オンプレミス型SFAを導入する3つのメリット
公開日:2019.12.17 最終更新日:2020.07.20
SFA導入を検討する際、オンプレミス型に踏み切るかとりあえずクラウド型にするか、お迷いになる事業者様も多いですよね。
主に、クラウド型のもつ初期費用の安さや導入の簡単さから、決めかねていらっしゃるのではありませんか?
しかし、実はオンプレミス型SFAには、クラウド型にはない大きなメリットがあります。
そこで本記事では、オンプレミス型SFAを導入する3つのメリットをご紹介いたします。
オンプレミス型SFAの導入をご検討中の事業者様は、ぜひ最後までお読みください。
オンプレミス型SFAとは?
オンプレミス型SFAとは、SFAを開発や販売をしているベンダー(販売者の意)とライセンス契約を締結し、使用するタイプのSFAです。
SFAとは、Sales Force Automationの頭文字を取ったもので、日本語では営業支援システムと呼ばれています。
また、ライセンスとは、当該ソフトウェアの使用権利の許諾をベンダーから得ることを指します。
そもそもオンプレミス型とは?
オンプレミス(On-Premises)とは、サーバーを自社で導入し、自社でシステムを構築および運用するシステムの運用形態のことです。
「自社運用型」とも呼ばれます。
オンプレミス型SFAはどんな企業に向いてる?
オンプレミス型SFAは、従業員数の多い大企業や、高いセキュリティが必要とされる企業、防衛産業、金融産業などに向いています。
オンプレミス型SFA導入メリットは?
ここからは、オンプレミス型SFA導入メリットを3つ紹介していきます。
オンプレミス型SFAはセキュリティが強固
オンプレミス型SFAを選択するメリットの1つは、そのセキュリティの強固さです。
現在ではクラウド型のセキュリティも大きく向上しています。
しかしやはり、クラウド型と自社サーバーでのシステム管理・情報管理を行うオンプレミス型とでは、第三者機関が入り込む分だけ、オンライン上にデータを上げる分だけの差異が良くも悪くも生じます。
そのため、自社で高い専門性を持つ技術者がいて運用や管理に注力できる場合や、特別にセキュリティを高める必要性がある場合などでは、クラウド型よりもオンプレミス型を導入するメリットが大きいと言えるでしょう。
オンプレミス型SFAは、使用規模によっては割安
クラウド型では基本使用料の他、登録一人当たりの使用料金が加算されていきます。
そのため、従業員が多い企業ではオンプレミス型にした方が割安だという場合があります。
オンプレミス型SFAは、カスタマイズ性が高い
クラウド型SFAでは、あらかじめ用意されているシステムに用意されている範囲内でのカスタマイズしかできません。
それに対してオンプレミス型では、技術力さえあればどんなカスタマイズも可能です。
そのため、独自の営業に関するシステムやルールが確立されており、既存のクラウド型SFAで自社の求める仕様を満たせない場合は、オンプレミス型SFAのカスタマイズ性の高さは大きなメリットとなるでしょう。
オンプレミス型SFAを導入するメリットは、セキュリティの高さとカスタマイズ性の高さと大企業におけるコスパの良さ
いかがでしたでしょうか?
この記事を読んでいただくことで、オンプレミス型SFAを導入するメリットがご理解いただけたと思います。
オンプレミス型SFAを導入するメリットは、セキュリティの高さとカスタマイズ性の高さと大企業におけるコストパフォーマンスです。
オンプレミス型SFAは、初期費用や導入の大変さにしり込みしてしまいがちですが、オンプレミス型の持つメリットは、非常に本質的で企業にとっては恐ろしく重要度の高いものです。
自社にどんなSFAが必要か、どんな機能が必要か、どういった形での利用や運用を望むかを明確にして、オンプレミス型の選択に踏み切るかどうか決定しましょう。
この記事を書いた人
編集部員 M・S
編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!