防犯カメラで証拠映像を残すために必要な画素数
公開日:2019.09.10 最終更新日:2024.05.14
何か犯罪行為が起きた際に証拠を残すために防犯カメラを設置することが多いでしょう。
ところが、画素数が低い防犯カメラ映像を警察に提出しても、映像が不明瞭なために証拠能力が不十分だといわれてしまうことも……。
本記事では、どれくらいの画素数の防犯カメラであれば証拠能力のある映像を撮れるのか、そしてカメラの種類ごとのおおまかな画素数を紹介します。
証拠集めのために防犯カメラを設置したい事業者様や建物の管理者様は、ぜひ参考にしてみてください。
証拠能力のある防犯カメラ映像の画素数とは?
防犯カメラの機種を選ぶ際、まず気になるにはどれくらいの値段なのか、という点でしょう。
しかし、いくら安くカメラを導入できたとしても、万が一トラブルが起こった際になんの証拠にもならない映像しか撮れないのであれば、本末転倒です。
証拠能力のある防犯カメラ映像とは、人の顔や自動車のナンバーなどがはっきりと映し出されている映像です。
具体的には、100万画素以上ある防犯カメラであれば、十分に証拠能力のある映像が撮れるといわれています。
では、どういった種類のカメラならば、100万画素以上あるのでしょうか?
次に防犯カメラの種類とそれぞれのおおよその画素数についてご紹介します。
なお、画素数の高い防犯カメラ・その他必要な周辺機器も含めた費用相場もご確認いただくことで、機種選定の検討になるでしょう。
証拠能力のある映像が撮れる防犯カメラの種類は?
アナログカメラ【画素数:約35万】
アナログカメラは、同軸ケーブルが使用されているタイプの防犯カメラです。
値段が比較的安価で、設定も簡単なので初心者でもすぐに使えます。
ただし約35万画素と画素数はかなり低めで、映像を拡大してしまうとぼやけた印象になってしまいます。
また使用年数がたつほど、経年劣化で画質が劣化してしまう傾向があります。
そのため、アナログカメラで撮った映像は、証拠能力が不十分とされる可能性が高いでしょう。
大して鮮明な映像が必要のないときに利用することをおすすめします。
メガピクセルカメラ【画素数:約130万】
メガピクセルカメラは、100万画素以上を備えた高画質のカメラです。
最近では、2メガピクセルと呼ばれる、200万画素以上のカメラも発売されています。
メガピクセルカメラで撮った映像は、拡大してもはっきりと判別することができます。
人相や服装はもちろん、レジのお金の種別や商品のラベル等まで識別できるので、証拠能力は十分といえます。
フルHDカメラ【画素数:約210万】
フルHDカメラは、フルハイビジョンでの記録・表示を可能とした防犯カメラで、なんと200万画素以上もあります。
アナログカメラと比べると、約6倍もの画素数です。
その分、大きな画面サイズで撮影することができたり、映像の一部を拡大表示したりすることができます。
フルHDカメラで撮った映像にはもちろん、十分な証拠能力があります。
ただし、容量が大きすぎるため、録画時間が他のカメラよりも短くなってしまうという弱点があります。
また、ネットワークでの遠隔視聴の場合はSD画質への変換が必要なため、メガピクセルカメラよりも画質が落ちてしまいます。
証拠能力のある映像を撮りたいなら、100万画素以上の防犯カメラを選ぼう!
以上、証拠能力のある映像を撮るために必要な防犯のカメラの画素数と、カメラの種類ごとのおおよその画素数をご紹介してきました。
いざというときに警察に提出できるよう、証拠能力のある映像を撮りたいのであれば、100万画素以上あるメガピクセルカメラかフルHDカメラを設置しましょう!
「メガピクセルカメラとフルHDカメラのどちらにすればいいか迷う……」
「さっそく証拠集めのために防犯カメラを設置したい!」
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。