マンションへの防犯カメラの設置効果3選!設置場所や注意点も紹介
公開日:2020.02.12 最終更新日:2024.05.15
※この記事は2020年5月21日に更新されました。
入居者や入居希望者の防犯意識が向上しつつある昨今、防犯カメラを設置するマンションやアパートが増えています。
「うちのマンションにも防犯カメラを設置した方がいいとは思うけど、管理や設置費用の負担がなぁ…」
そうお悩みの管理者様も多いのではないでしょうか?
そこで本記事では、マンションに防犯カメラを設置すると得られる効果と、効果が出やすい設置場所、設置時の注意点を紹介します。
防犯カメラを設置する負担に対するメリットが薄いとお感じのマンションの管理者様は、ぜひご一読ください。
なお、こちらの防犯カメラの導入や設置にかかる費用の相場もご確認いただくことで、導入の検討材料となります。
マンションに防犯カメラを設置すると得られる3つの効果とは?
マンションに防犯カメラを設置する具体的なメリットは、主に以下の3つです。
マンションに防犯カメラを設置するメリット
- 空き巣や悪徳セールスの侵入を抑止する
- 事件・事故の現場証拠を記録として残せる
- 入居者のマナー意識の向上につながる
以下からは、それぞれのメリットをざっくり紹介していきます。
メリット①空き巣や悪徳セールスの侵入を抑止できる
防犯カメラを設置すると、マンションで起こる犯罪を未然に抑止する効果があります。
たとえば、空き巣は侵入を企てる建物に防犯カメラが設置されているのを見ると、警戒してターゲットを変える傾向があります。
また、悪徳セールスも同様に、証拠映像として自身の行いが残ってしまうことを考えて防犯カメラのあるマンションには近づかないでしょう。
つまり、空き巣や悪徳セールスの後ろ暗い心理を利用して、犯罪そのものを防ぐことに防犯カメラは役立つというわけです。
メリット②二次被害を最小限にとどめられる
防犯カメラによって残された記録映像を活用することによって、事件や事故が起きた際に二次被害を最小限にとどめることができます。
いくら防犯カメラを設置すると威嚇効果があるとはいっても、不審者が侵入してくることもあります。
しかし、万が一不審者が侵入してしまった際に、いち早く記録映像から人物像を把握して、居住者に注意喚起をすることが可能です。
メリット③入居者のマナー向上につながる
防犯カメラによって撮影していることを周知しておけば、多くの人が共有部分でトラブルが起こらないように気を付けて行動するようになり、マンション全体の入居者のマナーが向上するでしょう。
防犯カメラは外部のトラブルだけでなく、居住者同士や、居住者と管理者間のトラブル抑止にもつながるということです。
防犯カメラの効果を高められるマンション内外の設置場所4つ
ご紹介してきたように、防犯カメラをマンションに設置すると多くの効果が得られます。
ここからは、その設置効果をより高めることができる設置場所をマンションの内外から4箇所ご紹介します。
設置場所①エントランス
まず防犯カメラを設置しておきたいのは、マンション内で最も人の出入りが多いエントランスです。
もしもマンション内でトラブルが起こった際にも、エントランスを出入りしている人物を映像で確認すれば、犯人の特定に役立てることができます。
また、外からも人目に付きやすいエントランスに防犯カメラを設置することによって、侵入者への威嚇効果も期待できます。
設置場所②エレベーター
エレベーターがついているマンションであれば、短時間とはいえ密室になるエレベーターにも防犯カメラを設置することをおすすめします。
エレベーターは扉が閉まれば人目がなくなるため、器物破損なストーカー行為などのトラブルが起こりやすい場所です。
そのため、防犯カメラで様子を記録しておくことによってそういったトラブルを抑制し、さらにトラブルが起こってしまった際にも早期解決に繋げられます。
設置場所③駐車場や駐輪場
マンションの敷地内に駐車場や駐輪場があることも多いはずです。
人の出入りが多く事故が起こる危険性もある駐輪場や駐車場にも防犯カメラを設置するようにしましょう。
まず、駐車場や駐輪場の様子を記録しておくことによって、車上荒らしや自転車の盗難などを抑制し、万が一起こってしまったとしても犯人特定に役立てることができます。
また、マンションに不審者が侵入する際、犯人が自転車や車で来ること考えられます。
そのため、駐車場や駐輪場の撮影映像から、車のナンバーや自転車の特徴を確認して犯人を特定できることがあるのです。
さらに、駐輪場や駐車場で事故が起きた場合、事故の詳細を知るために防犯・監視カメラの映像が役立つこともあります。
設置場所④ゴミ捨て場
マナー違反や不法投棄が起こるゴミ捨て場にも防犯カメラの設置をおすすめします。
たとえば、指定された曜日にゴミを出していなかったり指定のごみ袋を使っていないなどゴミ出しのマナーが理由で、入居者同士やと入居者と管理者様の間でトラブルが発生することもありますよね。
防犯カメラをゴミ捨て場に設置して、そのことをマンションの入居者に周知することによって、ゴミ出しのマナー違反を抑止することができるはずです。
また、部外者によるゴミ捨て場への不法投棄に困っている管理者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
不法投棄をした人物には懲役や罰金が科せられると法律で決められています。
ぜひ防犯カメラの記録映像を不法投棄の犯人特定に役立ててみてください。
マンションに防犯カメラを設置する際の2つの注意点
マンションに防犯カメラを設置するメリットは多々ありますが、設置時には気をつけなければいけない点もあります。
特に以下の2点には注意しておきましょう。
注意点①プライバシーに配慮する
設置時の注意点としてまず考えられるのが、マンションの居住者のプライバシー侵害問題です。
設置する場所によっては居住者の姿や行動が残る場合もあり、プライバシーの侵害にならないように注意しなければなりません。
マンションのそこかしこに無暗に設置する場所を増やすのではなく、トラブルが発生しやすい場所に限定して設置しましょう。
また、設置前には入居者に防犯カメラをどの箇所に設置するのかを説明すると、後からクレームが入るリスクを軽減することができます。
注意点②エレベーターへの設置は必ずプロに任せる
マンションのエレベーターに防犯カメラを設置する際は、エレベーター会社か防犯カメラ業者に設置を依頼するようにしましょう!
なぜなら、エレベーターへの防犯カメラの設置工事には、『昇降機検査資格』という資格が必要だからです。
資格者ではない者が設置工事を行うことは法律上認められていません。
もし資格を持っていない人が間違った設置工事をしてしまうと、エレベーターそのものが誤作動を起こしたり、動かなくなってしまうかもしれません。
必ずプロに依頼することはもちろん、依頼前には資格を持ったスタッフに工事を担当してもらえるか確認をしておくと安心です。
マンションのエレベーターへの防犯カメラ設置について興味を持たれた方は、ぜひエレベーターへの防犯カメラ設置メリットや設置方法についてのまとめもあわせてご覧ください。
マンションに防犯カメラを設置して、犯罪の抑止や二次被害の最小化に努めよう!
以上、マンションに防犯カメラを設置すると得られる効果と、おすすめの設置場所、設置時の注意について紹介しました。
セキュリティを意識してマンションを選ぶ入居者希望者は多いため、防犯カメラを設置することで入居率の向上が見込めます。
また、外部の人間の監視・入居者同士のトラブルの抑止にもつながるので、管理の負担を減らす効果もあります。
マンションに防犯カメラを設置して、犯罪の抑止や二次被害の最小化に努めましょう!
「さっそくうちのマンションに防犯カメラを設置したい」
「プライバシーにも配慮して、うまい具合に設置してほしい」
そう思われた管理者様は、お気軽にEMEAO!までご相談ください!
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!