CRMのスマホ活用で売上アップと働き方改革が見込めます!
公開日:2019.12.16 最終更新日:2020.07.20
「より多くの顧客を獲得したい」
「顧客満足度を上げて、長期的な関係を続けたい」
経営者ならば、誰しもそう感じるのではないでしょうか。
しかし、営業担当者にとって負担となるような過度な業務は避けたいところです。
スマホにモバイルCRMを導入すれば、現場の負担軽減と効率の良い営業活動、両方の実現が期待できます。
本記事では、モバイルCRMの概要やメリットを詳しく解説していきます。
自社の営業活動の改善をお考えの事業者様は、ぜひご覧ください。
スマホで営業活動が行える!モバイルCRMとは?
モバイルCRMとは、顧客管理システムのひとつであるCRMのスマホアプリのことをさします。
顧客データの管理・分析や報告書の作成といったCRMの基本的な機能のほか、スマホという端末を活かしたより便利な機能も多く搭載されています。
スマホならではのCRMの機能一例
- 名刺の撮影・自動登録
- リマインダー通知
- 外出中の営業担当者の現在地取得
- 移動ルートの提案
モバイルCRM導入のメリット
スマホでCRMを利用できるようになると、営業活動において大きなメリットを実感できる可能性があります。
ここからは、3つのメリットを紹介します。
メリット①顧客満足度の向上
スマホでCRMを活用することにより、商談の場における顧客満足度の向上が期待できます。
例えば、商談後に顧客の課題を一旦社内へ持ち帰り、社内での情報確認や相談を経て対応する従来の営業スタイルでは、どうしても解決までに時間がかかってしまいます。
しかし、営業活動に必要な情報のすべてが搭載されているCRMがスマホによっていつでも確認できることにより、「一旦社内へ持ち帰る」というフローを短縮することができます。
最新の自社情報をスマホで確認し、その場で最適な提案を行うことができるため、悩みの相談から対応までの時間が短縮され、顧客満足度の向上につながります。
メリット②ワークライフバランスの改善
営業は、外出が多く取引先の希望によりスケジュールが変動することも多い業務です。
そのうえで、会社へ寄ることや他のメンバーとスケジュールを合わせるということが必要になる場面もあります。
小さな手間の積み重ねが長時間の残業や自宅への持ち帰り業務となり、肉体的・精神的に疲弊してしまうことも考えられます。
モバイルCRMの導入により、営業のワークライフバランスの改善が見込めます。
例えば、スマホから報告書を作成して共有する機能や、交換した名刺を即座に登録する機能があるため、報告のために一旦オフィスに寄る必要がなくなります。
従来はミーティングで都度確認していた進捗などもスマホで確認ができるため、大幅な時間短縮が実現できます。
また、スマホでほぼすべての業務が完結できることにより、業務形態をテレワークに移行することも可能です。
メリット③より多くの顧客に提案を
メリット②【ワークライフバランスの改善】で解説したように、スマホでCRMを活用することにより一旦帰社する必要性が減り、業務の効率化が見込めます。
そのため、新規開拓や既存顧客との関係向上に時間を割くことができます。
モバイルCRMにはスマホの位置情報を利用した便利な機能があります。
現在地付近の顧客を表示するほか、効率よく複数の顧客へ訪問するルートを自動作成するものもあります。
業務の効率化による時間の有効活用と、スマホならではの機能を利用してより多くの顧客に提案をし、売上アップが期待できます。
CRMをスマホで活用すると、社員と顧客の双方にメリットがあります
いかがでしたか?
今回は、スマホでCRMを利用するメリットについて解説しました。
日常的に持ち運ぶスマホにCRMを導入することにより、社員の負担軽減や顧客への迅速な提案、また時間の有効活用による新規開拓が見込めます。
本記事を参考に、自社へモバイルCRMの導入を検討してみてください。
この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!