
ビジネスホンの代わりにPBXを導入する3つのメリット
公開日:2020.01.23 最終更新日:2021.08.05
近年、インターネットに対応したPBXが登場して、今までになかったサービスなどが提供されるようになりました。
この記事では、ビジネスホンを今まで通り使っている企業様向けに、PBXを導入するメリットについて解説していきます。
※PBXには、レガシーPBX、IP-PBX、クラウド型PBXの3種類がありますが、今回は特にIP-PBXとクラウドPBXを導入するメリットについて触れていきます。
そもそもPBXとはなに?
PBXとは、電話機同士の内線・外線の制御をする電話交換機のことです。
複数の電話機をPBXに接続することで、内線や保留を複数の電話機間で共有ができ業務の効率化を実現します。
利用するには定額の月額料金を支払う必要があり、利用するユーザー数によって料金が変動する仕組みです。
なお、PBXと関係性の深いビジネスホンについては、こちらのビジネスホンの解説をご確認ください。
PBXと主装置の違い
PBXとほぼ同じ機能をもつビジネスホンの主装置ですが、PBXは主装置と異なり工事が不要という大きな違いがあります。
また、PBXはネット回線を利用して通信を制御するため、離れた場所にあるオフィス同士でも内線を接続することができます。
ただし、主装置と異なり月額料金が発生するためランニングコストはかかります。
ビジネスホンの主装置とPBXとの詳しい違いについては、以下のページをご覧ください。
IP-PBXまたはクラウドPBXを導入するメリット
PBXにはいくつか種類があり、代表的なものがIP-PBXとクラウドPBXです。
そこで、ここからはIP-PBXとクラウドPBXを導入するメリットを解説していきます。
そもそもクラウドPBXがどのようなものか分からない場合は、以下のページにて特徴や強みなどを紹介しています。
メリット①導入のしやすさと導入コストの安さ
IP-PBXとクラウドPBXは導入する際に工事は不要ですが、社内LANにつなげて導入するのかクラウドで使うのかという違いがあります。
IP-PBXの場合
IP-PBXはネットワークを使うので、社内に電話線を配線する必要がなくパソコンのように社内LANに接続するだけで内線電話網が構築できます。
社内LANにつなぐだけなので、電話線の配線工事が不要で工事費がかかりません。
クラウドPBXの場合
クラウドPBXとは、今まで装置で提供していた機能をクラウド上のサーバーが提供するサービスのことを言います。
オフィス内にPBX装置を置く必要がないため、装置の購入費と工事費がかかりません。
メリット②スマートフォンでも使える
IP-PBXとクラウドPBXは端末に依存しないので、モバイル端末に対応が可能です。
モバイル端末で通信する際に、Wi-Fiにつなぐのかクラウドで使うのかという点に違いがあります。
IP-PBXの場合
IP-PBXはWi-Fiに対応しているため、スマートフォンを内線電話端末にすることができます。
スマートフォンを内線電話の端末にすることで導入コストと通信費を抑えることができます。
また、キャリアの指定がないので、希望のキャリアと契約することも可能です。
クラウドPBXの場合
IP-PBXと同じく専用の端末は必要なく、クラウドにつなげるのでスマートフォンで使用可能です。
また、どのキャリアとも契約できるので通信費を削減できます。
メリット③パソコンで使っているシステムと連携が可能
IP-PBXは、CTIで使われているアプリケーションと連携させることができます。
顧客との会話を録音したり、コールセンターのシステムと連携可能です。
IP-PBXの場合
IP-PBXは、CTIで使われているアプリケーションと連携させることができます。
顧客との会話を録音したり、コールセンターのシステムと連携可能です。
クラウドPBXの場合
多くのクラウドベースPBXサービスは、開発元が提供するサービスを利用できます。
電話をかけるだけでなく、電話会議機能、会話録音機能、電話・FAX・メールなどの情報を一元管理する機能などが使えます。
PBXのメリットはコストが安いことと多機能なこと
以上、PBXを導入するメリットについて解説してきました。
PBXの大きなメリットは、導入コスト削減とスマホでも活用できる点にあります。
また、主装置と異なり設置工事も不要なため、導入しやすいという特徴もあります。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。





