バンドルカードって何?バンドルカードの導入方法と導入費用も紹介
公開日:2020.06.16 最終更新日:2024.08.16
近年、多種多様な決済手段が増えています。
その中の1つに、バンドルカードという支払いサービスが徐々に浸透してきているようです。
今後、実店舗やECサイト、ゲームアプリを利用しているユーザーから、バンドルカードでの決済を希望されるかもしれません。
そこで、本記事ではバンドルカードとは何か、どんな人が持っているのかをご紹介いたします。
顧客層を広げたいECサイトや実店舗の運営者様はぜひ最後までご一読ください。
関連記事:決済代行会社の失敗しない選び方とは?EMEAO!業者選定ガイド【決済代行】
バンドルカードって何?
バンドルカードとは、専用アプリに登録してお金をチャージすると、Visaカードとして支払いができるスマホ決済アプリです。
2019年1月には100万ダウンロードされた人気の決済アプリになりました。
クレジットカードのようにVisa加盟店で支払いができるインターネット専用のバーチャルカード、実店舗でもインターネットでも使えるリアルカード、海外でも利用可能なリアル+(プラス)の3種類のカードがあります。
通常のプリペイドカードと違って手元に現金がなくてもその場ですぐにチャージができるため、現金がないときでも買い物ができます。
また、前もってチャージしておくことによって、現金よりもスムーズに決済を終えることができます。
バンドルカードはどんな人が持っている?
バンドルカードはクレジットカードではなくプリペイドカードとして扱われているため、利用する際は審査がありません。
年齢制限や収入に関する審査がないため、主なユーザーはクレジットカードを作ることができない10代、大学生や専業主婦です。
また、チャージした分のお金は、ECサイトや実店舗での決済や、ゲームアプリの課金に使われることが多いようです。
店舗への導入方法とかかる費用・期間
ここからは、バンドルカード決済の店舗への導入方法と導入費用を紹介します。
バンドルカード決済の導入方法
バンドルカードを使用できるのはVISA加盟店のみです。
すでに加盟店である場合は、新たな機器などの導入は必要ありません。
まだVISA加盟店ではない店舗がバンドルカードの取り扱いを開始するためには、VISA加盟店になる必要があります。
VISA加盟店になりたいという場合は、VISA加盟店契約会社に申し込んで、必要書類の提出を行って審査を受けましょう。
VISA加盟店契約会社は以下の14社です。
- イオンクレジットサービス株式会社
- 株式会社 クレディセゾン
- 株式会社ジャックス
- 住信SBIネット銀行 株式会社
- すみしんライフカード株式会社
- 株式会社セディナ
- ソフトバンク・ペイメント・サービス株式会社
- トヨタファイナンス株式会社
- 株式会社北國銀行
- 三井住友カード株式会社
- 三菱UFJニコス株式会社
- ユーシーカード株式会社
- 楽天カード株式会社
- Worldpay株式会社
参照:Visa HP
バンドルカード決済の導入にかかる費用の相場
バンドルカード決済の導入費用は「加盟店手数料」と「決済端末機」です。
加盟料は無料~数千円程度と幅があるので、よく選びましょう。
決済端末機は5~8万円程度が相場です。
ただし、すでにVISA加盟店の場合は新たに決済端末を購入する必要はありません。
それぞれの決済代行サービス会社によって、導入にかかる費用やサポート内容などが違います。
比較検討したうえで、自社に最適な決済代行サービス会社を選ぶとよいでしょう。
関連記事:【決済代行ニュース】キャッシュレス決済手数料、経産省が公表の方針
バンドルカードの決済手数料の相場
バンドルカード決済を導入すると、決済が行われるたびに「決済手数料」という費用を加盟店契約会社に支払う必要があります。
決済手数料の料率の相場は3~7%ほどです。
ただし、業種や企業の規模などによって料率が異なるので注意しましょう。
また、同じ業種や企業規模であっても、加盟店契約会社によっても料率が異なることがあります。
そのため事前に複数社を比較することをおすすめめします。
関連記事:店舗側がクレジットカード決済の手数料を安く抑える3つの方法
バンドルカード決済の導入にかかる期間
前述した通り、まだVISA加盟店ではないがバンドルカード決済を導入したいという場合は、まずVISA加盟店になるために必要な書類の提出を行って審査を受ける必要があります。
そのため、バンドルカード決済の導入には数週間から1カ月ほど時間がかかります。
ただし、数週間から1カ月というのはあくまでも目安です。
申し込みが多い時だともっと時間がかかる場合もあるようですので、余裕を持って申し込むようにしましょう。
関連記事:店舗へのクレジットカード決済の導入手数料を各導入方法ごとに解説
バンドルカードはプリペイド式のクレジットカードです
バンドルカードとは、プリペイド式のVisaカードが使えるスマホ決済アプリです。
審査も年齢制限もないため、クレジットカードを持てない学生や専業主婦でも使うことができます。
顧客層を広げたいECサイトや実店舗の運営者様はぜひ導入を検討してみてください。
バンドルカードに対応するには、まずVisaの加盟店になりましょう。
バンドルカード決済を導入するために決済代行サービスの会社をお探しの際は、EMEAO!コンシェルジュにご相談ください。
第三者機関を通過した優良な決済代行サービス会社を、ご要望に合わせて数社ピックアップした上でご紹介いたします。
この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。