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公開日:2019.10.28 最終更新日:2025.08.29
本記事では、DMとポスティングの特徴をそれぞれ比較し、4つの違いを解説します。
DMとポスティングのどちらを行うか検討中の事業者様は、ぜひ最後までお読みください。

DM(ダイレクトメール)の特徴
DM(ダイレクトメール)は、既存顧客の住所へ宣伝のハガキなどを送付する集客手法です。
一般的に、DM発送代行サービスを使って郵便局や運送会社を通じて全国へ一斉発送されます。
セールのお知らせや、新規サービスの勧誘、ユーザーの誕生日プレゼントとしての限定クーポンなどの用途で使うこともあります。
基本的にはハガキが使われることが多いですが、封筒にカタログ冊子や化粧品などのサンプルを封入して送付するケースもあります。
送付先は、会員登録などの際にあらかじめ記入された既存顧客の住所になるため、ターゲットにのみ確実に届けたい情報を届けることができます。

ポスティングの特徴
ポスティングとは、特定のエリアの住居の郵便受けにチラシを配布する集客手法です。
ポスティング会社のスタッフが1枚1枚手作業で投函していきます。
アルバイトの求人や新規開業のサロンや病院、飲食店などの広告などに使われ、チラシに割引クーポンをつけるという使い方も見られます。
印刷サイズや折り加工、裏表印刷などチラシのデザインの自由度が高いという特徴があり、配布チラシを受け取るのは初めてサービスを知る新規顧客もいれば、既にサービスを利用している既存顧客もいます。
また、ターゲットではない相手の家が含まれるということも十分に考えられます。
関連記事:ポスティングとは?基礎から再注目されている理由まで解説
DMとポスティングの違いは主に4つあり、どちらがよいかとは一概にはいえません。
以下の違いを把握したうえで、目的にあった集客方法を選びましょう。
DMとポスティングにおいて、閲覧率はDMの方が圧倒的に高くにあります。
ポスティングは結局のところ、統計情報に頼った絞り込みによる配布先の決定が主となります。
そのため、ターゲット以外にもチラシを配布することとなるため、当然読まずに捨てられることも多いです。
それに対してDMは具体的に送付先を絞り込むことができ、ターゲット以外への配布が限りなく少なくなることで、閲覧率が高くなるのです。
ユーザーへの行動喚起率の高さにおいても、DMの方が反響率が高いといえるでしょう。
これはDMの持つ「宛名が書かれている」という特徴による、心理的な影響もあり、DMの開封・閲読率が79.4%であるのに対し、ポスティングの反響率は一般的に0.1%~0.3%と言われています。
DMに関しては、さらに「ネットで調べた」「資料請求した」「家族・友人等との話題にした」といった何らかのアクションをとったのは24%というデータがあります。
(参照元:一般社団法人 日本ダイレクトメール協会HP“「DMメディア実態調査2018」報告(要約版)”)
DM・ポスティングともに、「葉書・チラシを持参すると5%OFF」といったメリットに感じられる特典をつけることで、顧客の行動喚起率を高めることができます。
ポストに投函した際のクレームとしては、ポスティングの方がクレームが発生しやすいケースが多いです。
ポスティングはDMのように宛先を書いて送る郵便物とは異なり、ポストにチラシを投函するのみとなるためクレームが発生しやすくなります。
特にマナーの悪い配達員やチラシがぐちゃぐちゃに投函されている場合などは、印象を悪くしてしまいます。
しかし近年は、各ポスティング会社がクレーム対策に積極的に取り組んでいるケースも多くみられ、配布禁止エリアのデータベース化や配達員への指導などに力を入れています。
クレーム対策をきちんと行っているポスティング会社への依頼であれば、クレームを防ぎつつ自社のブランドイメージを守ることは可能です。
基本的にDMはリピート客を維持するための「定期的なお知らせ」、ポスティングは新規顧客開拓のための「認知度アップ」に向いています。
なぜなら、DMは、具体的に得ている顧客情報をもとにターゲットを一人ひとり選ぶことができるのに対し、ポスティングは統計データに基づいて絞り込んだエリアへの大まかな配布を行うという特徴があるためです。
そのため、新規顧客開拓をする場合はポスティングの方が効果があるといえるでしょう。
今回は、DMとポスティングそれぞれの特徴について紹介しました。
既存の顧客情報をもとに個々人へ販促ツールを届けるDMは、行動喚起率が高く、リピーターの維持に向いています。
対し、統計データをもとに指定エリア内のすべての住居へチラシを投函するポスティングは、知名度の向上や新規顧客の獲得で効果を発揮します。
それぞれ、用途に合わせて適切に使い分けることが重要です。
「自社にはポスティングのほうが合っているようだけど、クレームを抑えて反響率を上げることはできないだろうか?」
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現在は、お客さま対応を担う。年間実績として、120社を超えるクライアントのSEOコンサルを担当。
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