商品のローカライズを翻訳会社に依頼する際に失敗しないための3つの秘訣
公開日:2019.11.12 最終更新日:2021.08.18
「アプリやソフトを海外向けに翻訳したい!」
とお考えの事業者様もいらっしゃるでしょう。
海外の人々が使いやすい製品やサービスにするには、翻訳してさらに内容も調整する『ローカライズ』が必要です。
しかし、ローカライズには単なる翻訳よりスキルと工数が必要なため、外注してトラブルが起こることも。
そこで本記事では、ローカライズを外注する際の注意ポイントを解説します。
アプリやソフトの翻訳をお考えの事業者様は、ぜひご一読ください。
- ローカライズを翻訳会社に外注する際のポイント
ローカライズを翻訳会社に外注する際のポイントとは?
ローカライズを業者に依頼する際、気をつけるべきポイントを3つ紹介していきます。
ポイント①対象国の法律・文化的背景などに詳しいスタッフがいるか確認する
まず、ローカライズを依頼する翻訳会社を選ぶ際には、対象国の文化や法律に詳しいスタッフが所属しているかを確認するようにしましょう。
ローカライズの中には、対象国の文化や法律などさまざな背景を考慮して、必要事項の追加や変換をする作業も含まれています。
たとえば、通貨の単位を円からドルに変えたり、おにぎりの挿絵をサンドイッチに変えるなど。
つまり、対象国で理解されやすいローカライズを行うためには、細かいニュアンスの違いに気づきスムーズに表現を変換することができるだけの知識が必要というわけです。
逆に、もしも対象国に関する知識が十分にない翻訳会社にローカライズを依頼すると、海外のユーザーにとっては違和感が多く理解しづらい製品やサービスになってしまいます。
ポイント②ターゲット層を伝える
ローカライズを翻訳会社に依頼する際には、製品やサービスのターゲット層を伝えることも重要です。
たとえば言い回し1つにしても、大人向けでは少し硬い表現が好まれますが、子供向けであればフランクな表現が好まれること傾向があります。
他にも、女性向けか男性向けか、富裕層向けか中流層向けかなどによっても好まれる表現は変わってきます。
事前に製品やサービスを使うターゲットを依頼する翻訳会社に伝えておけば、その層に最適な表現方法になるように考慮してローカライズしてもらえ、よりユーザー満足度の高い商品・サービスが完成するはずです。
ポイント③綿密なスケジュールを組む
製品やサービスのローカライズを外注する際には、納品されるまでのスケジュールを綿密に立てるようにしましょう。
なぜなら、場合によっては、業者が指摘した内容を一度自社に持ち帰って反映するといった作業を繰り返す必要があるからです。
自社と業者それぞれが作業する時間が必要なため、スケジュールが乱れがちになります。
そのため、ざっくりとしたスケジューリングをしていては、予想していたよりもどんどん納期が延びていってしまうかもしれません。
一方であらかじめ業者と相談して綿密なスケジューリングをしておけば、決められた納期よりも完成が遅れてしまうリスクを減らすことができます。
ローカライズは法律・文化に強い翻訳会社に、ターゲット層を伝えて依頼するようにしよう!
以上、ローカライズを翻訳会社に依頼する際のポイントについて解説してきました。
ローカライズは対象国の人に製品やサービスを受け入れてもらいやすくするために重要な作業ですが、単なる翻訳よりも難易度が高いため、トラブルが起こってしまうケースも多くあるようです。
ローカライズを外注する際には、対象国の文化や法律に対する知識が豊富な翻訳会社を選び、ターゲット層を伝え、スケジュールは綿密に組むように気をつけましょう。
「どの翻訳会社が十分な知識を持っているかどうやって判断すればいいんだろう……」
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!