決済代行会社の契約が難しい5つの業種一覧と審査通過のポイント
公開日:2019.10.23 最終更新日:2024.08.21
決済代行会社と契約を結ぶことで簡単にキャッシュレス決済を導入できるため、幅広い層の顧客獲得が狙えます。
しかし、一部の業種においては決済代行会社との契約が困難になります。
いざ決済サービスを導入しようとしたときに、審査が通らず契約できない……という事態は避けたいですよね。
そこで本記事では、決済代行会社との契約が困難な業種の特徴と、審査を通しやすくするためのポイントを解説します。
「決済代行会社の審査に通らない!」
とお悩みの事業者様は、ぜひご一読ください。
関連記事:決済代行会社の失敗しない選び方とは?EMEAO!業者選定ガイド【決済代行】
決済代行会社との契約が難しい業種とは?
決済代行会社との契約が難しい業種とは、“特定継続的役務提供”と呼ばれる販売形態を行っている業種です。
具体的には、エステサロンや学習塾などが挙げられます。
サービスの値段が比較的高額であることに対し、効果が出るまでに一定期間を要するうえに、期待される効果が得られるかどうかが確かではないといった業種です。
これらの業種は2009年の法律改正によって、クーリングオフや中途解約などが認められるようになりました。
その影響で決済代行会社では解約トラブルが相次いだため、リスク軽減のために契約前の審査を厳しくしているというわけです。
決済代行会社との契約が難しい5つの業種
では特定継続的役務提供を行っているのは、具体的にはどのような業種があるのでしょうか?
以下に、特定継続的役務提供を行っているために決済代行会社との契約が困難な、主な5つの業種をご紹介します。
- エステサロン
- 美容外科
- 学習塾・スクール系(英会話、パソコン、ピアノなど)
- 家庭教師
- 結婚相手紹介サービス
以上の業種はどれも長期的に、比較的高額なサービスを提供しているという点が共通しています。
また、どの業種もサービスを提供する人によって品質が大きく異なり、価値の判断が難しいという特徴もあります。
特定継続的役務提供の業種でも決済代行会社の審査に通過するためのポイント
決済代行会社との契約が困難になるといわれる特定継続的役務提供の業種ですが、なかには決済代行会社の審査に通っている企業もあります。
ここからは、決済代行会社の審査に通過しやすくなるための2つのポイントを解説していきます。
ポイント①特定継続的役務提供に対応している決済代行会社を選ぶ
各決済代行会社によって持っているノウハウは異なっており、カード会社とのつながりや信頼感によっては従来審査が通りづらい案件も通すことが可能なケースもあります。
特に特定継続的役務提供の業種に関しては、独自のノウハウを持って審査を通過しやすくし決済代行会社が有効です。
決済代行会社を選ぶ際は、特定継続的役務提供の業種の審査を通過させた実績をもつ会社に依頼しましょう。
ポイント②海外決済サービスを利用する
海外決済サービスとは、海外のカード会社と契約している決済代行会社が提供するサービスです。
海外決済サービスは国内決済サービスと比較して、審査が通りやすいというメリットがあります。
審査の厳しい国内決済を選ぶ前に、海外決済サービスの利用を検討してみてはいかがでしょうか?
なお、国内決済サービスと海外決済サービスの違いについては、以下の記事をご参照ください。
関連記事:クレジット決済の加盟店審査に通りずらいケースと落ちた際の対処方法
特定継続的役務提供を行っている業種は独自のノウハウをもつ決済代行会社や海外決済サービスを選ぼう!
以上、決済代行会社との契約が困難な業種の特徴と、審査に通過しやすくなるポイントを紹介してきました。
決済代行会社との契約が難しい業種とは、エステサロンや学習塾のような特定継続的役務提供を行っている業種になります。
審査が厳しい業種ではありますが、審査に通過しやすくなるポイントとして海外決済サービスの選択や独自のノウハウと確かな実績をもつ決済代行会社に依頼することが挙げられます。
自社が特定継続的役務提供に該当する場合は、上記のポイントを押さえて決済サービスの導入をめざしてみてください。
また、海外決済サービスや特定継続的役務提供の実績をもつ決済代行会社を探す場合は、ぜひEMEAO!にご相談ください!
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。