ワイドダイナミックレンジ機能を搭載した防犯カメラの特徴
公開日:2019.09.26 最終更新日:2024.05.14
多くの防犯カメラには、『ワイドダイナミックレンジ機能』という機能が搭載されています。
初めて防犯カメラを選ぶ事業者様にとっては、この機能がどのような機能か分からないという方も多いのではないでしょうか?
防犯カメラを選ぶ際に分からない機能があると、不安になりますよね。
そこで今回は、防犯カメラのワイドダイナミックレンジ機能の特徴とそのメリットを解説していきます。
初めて防犯カメラを選ぶ事業者様は、ぜひご一読ください。
また、こちらの防犯カメラそのものの導入費用相場をご確認いただくことで、機種選定がしやすくなります。
ワイドダイナミックレンジ機能とは?何ができる?
ワイドダイナミックレンジ機能とは、明るい場所と暗い場所の差が激しい場所でもくっきり見えるよう、光の調整を自動で行う機能のことです。
たとえば、西日が差し込む非常に明るい場所をカメラで撮ると、被写体が暗くつぶれてしまうことはないでしょうか?
また、外が暗い時に室内から外を撮ると被写体が白く飛んでしまうことがあるかもしれません。
このように明るさの差が大きい場所の撮影でも、ワイドダイナミックレンジ機能で光を自動調整することで、被写体がくっきりと見えるように撮影することができます。
ワイドダイナミックレンジ機能の仕組み
ワイドダイナミックレンジ機能付きの防犯カメラは、通常の防犯カメラの2倍のスピードでシャッターを切って画像を撮っています。
なぜ2倍もの画像を撮影する必要があるかというと、半数は明るい被写体向けの撮り方をして、もう半数は暗い被写体向けの撮り方をしているからです。
その後、撮影した明暗の違う2種類の画像をデジタル信号処理で合成し明暗差が少ない映像に変換することで、被写体がくっきりと見える映像にできるという仕組みです。
ワイドダイナミックレンジ機能付きの防犯カメラを設置するメリットは?
通常の防犯カメラでは、窓際やエントランスといった西日が差し込む場所の明暗差には対応できず、人物をはっきりと写すことができない場所や時間帯があります。
もしその場所や時間帯に不審者が訪れた場合、映像に人物は映し出されているのに顔や服装までは分からず、犯人が特定できないというになります。
そこでワイドダイナミックレンジ機能付きの防犯カメラを設置することで、明暗差が大きい場所や時間帯でもくっきりと写すことができるというメリットがあります。
もし犯人がカメラに映りにくい時間帯を狙って犯行をしたとしても、はっきりとした証拠を残っているので安易に犯人を特定することができます。
ワイドダイナミックレンジ機能付きの防犯カメラは明暗差の大きい場所の撮影が可能
以上、ワイドダイナミックレンジ機能の特徴とそのメリットについて解説してきました。
通常の防犯カメラでは西日が差し込む窓や、窓が少なくて暗くなりがちな部屋など明暗差が大きい場所の撮影をすると、被写体がつぶれてしまって綺麗に撮影できません。
しかし、ワイドダイナミックレンジ機能付きの防犯カメラならば、明暗差が大きい場所でも問題なくはっきりとした映像を撮影することができます。
そのため、時間帯によって明暗差が大きくなりがちの場所への設置するほうがよいといえるでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。