
業務用エアコンと家庭用エアコンの3つの違い
公開日:2021.04.12 最終更新日:2021.08.19
本記事では、業務用エアコンと家庭用エアコンの違いを解説します。
エアコン選びにお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
業務用エアコンと家庭用エアコンの違い
業務用エアコンと家庭用エアコンにはさまざまな違いがあります。
大きな特徴として、以下の3つが挙げられます。
- 馬力・電圧の違い
- 設置工事の方法
- 電気料金の契約方法
違い①馬力・電圧の違い
業務用エアコンと家庭エアコンの大きな違いの1つとして、馬力や電圧が異なることが挙げられます。
一般的に家庭用エアコンで使用する電源は、交流(単相)100Vまたは200Vです。
一方の業務用エアコンでは、三相200Vの電源が必要となります。
単相200Vの電源は、ほとんどの一般家庭で備え付けられています。
しかし、業務用エアコンに必要な三相200Vの電源は、別途契約しなければなりません。
違い②設置工事の方法
業務用エアコンと家庭用エアコンは、設置工事の方法も異なります。
家庭用エアコンは、電源を接続して室内機と室外機を設置するだけで簡単に取り付けられます。
一方業務用エアコンは、室内機が天井に埋め込まれている場合は大規模な工事が必要になります。
また、エアコンを交換する場合は天井などの工事に加えて、使用済みフロンガスの回収・配管洗浄作業も必要です。
そのため、業務用エアコンの取り付けや交換の際は専門業者に依頼しなければなりません。
さらに、業務用エアコンは1台の室外機に複数の室内機を組み合わせて活用できるため、別途接続なども必要になります。
違い③電気料金の契約方法
業務用エアコンと家庭用エアコンでは、使用する電力会社との契約内容にも違いが生じます。
使用する電圧の違いから契約方法が異なり、家庭用エアコンの場合は一般的な電灯契約での利用になります。
一方で業務用エアコンは、三相200Vのため「高圧契約」または「動力(低圧電力)契約」が必要になります。
これらの契約は、家庭用の電灯契約よりも複雑である場合が多いです。
たとえば、高圧契約の場合最大需要電力によって電気代が変動するなどの特徴があり、使用電力の大きい施設・建物が契約しています。
業務用エアコンと家庭用エアコンの大きな違いは電圧や工事・契約方法
以上、業務用エアコンと家庭用エアコンの3つの違いを解説してきました。
家庭用エアコンと業務用エアコンは機器の構成・使用電源・能力・契約内容・設置工事の難易度などの面で大きな違いがあります。
店舗やオフィスなどで業務用エアコンを取り付ける場合には、専門業者に相談をすることが大切しょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
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