
4種類の複合機の保守契約サービスそれぞれの特徴
公開日:2019.10.28 最終更新日:2021.08.04
複合機の導入の際に加入する保守契約ですが、契約の種類によってサービス内容が違うことをご存じでしょうか?
しかし、一般的にメーカーが機種ごとに加入できる保守契約を設定しているため、どの契約にするかは自分で選べません。
加入する保守契約の内容が分からないと不安になりますよね。
そこで本記事では、よく耳にする複合機の4種類の保守契約についてそれぞれ詳しく紹介していきます。
複合機の保守契約について理解を深めたい方は、ぜひ最後までご覧ください。
複合機におけるよく聞く4種類の保守契約
複合機に設定されている主な保守契約は以下の4点になります。
本記事では、この4点についてそれぞれ詳しく紹介していきます。
複合機における4種類の保守契約
- カウンター保守契約
- キットトナー保守契約
- スポット保守契約
- 年間保守契約
契約方式①カウンター保守契約
カウンター保守契約とは、契約時に設定されたモノクロとカラーの料金設定に基づいて、月間の印刷枚数により料金が変動する契約です。
業者によっても異なりますが、保守サービスの内容には一般的に以下の項目が含まれます。
カウンター保守契約のサービス内容
- 故障の際の修理
- 修理の際の出張
- 定期点検
- トナーやドラムなどの消耗品の補充
- コピー用紙代
※いずれの項目も、契約内容によっては、別途料金になる場合があります。
ただし月間印刷枚数が少ない場合でも、数千円程度の最低料金は発生します。
契約方式②キットトナー保守契約
キットトナー保守契約とは、修理費を含んだ専用のトナーを購入する契約です。
契約期間は、5年間またはトナー残量が無くなるまでとされています。
基本的な保守内容は以下の2点です。
キットトナー保守契約のサービス内容
- 故障の際の修理
- 修理の際の出張
- 修理に使用する部品
つまり、契約期間内に故障した場合、修理に関わる出張費や部品交換代などがかからないというわけです。
ただし、純正品以外のトナーを使用した場合は保守対応外となる可能性があります。
契約方式③スポット保守契約
スポット契約とは、中古の複合機のみに適用される保守契約です。
故障や不具合が発生したときに、その都度修理依頼ができます。
修理だけを依頼する契約なので、トナーや用紙などの消耗品を自社で選べる自由度の高さはあります。
しかし、修理費用や消耗品代などはメーカーと機種により大きく変わるので、注意が必要です。
契約方式④年間保守契約
年間保守契約とは、キヤノン独自の保守契約です。
1年の単位で保守サービスを契約し、トナーやドラムなどの消耗品は自費で購入する契約とされています。
保守サービスの内容には以下の項目が含まれます。
年間保守契約のサービス内容
- 故障の際の修理
- 修理の際の出張
- 定期点検
※いずれの項目も、契約内容によっては、別途料金になる場合があります。
つまり、契約者が一括で1年分の契約料金を支払うことで、その間の修理・メンテナンス料金は無料で受けられます。
ただし、先述した通りトナーは純正品以外も使用可能ですが、修理時にサポート対象外になる場合があるので注意しましょう。
4種類の保守契約をよく理解しましょう
今回は、複合機の保守契約の4つの種類について解説してきました。
この記事を読んでいただくことで、複合機の保守契約ついてご理解いただけたかと思います。
複合機の保守契約は、主に「カウンター保守契約」「キットトナー保守契約」「スポット保守契約」「年間保守契約」の4種類に分かれています。
一般的に保守契約は機器によって決まっていて、契約者は選択できません。
しかし、購入する機器の機能によって、最適な契約が設定されているため損をすることはないでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





