ポスティング会社の選び方で依頼に失敗しないための4つのポイント
公開日:2019.08.29 最終更新日:2024.03.06
本記事では、ポスティング会社を選ぶ際の4つのポイントを解説します。
ポスティング会社への依頼をお考えの方は、ぜひ参考にしてみてください。
ポスティング会社を選ぶ前に決めておきたいこと
ポスティングは業者に依頼することで、より効果的な宣伝が可能となります。
業者選びの際は、まず最初に下記の7点をある程度決めておくことで業者選びやその後の依頼がスムーズに進みます。
- ポスティングの目的
- ターゲット
- 配布エリア
- チラシの枚数
- 配布時期
- 業者に依頼する範囲
- 予算
一番重要なことは、ポスティングによりどのような効果を得たいかという目的を定めることです。
たとえば飲食店の集客やアルバイトの求人など、ポスティングによって実現したいことを明確にします。
目的によってターゲットが決まり、ターゲットから配布エリア、枚数、配布時期といった条件が決まります。
条件に関しては、初めてなのでわからないという場合などは業者が提案してくれます。
業者に依頼するのは配布のみなのか、チラシの印刷も依頼するのか、チラシのデザイン作成から頼みたいのか……という依頼範囲も重要です。
予算については、こちらのポスティング費用の相場を確認のうえ大まかな費用を決めましょう。
依頼するポスティング会社を選ぶ際の4つのポイント
続いて、ポスティング会社を選ぶポイントを解説します。
以下の4つのポイントをしっかりと抑えて、優良業者へポスティングの依頼をしましょう。
ポイント①配布エリアの理解度、提案力
何よりもまず、自分が配布したいと考えているエリアに対応している業者に依頼することは大前提です。
そのうえで確認したいのが、担当者のエリアへの理解度と提案力。
“限定した地域に集中して宣伝効果をもたらすことができる”というポスティングのメリットを最大限に生かすには、配布エリアの特徴を理解していて、より効果を上げられる提案を行える業者であることが望ましいです。
たとえば高齢者向けの商材を宣伝したい場合、一人暮らしの学生の多いエリアに配布しても効果は期待できませんよね。
単身者の多い地域や核家族の多い地域など、エリアごとの特徴をきちんと把握している業者であれば、より高い効果が出せるよう配布エリアの変更を提案してくれることもあります。
地域に関する理解がある業者かを確認するためには、はじめから配布エリアを細かく指定するのではなく、より高い効果が得られる地域を相談してみるとよいでしょう。
関連記事:反響率を上げる!ポスティングにおけるエリア選定の3つのコツ
ポイント②配布方法は単配か併配か
実はポスティングの配布方法には。単配(たんぱい)と併配(へいはい)の2種類があり、どちらの方法で配布するかを選ぶ必要があります。
単配とは単独配布の略で、1つのポストに対し1枚のチラシのみ、つまり自社のチラシのみを配布してもらえる方法です。
併配とは併せ配布や同時配布とも呼ばれ、他社のチラシと一緒に配布する方法のことをいいます。
業者により、単配と併配両方に対応している場合もあれば、どちらかしか対応していない業者もいます。
それぞれにメリットとデメリットがあるため、どちらの配布方法を選ぶべきとは一概には言えません。
単配と併配の特徴を知って、自社の予算など希望条件と合う配布方法を選びましょう。
単配の特徴
単配は、自社のためだけに配布スタッフを動員して1枚1枚配る配布方法です。
1枚ずつ配布するため、、郵便受けの中でもチラシが目立ち、手に取ってもらえる確立が比較的高いといえます。
配布の条件もより柔軟に対応してもらいやすいというメリットもありますが、そのぶん費用は高くなってしまうというデメリットもあります。
- 自社の1枚のみなのでチラシが目立つ
- 費用はやや高額になる
- 配布完了まで時間がかかることがある
併配の特徴
併配は、同じ時期に同じエリアでポスティングを依頼している他社のチラシと一緒に配布してもらう方法です。
配布作業が効率的に進み、費用も単配より安いというメリットがあります。
しかし、他社のチラシに埋もれてしまって自社のチラシを見てもらえなかったり、配布するチラシが多いので邪魔に感じられまとめて捨てられてしまうケースも多々あります。
- コストを抑えられる
- 配布完了までが速い
- チラシを見てもらえず捨てられる可能性が高くなる
ポイント③配布スタッフをしっかりと管理しているか
多くのポスティング会社では、エリアの提案などを行う担当者とは別に専門の配布スタッフを用意しています。
どんなに戦略を立てても実際に配布する配布スタッフの管理体制が甘いポスティング会社の場合、クレームやスタッフのサボりなどのトラブルに繋がってしまうことも。
そのため、以下のポイントを参考にきちんとした管理体制があるかを確認しましょう。
- 配布料金が相場よりも極端に安すぎないか
- GPSでスタッフの配布体制をチェックしているか
- チームでの配布や社員の巡回があるか
- クレーム対策を大きく打ち出しているか
配布の際、複数人のチームで作業を行っている場合は相互監視の状態ができるため、配布をサボってしまう可能性が下がります。
社員が配布エリアを巡回するという手段をとることで不正を抑止しているポスティング会社もあります。
ポイント④クレーム対策を徹底しているか
ポスティングを専門業者に依頼すべき大きな理由のひとつが、クレーム対策です。
ポスティングは活用次第で高い集客効果の見込める宣伝方法ですが、予告なしに住居やオフィスの郵便受けにチラシを投函するため、中には投函されることを不快に感じてしまう人もいます。
投函禁止の住居に誤って投函してしまった場合などは、企業のブランドイメージに傷がつきクレームに繋がって逆効果となってしまうことも。
そのような事態を防ぐためにも、クレーム対策の徹底を打ち出している業者に依頼しましょう。
例えば、ポスティング会社は下記のような対策を行っています。
- クレームのあった住居の情報共有、投函禁止の徹底
- チラシを入れる向きの統一
- シワにならないようチラシを丁寧に扱う
- マンションの管理者へ投函可否の確認
- 郵便受けのない住居での対応方法確認
ポスティング会社選びで必ずやるべきこと
ポスティング会社選びで必ず行うべきことは、同じ条件で複数のポスティング会社に見積もりを依頼して比較することです。
最初に見つけた業者の評判が良いと、そこで決めたくなってしまいますが、各社それぞれ得意な商材や熟知しているエリアなど強みが異なります。
そのため、複数の業者を比較し、最も自社と相性が良いと思えるポスティング会社に依頼することが失敗しないコツといえます。
信頼できるポスティング業者に目的やターゲットを相談することで、より戦略的な配布ができるでしょう。
依頼時にしっかりと確認を行い、優良ポスティング会社を見極めよう!
以上、ポスティングの依頼先を選ぶ際の4つのポイントについて紹介しました。
ポスティング会社を選ぶポイントは、目的や配布方法を明確に決めクレーム対策や配布管理がしっかりできていることです。
そのためには、条件を満たした複数のポスティング業者を比較して決めるべきといえるでしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。