名刺管理システムとSFAとの3つの違いとは?
公開日:2020.01.17 最終更新日:2020.01.28
顧客の情報をデータ化して管理したいとき、まず候補となるのは名刺管理システムとSFAですよね。
しかし、両者の機能には大きな違いがあります。
そこで当記事では、名刺管理システムとSFAとの3つの違いをご紹介します。
顧客情報の管理をどのシステムで行おうかお悩みの事業者様は、ぜひ参考になさってください。
・SFAとは何か
・名刺管理システムとSFAとの3つの違い
名刺管理システムとは?
名刺管理システムとは、 名刺に書かれた情報をサクッと管理し有効活用することを目的とするツールです。
紙の名刺に書かれた情報を電子化して管理するだけの、シンプルなシステムです。
SFAとは?
SFAとは、多様なサービスおよび製品を販売するセールスフォース(営業部隊)に対し、多角的な面から営業支援をおこなうことで、営業力の強化を目的とするシステムのことです。
SFAは、「Sales Force Automation」の頭文字をとったもので、日本語では「営業の自動化」や「営業支援システム」と呼ばれます。
具体的には、企業の営業活動全般にわたる情報をデータ化し、蓄積、管理および分析を行います。
SFAと名刺管理システムの3つの違い
以下からはSFAと名刺管理システムの3つの違いをご紹介します。
違い①機能
名刺管理システムの機能は以下の通りです。
名刺管理システムの機能
- 名刺管理システムの機能
- 名刺情報のデータ化機能
- 名刺情報の検索・閲覧機能
- マルチデバイス対応
SFAの機能は以下の通りです。
SFAの機能
- 顧客情報の管理機能
- 案件情報の管理機能
- 営業活動の管理機能
- 商談内容の管理機能
- 売上予測・予実管理など
違い② 管理できる顧客接点
名刺管理システムの顧客接点は以下の通りです。
名刺管理システムの顧客接点
- 営業プロセス(既存顧客や営業訪問した顧客との接点)
- マーケティングプロセス(セミナーなどで名刺交換したシステムや問い合わせユーザー)
- その他のビジネスプロセス(提携先や交流会などで会った顧客)
SFAの顧客接点は以下の通りです。
SFAの顧客接点
- 営業プロセス(既存顧客や営業訪問した顧客との接点)
違い③目的
名刺管理システムは、純粋に名刺に書かれた個人情報を管理するのが目的です。
一方、SFAは、営業活動の効率アップやチームでの営業力の強化を行うことが目的です。
名刺管理システムは幅広い名刺情報のデータ化をするもの、SFAは名刺情報を営業活動に活かすためのもの
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、名刺管理システムとSFAとの3つの違いがご理解いただけたと思います。
名刺管理システムは幅広い名刺情報のデータ化をするもの、SFAは名刺情報を営業活動に活かすためのものです。
顧客を管理するためのシステム導入をご検討中の事業者様は、ぜひEMEAO!コンシェルジュまでご相談ください。
貴社のご要望や状態をお聞きし、最適なシステムをご案内いたします。
この記事を書いた人
編集部員 M・S
編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!