飲食店がポスティングを行うメリットはある?集客のコツも紹介
公開日:2020.06.15 最終更新日:2024.03.06
インターネット技術が進んでいる今でも、業界業種によっては意外とポスティングが有効な宣伝手段となり得ます。
中でも、飲食店はポスティングの効果が見えやすいと言われています。
この記事では、飲食店がポスティングを行うメリットと集客を行うコツをご紹介します。
お店に最適なポスティングを行ってくれるポスティング会社をお探しの事業主様は、ぜひ最後までご覧ください。
飲食店がポスティングを行うメリット
メリット①見てもらえる可能性が高い
多くの人はチラシを捨てる前に、内容をちょっとでも確認しから捨てるかどうかを決めますよね?
そのため、ポスティングされたチラシは、ターゲットの目に触れる機会が高い傾向にあります。
もちろん、最後まで目を通してもらうための工夫も必要ではありますが、一度は手にして見てもらえる確率が高いのは、SNSやWebサイトなどのアプローチにはない大きなメリットです。
メリット②狙ったターゲットに直接アプローチできる
ポスティングは、反響を出したいエリアに直接配れるだけでなく、戸建て住宅やマンションなど指定の建物に配布を行うなどの細かい設定ができます。
そのため、狙ったターゲットに直接アプローチが可能です。
関連記事:反響率を上げる!ポスティングにおけるエリア選定の3つのコツ
メリット③クーポンのような特典をつけられる
チラシにクーポンのような特典を付ければ、ターゲットが気軽に足を運んでくれる確率が高まります。
ターゲットがお店に行ってみようという気持ちを、チラシを手に取って見てくれた時点で喚起できたら、ポスティングを行っていないお店より有利になるでしょう。
メリット④周辺地域の新規顧客獲得につながる
飲食店の新規顧客の8割は、半径2kmもしくは徒歩10分圏内の住民といわれています。ポスティングはエリアを指定した宣伝が可能なため、新規顧客獲得につながりやすいメリットがあります。
Web広告の場合、特定のターゲットに対する訴求力は高いですが、普段インターネットを使用しない高齢者世帯には届きません。
また、新聞折込も効果的な宣伝方法ですが、購買していない世帯を取りこぼす恐れがあります。ポスティングならエリアを絞った宣伝が可能です。
半径2kmもしくは徒歩10分圏内に住む新規来店の見込みが高い層に、直接的にアプローチできます。
メリット⑤リピーター顧客の獲得にも有効
ポスティングは、新規顧客だけでなくリピーターの獲得にも効果的です。
飲食店のリピート率は平均10〜30%、高くて40%といわれており、自然に再来店につなげるのは難しいといわれています。
ポスティングでチラシを配布すれば、一度来店した方に再度自店の存在をアピールできます。継続的に配布することで、自然とお店の情報に触れる機会が増えるため、再来店につながる確率が高まるでしょう。
メリット⑥コストを抑えた集客が可能
配布エリアや方法によって異なりますが、ローラー方式の場合は1枚あたり3〜6円、セグメント方式なら5〜10円が相場です。
【ポスティングの費用相場】
配布方式 | 内容 | 1枚あたりの料金相場 |
ローラー方式 | 指定エリアのすべての建物に配布する | 3~6円 |
セグメント方式 | 戸建てや車のある家など特定の条件に沿って配布する | 5~10円 |
ダイレクトメールの場合は1通あたり70〜80円の費用がかかるため、コストを大幅に抑えながら自店を宣伝できます。
なお、最近ではWeb広告が主流になっていますが、PV数やクリック数で単価が決まるため料金体系がわかりづらいです。
ポスティングならチラシ1枚あたりの料金が明確なため、安心して取り入れられます。
メリット⑦自店だけをアピールできる
自店だけを効率よく宣伝できるのも、ポスティングの強みです。新聞折込の場合、他のチラシと一緒に投函されるので埋もれやすくなります。
また、新聞を購読する世帯にしかアプローチできず、取りこぼしが発生する恐れもあります。
その他、Webのポータルサイトに掲載する方法もありますが、競合店の中から自店のページにたどり着く必要があるため、確実に訴求できるとは限りません。
ポスティングは自店のチラシだけを単体で投函するため、手に取ってもらえる確率が高まります。チラシには自店の情報しか載らないため、他店と比較されることもありません。
メリット⑧テイクアウトやデリバリーの宣伝も可能
ポスティングをすれば、店舗周辺の住民にテイクアウトやデリバリーを提供していることを周知できます。実際に来店したり、お店の近くを通ったりしなければ、原則店舗の情報はキャッチできません。
しかし、テイクアウトやデリバリーがあることをチラシで宣伝すれば、今まで自店を知らなかった潜在顧客の利用を促すきっかけにつながります。
また、チラシなら一面で商品を確認できるため、デジタル端末よりスムーズに注文できます。商品を選んで電話するだけでよいため、注文のハードルが下がるのも魅力です。
ポスティングで集客を行うコツ
ポスティングにはコツがあるので紹介していきます。
コツ①祝日や大型連休、給料日・ボーナス前などイベント前に配る
飲食店のポスティングは、祝日や大型連休、給料日・ボーナス前などイベント前に実施しておきましょう。
例えば、GW・お正月・お盆のような大型連休や、母の日・敬老の日など家族が集まるような祝祭日などの前に、祝日メニューやデリバリーの告知をしておくと高い反響率が期待できます。
また、給料日前後やボーナス時期などのタイミングは、一般的にはどの業界のチラシも反響が出やすい日と言われています。
関連記事:ポスティングは反響率が重要!効果測定をするための方法を解説
コツ②時間帯・週末に寄せてチラシを配る
一般的に月・火曜日に外食をする人は少ないですよね。
週の前半にポスティングを行ってしまったら、チラシがあったことを忘れられてしまい反響は薄いでしょう。
お店のチラシはなるべく週末に寄せてポスティングすることをおすすめします。
関連記事:ポスティングの反響が得られやすい・得られにくい配布時間はいつ?
コツ③チラシをポスティング会社に依頼する
同業他社よりもクオリティーの高いチラシを作って、ターゲットに印象付けることは重要です。
ポスティング会社にチラシのデザインを依頼すると、地域性やターゲット層に合わせたデザインのチラシを作ってもらえます。
関連記事:チラシのデザインをポスティング会社に依頼する3つのメリットとは?
コツ④ターゲットを絞る
自店のターゲット層に合わせて、配布する世帯やエリアを選別しましょう。
例えばラーメン店の場合は単身世帯が多いエリア、ファミリーレストランなら子供や学生が多いエリアに配布するのが効果的です。また居酒屋の場合は、オフィスや事業所が立ち並ぶエリアを狙いましょう。
ただし、先入観でターゲットを絞ると、来店が見込めたはずの顧客を取りこぼす恐れがあります。まずは広いエリアでポスティングを実施し、反響を確認したうえで細かいターゲットを決めましょう。
コツ⑤継続的に実施する
ポスティングは一度の実施では効果が見込めないため、継続しておこなう必要があります。
効果が安定するまでは、週1回の頻度でチラシを投函し続けましょう。反応がよいエリアに絞ってポスティングを実施する方法もおすすめです。
実施後には振り返りをおこない、とくに反響が多いエリアを確認しましょう。
飲食店のポスティングに効果的なチラシの作り方
ここからは、飲食店のポスティングに効果的なチラシの作成方法を3つ解説します。
- 写真にこだわる
- 情報はシンプルにする
- 来店のハードルを下げる要素を入れる
反響を上げるためにも、ぜひ参考にしてください。順番に見ていきましょう。
写真にこだわる
飲食店のチラシにおいて、反応に最も影響を与えるのが写真です。見栄えよく見せられるよう、チラシにはシズル感のある写真を使いましょう。
シズル感とは、見た人の食欲や購買意欲を刺激するような瑞々しい感覚をいいます。
たとえばステーキの場合、ただ撮るよりも、湯気が上がっていたり断面から肉汁が溢れていたりする写真の方が、食べてみたいと感じやすくなります。見た人にシズル感を与えられれば、顧客獲得につながるでしょう。
情報はシンプルにする
チラシにはすべてを盛り込むのではなく、伝えたい情報に絞って訴求することが重要です。
情報量が多いと、見た方に煩雑な印象を与えます。何を伝えたいのかがわからなくなるため、極力シンプルにまとめるよう心がけましょう。
店舗名やアクセス、営業時間のような必須情報の他、自店の強みを3つほど入れるのがおすすめです。具体的には、おすすめメニューやキャンペーン情報、クーポンなどを掲載するとよいでしょう。
掲載する情報を絞ることで、狙ったターゲットに訴求しやすくなります。自店の強みを把握したうえで、効果的なチラシを作成しましょう。
来店のハードルを下げる要素を入れる
飲食店に初めて来店する際は、誰でも緊張してしまうものです。行きやすそうと感じる要素をチラシに入れることで、来店のハードルを下げ、新規顧客の獲得につなげられます。
具体的には、地図や従業員の写真を載せるのがおすすめです。地図やアクセス方法など、店舗を特定できる情報を載せることで、来店のイメージを持ちやすくなります。
加えて、WebサイトやSNSアカウントを掲載すれば、雰囲気をより深く知ってもらえます。また、従業員の写真は、精神面での来店ハードルを下げる要素として有効です。
実際に料理を提供する人物の雰囲気がわかれば、顧客に安心感を与えられるでしょう。
飲食店がポスティングを行った際の成功事例
ここからは、実際にEMEAO!に寄せられた成功事例をご紹介します。
成功事例①店舗のキャンペーンの告知を行い多くの来客を獲得
大阪府の老舗焼肉店様からキャンペーンの告知の依頼がありました。
配布エリアの特性、配布するタイミングを分析してポスティングを実施。
チラシを2万枚ポスティングしたところ、反響率は1.25%にまで上ったそうです。
250組以上の来店があったとお喜びのご報告をいただけました。
成功事例②クーポンを使って目立たない場所にある店舗の客足を伸ばす
K様のお店は、駅前から少し離れた雑居ビルにあります。
看板や呼び込みを常に置かないと認知されないという事がお悩みでした。
ヒアリングの結果、クーポン付きのチラシを配布したところ気軽に来店してもらえるようになりました。
「今まで新聞折り込みチラシなどを試したけど、効果が無かったので驚いています!」と喜んでいただけました。
飲食店がポスティングを行うメリットはあります!ポスティング方法を工夫して売り上げを上げましょう
飲食店がポスティングを行うメリットは、知名度を上げてお客様に気軽に足を運んでもらえることです。
また、ポスティングのエリア・ターゲット・タイミングをよく選べば、よりお店に来てもらえるようになります。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。