ビジネスホンの新品購入・中古購入・リースのトータルコストの相場とは
公開日:2019.12.25 最終更新日:2021.05.07
※この記事は2020年5月27日に更新されました
ビジネスホンをオフィスに設置する際、新品購入のほかにリース契約・中古品購入などの手段があげられます。
それぞれの契約方法によって、コストがどのように変わるのか分からない事業者様も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、ビジネスホン設置におけるトータルコストの相場を、新品・中古品購入、リース契約の方法別に計算していきます。
ビジネスホンの設置にお悩みの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
なお、こちらのビジネスホンの機能や特徴をご覧いただくことでコストの把握がしやすくなるでしょう。
ビジネスホン設置におけるトータルコストの計算方法
ビジネスホン設置におけるトータルコストの計算は、購入(新品・中古品)とリースで異なります。
以下に計算式をまとめました。
ビジネスホン設置におけるトータルコストの計算式
【購入の場合】
電話機(機器本体)+主装置(PBX)+工事費=総額
【リース契約の場合】
電話機(機器本体)+主装置(PBX)+工事費+リース手数料の総額=総額(支払は月額課金)
ビジネスホンを新品・中古品購入した場合とリースの場合の価格相場
ビジネスホンの価格相場は、購入(新品・中古品)の場合は10~30万円前後、リースは15~40万円前後です。
以下は、電話機本体・主装置・工事費それぞれの価格相場を1台あたりで計算した表です。
購入(新品・中古)の1台あたりの価格相場
新品 | 中古 | |
電話機本体 | 15,000円~40,000円ほど | 4,000~12,000円ほど |
主装置 | 100,000~300,000円ほど | 100,000~300,000円ほど |
工事費 | 10,000~20,000円ほど | 10,000~20,000円ほど |
総額 | 125,000~360,000円ほど | 114,000~332,000円ほど |
5年リース(リース料2%)の1台あたりの価格相場
電話機本体(新品) | 15,000円~40,000円ほど |
主装置 | 100,000~300,000円ほど |
工事費 | 10,000~20,000円ほど |
月額リース料 | 2,500~7,200円ほど |
総額 | 150,000~432,000円ほど |
ビジネスホンをリース契約する際は、手数料が上乗せされるため新品購入する際よりも総額は高くなります。
その代わり、初期費用なして機器を購入でき、月々で支払う料金はかなりリーズナブルになります。
上記の表からもわかるように、5年リースした際の月額リース料の相場は2,500~7,200円であり、契約期間が長いほどにリース料金は安くなっていく傾向にあります。
初期費用を抑えたいケースにはお勧めの契約方法といえます。
ビジネスホンのリース料金相場の詳細については、こちらのビジネスホンリース料金相場表をご確認ください。
また、電話機本体や主装置は機種によって価格差が大きくあり、工事費やリース料は依頼する業者によって設定している価格が大きく異なります。
そのためビジネスホンを設置する際は、複数の業者から価格の見積もりを出してもらってから価格相場と比較することが重要です。
電話機・主装置を価格面から選ぶときのポイント
ビジネスホンのトータルコストは、電話機本体と主装置の価格が大半を占めているため、選ぶ機種によってはトータルコストが相場から大きく外れる場合があります。
なぜなら、搭載されている機能や性能によって設定されている価格が大きく異なるため、主装置や電話機本体の価格の明確な相場はないからです。
また、ビジネスホンの開発サイクルが短く、性能は最新モデルと変わらなくても型落ちしたモデルは値崩れを起こしやすいことも影響しています。
最新機能にこだわりがない場合は、トータルコストを抑えるために数世代前のモデルの購入も視野に入れるとよいでしょう。
ビジネスホンを中古購入するリスクとは?
ビジネスホンをなるべく安く導入する方法として、中古のビジネスホンをお考えの事業者様もなかにはいらっしゃると思います。
しかし、中古ビジネスホンにはメリットももちろんありますがそれに伴うリスクもあります。
以下に、中古ビジネスホンを選ぶメリットとデメリット(リスク)をまとめました。
メリット
- 圧倒的に価格が安い
- 使い方ある程度ネットに載っている
- 基本的な機能は新品と変わらない
デメリット
- 故障のリスクが高い
- 保証がついていないケースがほとんど
- 増設が難しい
- 停電時などに設定データが消える可能性がある
ビジネスホンの価格相場は購入の場合10~30万前後、リースは15~40万前後
以上、ビジネスホン設置にかかる価格相場を新品・中古購入、リースの3契約別に解説してきました。
ビジネスホンは数年単位で新製品がリリースされるため、最新機能にこだわりがなければ最新機種よりも型落ちしたモデルを選ぶと、価格が安く抑えられます。
また、ビジネスホンの明確な相場はありませんが、あまりにも安すぎる場合は何か問題点があるケースが多いので注意しましょう。
とはいえ、事業者様自身が判断して最適な機種を見極めるのは非常に難しいことです。
可能ならプロの業者に依頼して、相談に乗ってもらってから最適な機種の提案と見積もりを出してもらうことが失敗しないコツです。
そこで、EMEAO!にお問合せいただければ、ビジネスホンリースに対応した優良な業者を無料で事業者様にご紹介します。
ビジネスホンの導入で絶対失敗したくない!という方は、ぜひお問合せください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!