット層はどこなのか、導入目的を明確化すること、導入後の運用体制にあっているのか、サポート体制はあるのかを紹介しました。
自社の課題点や伸ばしたい点をあげて、どんな機能があったら解決できるか、その解決方法は自社にあっているのかを考えてからMAツールを導入しましょう。
EMEAO!では、簡単なヒアリングのもと、専門のコンシェルジュが最適なマーケティングオートメーションツールをご紹介いたします。
ご相談・ご紹介ともに完全無料ですので、MAツールの導入をご検討中の企業様は、ぜひご相談ください。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。