マーケティングオートメーションツールで自動化できる6つの作業
公開日:2020.01.08 最終更新日:2020.11.12
「マーケティングオートメーションツールをつかうと、どこまでマーケティングを自動化できるんだろう?」
と疑問をお持ちの事業者様やご担当者様もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで当記事では、マーケティングオートメーションツールで自動化できる6つの基本作業をご紹介します。
マーケティングオートメーションツール導入後の運用イメージがつかず、導入をためらっている事業者様やご担当者様は、ぜひご一読ください。
マーケティングオートメーションツールで自動化できる基本的な6つの作業
マーケティングオートメーションツールでどんな作業が自動化できるかは、ツールごとに差があります。
以下では、多くのマーケティングオートメーションツールに搭載されている基本的な機能を、6つご紹介します。
1つ1つの機能で可能となる作業を、現在の自社のマーケティング担当者や営業担当者の作業と照らし合わせ、どう業務を効率化できるか、どのようにビジネス成長に活かせるかも、一緒に確認していきましょう。
自動化できる作業①見込み顧客情報の収集および管理(リードジェネレーション)
マーケティングオートメーションツールでは、見込み顧客情報の収集および管理(リードジェネレーション)をする作業を自動化することが可能です。
具体的には、会員登録やアンケート回答時、資料ダウンロード時にWebサイト上に入力された個人情報を、マーケティングオートメーションツールが自動的に収集し、見込み顧客や顧客データとして蓄積します。
これにより、これまで受け取りっぱなしであったり、分類および整理に時間のかかっていた顧客の個人情報をスムーズに管理することができ、これら単純作業に掛かっていた時間を削減することができ、管理業務の効率化を図ることが可能に。
更には、情報の管理に手がかからなくなることで、様々な分析に取り組む余力が必然的に生じます。
これを活かしてマーケティング施策を行うことで、ビジネス成長に活かすことができます。
自動化できる作業②見込み顧客のオンライン・アクティビティ(行動ログ)の情報収集および管理
マーケティングオートメーションツールでは、見込み顧客のオンライン・アクティビティ(行動ログ)の情報収集および管理をする作業を自動化することが可能です。
具体的には、マーケティングオートメーションツール顧客の自社サイトにおける閲覧時間や閲覧履歴といったWebサイト上での行動をトラッキングし、顧客毎にそれらのログ(履歴)を管理します。
これにより、見込み顧客や顧客の行動パターンや思考などの把握をすることが、そして従来ではほぼ不可能であった、具体的なパーソナライズ化ができるようになり、分析業務の効率化につながります。
パーソナライズ化により1人1人のニーズをくみ取り寄り添うことは、昨今のビジネスにかかせません。
マーケティングオートメーションツールにより得られたオンライン・アクテビティログを積極的に企画やシナリオ設計に活かすことで、ビジネス成長に取り組むことができます。
自動化できる作業③メールマーケティング
マーケティングオートメーションツールでは、メールマーケティング作業を自動化することが可能です。
具体的には、指定した条件や、特定の条件に当てはまる見込み顧客や顧客に対して、マーケティングオートメーションツールが自動的にメールを送信したり、それらに対するレスポンスを収集したりといった、メールマーケティングを行います。
これにより、見込み顧客や顧客へのアプローチやフォローを、適切なタイミングで漏れなく行うことが可能となり、営業業務の効率化をはかることが可能に。
昨今はサブスクリプションモデルをはじめ、『継続して利用してもらう』ことが重要です。
メールマーケティングを活用することで、継続利用に必要な顧客との接触機会を増やすことで、ビジネスの成長につなげることができます。
自動化できる作業④コンテンツ最適化
マーケティングオートメーションツールでは、コンテンツを最適化する作業を自動化することが可能です。
具体的には、Webサイトのコンテンツやそこで表示する広告を、見込み顧客および顧客の属性や行動ログから、最も適していると推測されるものを選び、配信することができます。
これにより、それぞれの見込み顧客や顧客にパーソナライズ化した、効果の高い情報提供やオファーを行うことができ、マーケティングにおける分析および推測といった類の業務の効率化が可能に。
このコンテンツ最適化は、前述したパーソナライズ化の結果であり、ビジネス成長に大変効果的な施策です。
なぜなら、ユーザーのニーズに応じたオファーを行うことで、ターゲットを絞り込み、精度を上げることができるからです。
自動化できる作業⑤ソーシャルメディアとの連携
マーケティングオートメーションツールでは、ソーシャルメディアとの連携をする作業を自動化することが可能です。
具体的には、FacebookやTwitterといった各種ソーシャルメディアへの投稿を、あらかじめ任意に指定した条件に応じて、マーケティングオートメーションツールが自動的に行います。
これにより、見込み顧客や顧客への、定期的および頻繁なコミュニケーションを簡単に取ることができるようになり、営業業務の効率化が可能に。
昨今では、新聞よりもソーシャルメディアで情報を得るといった層が厚くなってきているため、ソーシャルメディアで自社の認知度向上への取り組みや、ユーザーとの接触を行うことは、ビジネス成長のチャンスとなります。
自動化できる作業⑥スコアリング
マーケティングオートメーションツールでは、スコアリング作業を自動化することが可能です。
スコアリングとは、見込み顧客や顧客の属性や行動ログを、マーケティングや営業における接触優先度に換算した数値付けのことです。
これにより、見込み度の高い顧客を洗い出すことができ、効果的な営業のタイミングを知ること、それらを推し量るに必要だった顧客分析に関する業務の効率化が可能に。
ビジネス成長に欠かせない、優先順位をつけ、時機を見つけることが容易かつ高精度で行えます。
マーケティングオートメーションツールで自動化できる作業は、主にリードの情報収集・管理・条件に応じた接触
マーケティングオートメーションツールで自動化できる作業が何か、どう業務を効率化できるか、どのようにビジネス成長に活かせるか、イメージできたでしょうか。
マーケティングオートメーションツールを導入すれば、主にリードの情報収集・管理・条件に応じた接触をする作業を自動化・最適化して、より多くの顧客や利益を得ることができます。
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この記事を書いた人
編集部員 M・S
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