翻訳業務を内製せず翻訳会社に外注することによる5つのメリット
公開日:2019.11.01 最終更新日:2021.08.18
「翻訳が必要な文書があるから、語学力のあるスタッフにお願いしよう!」
「コスト削減のために翻訳業務を内製化しようかな……」
と考えたことがある事業者様もいらっしゃるでしょう。
しかし、翻訳は内製よりもプロの翻訳会社に外注する方が断然おすすめです!
本記事では、翻訳会社に外注するメリットと内製をおすすめできない理由を解説します。
翻訳を外注するか従業員に任せるか迷っている事業者様は、ぜひご一読ください。
翻訳会社に外注するメリットとは?
それではさっそく、翻訳会社に依頼するメリットをご紹介していきます。
メリット①精度が高い
まず、翻訳会社に依頼をするとミスが少なく精度の高い翻訳をしてもらえるというメリットがあります。
なぜなら、翻訳会社に所属する翻訳者は高いスキルを持っていることはもちろん、多くの翻訳会社ではより正確な訳文を提供するためのチェック体制を整えているからです。
たとえば、その言語を母国語とするスタッフが校正を担当するネイティブチェックや、複数人で最終チェックをするダブルチェックといったチェック体制があります。
精度の高い翻訳をしてもらうことができれば、その文書を見た海外の取引先やお客様からの信頼を得やすくなるでしょう。
逆に、ミスの多い訳文を見せてしまうと、会社の信頼性を損ねることに繋がります。
メリット②表現が自然
翻訳会社が提供してくれる訳文は正確なだけではありません。
その言語を母国語とする人にも自然に受け入れられる表現に翻訳してくれるというメリットもあります。
単に正確な訳文であっても大まかな意味は通じるかもしれませんが、細かいニュアンスまでは伝わらなかったり、相手に違和感を与えてしまうことが多くなってしまいます。
特に自社の商材の魅力を伝える必要があるプレゼン資料や広告文、セリフが入る小説や漫画などの翻訳は、自然な訳文を提供してくれる翻訳会社への外注がおすすめです。
メリット③スピードがはやい
外注のメリットとして、納品までのスピードがはやいこともあげられます。
なぜなら、素人よりもプロである翻訳者の方がスピーディに翻訳できるだけではなく、多くの翻訳会社は作業をより効率的に進められる体制を整えているからです。
たとえば、まずは正確性がある程度保証された機械翻訳のツールを使い、プロの翻訳者がチェックをしてより自然な訳文に修正していくという方法を採用して、翻訳作業を効率化している翻訳会社もあります。
また、中にはお客様の要望によって特別対応で短期納品してくれる翻訳会社もあります。
ただし納期がはやいほど料金が高くなる傾向がありますので、どれくらい費用がかかるのか事前にしっかり確認するようにしましょう。
メリット④幅広い言語・分野・商材に対応可能
翻訳会社に外注すれば、幅広い言語や分野、商材の翻訳に対応してもらえるというメリットもあります。
ほとんどの翻訳会社は複数言語の翻訳に対応していますし、中には100言語以上の翻訳が可能な会社もあります。
翻訳会社にもよりますが、多言語への翻訳にも対応可能です。
また、手紙やメールといった一般文書はもちろん、ビジネス分野をはじめ法律や医療、機械、教育、観光など様々な分野の文書の翻訳を依頼することができます。
特に、多くの翻訳者が所属している翻訳会社なら、各分野に精通した翻訳者を担当にしてもらいやすいので安心です。
さらに、文書だけではなく、webコンテンツや映像などの翻訳を得意としている翻訳会社もあります。
メリット⑤従業員が本来の業務に集中できる
最後にご紹介するのは、翻訳業務を翻訳会社に外注することによって、自社の従業員が本来の業務に集中できるというメリットです。
もし自社の従業員が優れた語学力を持っていたとしても、翻訳業務を自分で行う必要があれば、本来の業務に割ける時間や集中力が減ってしまいます。
一方で翻訳業務を外注すれば、従業員全員がそれぞれ担当している本来の業務に集中して取り組めるようになり、生産性向上に繋がるでしょう。
翻訳会社に外注するメリットまとめ
以上の内容をまとめると、翻訳をプロの翻訳会社に依頼するメリットは以下の5つです。
- 精度が高い
- 表現が自然
- スピードがはやい
- 幅広い分野・商材に対応可能
- 従業員が本来の業務に集中できる
翻訳会社に外注することによって、多くのメリットを得ることができることがお分かりいただけたのではないでしょうか。
「やはり翻訳は外注することにしよう!」
と思われた事業者様はぜひEMEAO!にお問い合わせください。
第三者機関の審査をクリアした優良な登録業者の中から、ご希望の条件にピッタリな翻訳会社を厳選してご紹介させていただきます!
翻訳の内製化をおすすめしない理由
「翻訳会社に外注するメリットが多いことは理解できたが、内製化するメリットの方が大きいのではないだろうか……」
とお考えの事業者様もいらっしゃるかもしれません。
確かに、ネイティブのスタッフやそれに等しい語学力を持った従業員が在中してる場合、翻訳業務の内製化は可能でしょう。
しかし、言語を理解したり話すスキルと翻訳に必要なスキルは大きく異なるため、翻訳の専門家ではない従業員に翻訳業務を任せた場合、以下のようなリスクがあります。
- ミスが多く取引先の信用を損なってしまう
- 不適切な表現をして読んだ相手に違和感や誤解を与えてしまう
- 予想していたよりも時間がかかり期日に間に合わない
- 多言語翻訳や専門的な文書の翻訳には対応できない
- 翻訳業務の負担が大きくメインの業務に支障が出る
たとえば、直接話をしていれば相手の反応からミスや誤解に気づいて訂正することができますが、わざわざ相手が指摘してくれない限りはミスや誤解がそのままになってしまいます。
また、翻訳を内製化しようと思ったものの途中で問題が明らかになり翻訳会社に依頼をすることになると、無駄な時間や費用がかかってしまいます。
そのため、はじめから翻訳会社に外注することをおすすめしているというわけです。
機械翻訳の利用はおすすめできるか?
自社の従業員に翻訳業務を任せられないなら、機械翻訳でいいのではないかと考える事業者様もいらっしゃるでしょう。
機械翻訳は人力翻訳よりもリーズナブルでスピーディです。
無料の機械翻訳サービスはあまり精度がいいとはいえませんが、翻訳会社が運用しているハイレベルな機械翻訳サービスであればビジネスの場での利用もおすすめできます。
特に、メールや書籍の内容を理解したいという場合には最適です。
ただし、精度の高い機械翻訳サービスを利用しても、海外向けの資料や重要な取引の契約書など誤りが絶対あってはならない内容ならば、結局は人の目による最終チェックが必要です。
翻訳会社に外注すれば、さまざまな文書の翻訳を精度高くかつ迅速に行ってくれる!
以上、翻訳業務をプロの翻訳会社に外注する5つのメリットと、内製化をおすすめできない理由について解説してきました。
翻訳会社に外注すれば、どのような内容の案件であっても高品質で精確な翻訳をスピーディに行ってもらえます。
コストを抑えるために翻訳を内製化しようと思うと、ミスが発生したり期日に間に合わなかったりといったリスクが大きいため、なるべくプロの翻訳会社に任せましょう。
「翻訳会社に外注する気にはなったけど、どこに依頼していいのかわからない……」
「翻訳会社の運用している機械翻訳サービスを利用したい」
そう思われた事業者様は、ぜひEMEAO!までお問合せください。
コンシェルジュにご要望をお伝えいただければ、条件に合った優良業者だけを厳選してご紹介するので、最低限の手間暇で最適な発注先を見つけていただけます!
この記事を書いた人
編集部員 M・S
編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!