2020.02.20

翻訳と通訳、実は全く異なる?違いをわかりやすく解説します

8cc4c5ff6f045eea9390c6f20cec1150 - 翻訳と通訳、実は全く異なる?違いをわかりやすく解説します

この記事を書いた人

IMG 7040 300x300 - 翻訳と通訳、実は全く異なる?違いをわかりやすく解説します

編集部員 城下

EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!

特定の文書を、意味を変えずに外国語へ変えることを翻訳と言います。
EMEAO!では、ビジネス関係の文書に強みのある翻訳会社様を多数掲載しています。

翻訳と似たような印象のある職業で、「通訳」があります。
ニュースなど、日常の場面でたびたび耳にする通訳。
翻訳とはどのような違いがあるのでしょうか?

本記事では、翻訳と通訳の違いを解説します。
両者への理解を深め、翻訳の外注を依頼したい事業者様はご一読ください。

この記事でわかること
  • 翻訳と通訳の違い
  • 翻訳と通訳の共通点

翻訳と通訳の違いとは?

ここからは、翻訳のと通訳の違いを大きく3つに分けて解説していきます。

違い①仕事の内容

一番大きな違いは、仕事の内容です。
翻訳者の仕事は、文書を元の言語から別の言語へと置き換えること。つまり、扱うものは文書、テキストです。
企業経営に必要な文書を扱う産業翻訳や、小説など書籍を扱う出版翻訳、海外の映画などを翻訳し字幕テキストを扱う映像翻訳などが該当します。

通訳者の仕事は、会話の内容を口頭で別の言語で伝えることです。形のあるものを扱ったり、形に残すのではなく、自身の口で表現し相手に伝えます。
商談の場で活躍するビジネス通訳、国際ニュースなどの放送通訳、外国人観光客に自国の案内を行う通訳ガイドなどをさします。

扱うものが目視して「読む」言葉なのか、目に見えない「聞く」言葉なのか。
また、言語を置き換えたものを「書く」のか、自身の口から「話す」のかという点が異なるため、仕事内容に違いが出てきます。

違い②仕事の進め方

翻訳は、まず事前に用意された膨大な文章量の原稿があり、その原稿を納期までに仕上げます。
また、文書を訳するだけではなく、クライアントの希望している表現に修正するという作業もあり、ひとつの原稿にじっくりと向き合って進めるのが翻訳です。

対し、通訳はスピード感が違います。
通訳の場合は、事前に用意されたものではなく、その場で発せられた話の内容を即座に理解し、リアルタイムで訳していきます。
1対1の会話を1人で対応することもあれば、数十人単位での会議の通訳を複数人の通訳者と連携して行うこともあります。

両者の仕事の進め方に着目していくと、対象への向き合い方と、ひとつの対象と接する時間という点が異なります。

違い③必要なスキル

翻訳と通訳は、求められるスキルも違います。
翻訳の場合は、専門的な原稿を扱う際に必要な資料を集める調査力や、単調な文章とならないよう奥行きのある翻訳文を執筆する表現力が主に求められます。

通訳の場合は、即座に話の内容やその場の状況を把握する理解力と、相手に分かりやすく説明するための技術が不可欠です。
高度なコミュニケーションスキルと言い換えてもよいでしょう。

前項までで解説した、仕事内容および仕事の進め方によって、この部分に違いが出ています。

翻訳と通訳の共通点はあるのか?

仕事内容、進め方、必須スキルと、多くの点が異なる翻訳と通訳。
しかし、違いだけではなく、共通点も多くあります。

まず前提として、どちらも高い語学力、および語彙力は必須です。
自国の言語と外国語の両方に深い造詣があり、TPOや話のトーンに合わせた多彩な表現を行うことが求められます。

また、実は現場の翻訳者や通訳者本人の努力だけではなく、より質を高めるためには依頼者側の協力も重要であるという点も共通しています。
翻訳の依頼であれば、参考資料の提出や翻訳文書の利用目的、希望する表現などを詳しく伝えることで質の高い翻訳が実現できます。
通訳の場合も本質的には同じで、資料の提供や、現場に入る前の打ち合わせをきちんと行うことで通訳者の本領が発揮されます。

そして両者は、「人と人のコミュニケーションを円滑にするための仕事」という点でも共通しています。
書き言葉であっても話し言葉であっても、通訳者や翻訳者がより適切な表現を加えることで、人々は外国語という言葉の壁を越えて相手の伝えたいことを理解し、自分の気持ちを伝えることができます。

繊細な文字の表現を主とする翻訳と、瞬発的なコミュニケーションを行う通訳は、目的や必要スキルが違います

今回は、翻訳と通訳の違い、および共通点について解説しました。
両者の活躍する場面や得意分野がご理解いただけたでしょうか。

ビジネスにおける書類など、形のあるテキストを別の言語に変換したい場合は翻訳者に依頼しましょう。
海外のクライアントとの商談などリアルタイムの会話の変換を求める場合は通訳者の出番です。

EMEAO!では、契約書や営業資料、決算書といったビジネス関係の書類の翻訳に強みをもつ翻訳会社をご紹介可能です。
専門のコンシェルジュが貴社に最適な会社を完全無料でご紹介しますので、事業に関する書類で翻訳の外注をお考えの事業者様は、EMEAO!へお気軽にお問い合わせください。

翻訳会社の関連記事
発注したいジャンルを選択する