日本語からヘブライ語、ヘブライ語から日本語への翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.12 最終更新日:2020.04.23
次々と新興企業が生まれ、技術力の高さが世界から注目を集めているイスラエルへの進出を検討される日本企業も多いでしょう。
そして、イスラエル企業とコミュニケーションを取るためには、ヘブライ語翻訳が必要となるはず。
そこで本記事では、日本語・ヘブライ語への翻訳料金の相場について解説します。
これからイスラエル企業と取引するご予定の事業者様は、ぜひ予算立てや翻訳会社との料金交渉にご活用ください!
- 翻訳料金の相場を左右する要素とは
- 日本語・ヘブライ語間の翻訳料金の相場
ヘブライ語翻訳の料金を決める要素とは?
翻訳料金の相場を見る前に、まずは翻訳料金はどのように決まるかをご説明します。
翻訳料金は、主に下の3つの要素によって決められます。
翻訳料金の相場を決める要素
- 翻訳文書の量
- 言語・原文の難易度
- 納期
要素①翻訳文書の量
翻訳文書の量とは、原文の量または出来上がった訳文の量のことです。
翻訳量が多ければ、当然料金は高くなります。
料金を決める際に、原文と訳文どちらの量が用いられるかは場合によります。
一般的には、原文の文字数で料金が設定される「原文カウント制」が用いられることが多いようです。
ただし、原文を見ても翻訳後の量が予想しづらい場合には、訳文の量で料金が設定される「出来高制」が用いられる場合もあります。
出来高制の場合、翻訳が終わるまで正確な料金がわからず、翻訳者によって文量が異なるという2つの点に注意が必要です。
要素②言語・文章の難易度
難易度とは、翻訳言語そのものの難易度と、文書自体の難易度の2種類に分て考えられます。
まず、言語自体の難しさは、その言語を扱える翻訳者がどれくらいいるのかによって判断することができます。
ヘブライ語はイスラエルの公用語で、主にイスラエル国内で使用されており、話者数は約1,000万人のマイナー言語です。
英語や中国語などのメジャーな翻訳言語に比べると対応できる翻訳者が少なく、価格競争が起こりづらいため料金相場は高くなります。
また、文章の内容の難易度は、手紙やメールなど一般的な文書は低く、マニュアルや技術文書などの専門性のある文書ならば高いといえます。
当然、難易度が上がれば翻訳料金の相場も上がります。
要素③納期
納期とは、発注から納品までに何日間の猶予があるのかということです。
納期を短く設定するほど料金が高くなります。
なぜなら、短納期で翻訳を完成させるためには、翻訳者を増やしたりスキルの高い翻訳者を配置したりと、他の案件より優先しなければならないからです。
日本語からヘブライ語、ヘブライ語から日本語への翻訳料金の相場はいくら?
ここからは、日本語からヘブライ語、ヘブライ語から日本語への翻訳料金の相場・単価をご紹介します。
翻訳文書の量については依頼の段階で正確な見積もりが立てやすい「原文カウント制」で、納期までは十分な時間がある場合とします。
あくまで目安であること、最低の文字数や料金が決まっている場合もあることに注意してください。
日本語からヘブライ語の翻訳料金の相場
日本語からヘブライ語の翻訳料金の相場は、1文字あたり20~35円ほどです。
この料金相場は、一般文書から専門文書まですべて含んだ場合のものです。
手紙やメールなど専門性や難易度の低い文書に限っては、1文字10円代で引き受けてくれる翻訳会社もあります。
ヘブライ語から日本語の翻訳料金の相場・単価
一方、ヘブライ語から日本語への翻訳料金の相場は、1単語あたり25~45円ほどです。
メールや手紙など専門性の低い一般文書であれば、25円よりもリーズナブルな価格に設定されている場合も。
一方で、法律や医療など高い専門性を要する難易度の高い文書の場合、50円以上かかる場合もあります。
日本語からヘブライ語の翻訳料金の相場は1文字20円~、ヘブライ語から日本語へは1単語25円~
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで日本語からヘブライ語、ヘブライ語から日本語への翻訳料金の相場についてご理解いただけたと思います。
本語からヘブライ語の翻訳は1文字あたり20~35円、ヘブライ語から日本語の翻訳は1単語25~45円ほどが料金の相場です。
料金相場と各翻訳会社の料金表を比較しながら、発注先を探してみましょう!
ただし、翻訳会社選びの際には料金はもちろん、翻訳やサービスの品質も重要です。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。