2019.11.01

EMS認証は種類で何が違う?ISO14001、エコアクション21、エコステージを比較!

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昨今、環境問題に対して取り組もうとする動きが多くの企業で見られるようになりました。
スターバックスがプラスチック製ストローを廃止を進めているように、特に大手企業は率先して環境に配慮した経営を行うようになっています

環境問題に対する取り組みとして、多くの企業がEMS(環境マネジメントシステム)を構築・運用して認証取得をしています。
なぜなら、EMS認証を得ることで活動実績の証明になり、社会的に信頼性が高い企業と認識されるからです。

しかしEMS認証には何種類かあり、どのEMS認証を取得すべきかお悩みの事業者様も多いのではないでしょうか?

そこで本記事では、代表的なEMS認証であるISO14001、エコアクション21、エコステージの違いについて解説していきます。
これからEMSの認証を取得したいとお考えの事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。

ISO14001、エコアクション21、エコステージの違いはなに?

それでは国内で取得されているEMS認証の中でも、代表的なISO14001、エコアクション21、エコステージの違いを解説していきます。
ISO14001、エコアクション21、エコステージの違いは、規格を制定する団体、EMS取得難易度、かかる費用などさまざまな項目が異なっています。

それぞれのEMS認証の違いを比較した表を以下にまとめました。

  ISO14001 エコアクション21 エコステージ
規格制定者 国際標準化機構 環境省 一般社団法人
エコステージ協会
主な特徴 国際的に認められた第三者認証制度で信頼性が高い。海外でも通用する。 審査料金が最も安く、環境経営の具体的な活動がまとめられており取り組みやすい 企業の利益貢献を重視。評価員によるコンサルティングが受けられ、認証取得は確実にできる。
想定事業者 大企業向け 中小企業~大企業向け 全事業者向け
環境目標 環境側面、法的要求、技術上の選択肢、利害関係者の見解などを考慮する 主に6つ。CO2削減、水削減、廃棄物削減、化学物質削減、本業に則した目標、グリーン購入 評価員と相談の上決定
取得難易度 膨大な労力が必要 労力が必要 5段階
取得期間目安 10~12ヶ月 8~10ヶ月 6~9ヶ月
規格の権威範囲 国内・海外 国内 国内
環境活動レポート 任意 必須 任意
経営への貢献 標準 標準 重視
審査費用
(初年度)
80~150万円 15~60万円 40~100万円
更新 1,2年目に定期審査
3年毎に更新審査
2年毎に更新審査 毎年1回定期評価
3年毎に更新評価
更新登録料 50~100万円 5~30万円 20~80万円
審査員のアドバイス なし 限定的にあり 大いにあり
引用元:田坂環境経営研究所

EMS認証の中でも、社会的の信頼性で考えるとISO14001が一番高く、その次にエコアクション21、エコステージと続きます。

また、ISO14001は海外でも通用するEMS認証ですが、エコアクション21、エコステージは日本国内だけのEMS認証です。
そのため海外との取引がある企業は、取得するEMS認証が海外に適応しているか確認しましょう。

それぞれのEMS認証取得のメリットは?

ISO14001、エコアクション21、エコステージには違いがあり、それぞれのEMS認証ごとに異なった取得メリットがあります。
他のEMS認証と比較して優れている部分を、それぞれのEMS認証ごとに解説していきます。

ISO14001のメリット・デメリット

ISO14001は、最適な環境マネジメントを構築・運用するために、国際標準化機構が定めたEMS認証の規格です。

EMS認証の中でも信頼性が高く、海外でも通用することがメリットです。
ISO14001の認証取得することで、世界基準の環境対策を行っている企業として信頼度を高めることができるでしょう。

ISO14001のデメリットとしては、ISO14001の認証取得には他のEMS認証に比べて、取得に膨大な作業と費用がかかるという点があげられます。
環境マネジメントに関する行動計画やマニュアル作成などが必要なため、多くの企業は外部のISOコンサルタントの支援を受けながら取得を目指します。

エコアクション21のメリット・デメリット

エコアクション21は、環境省が定めた企業が取り組むべき環境活動のガイドラインです。
企業はガイドラインに沿って、EMS構築をすることでEMS認証を得ることができます。

エコアクション21のメリットは、比較的簡単に環境マネジメントシステムが構築し、認証取得しやすいことです。
その他にも、関連金融機関から低利融資を受けられたり、自治会から補助金を受けられるというメリットもあります。

デメリットとしては、認証取得時と、更新の時に環境活動レポートの提出が必要なため、従業員の負担が大きくなることが挙げられます。

エコステージ21のメリット・デメリット

エコステージ協会が定める、5段階の環境マネジメントシステムです。
ステージ2がISO14001と同水準のシステムが構築できるとされています。

エコステージのEMS認証取得を目指すことのメリットは、自社に合った環境目標を設定できることです。
評価員と相談して、ステージごとの環境目標を決められるため、無理のないEMS認証取得が叶います。

デメリットとしては、他のEMS認証と違い民間規格であるため、対外的な信頼性は他のEMS認証に比べて劣ります。

それぞれの認証は社会的な信頼度の高さや取得難易度などさまざまな点で異なっている

以上、代表的なEMS認証としてISO14001、エコアクション21、エコステージの違いを解説してきました。

同じEMS認証であっても、費用や重視する点、認証取得の難易度が異なります。
また、取得するEMS認証によっても信頼度がことなってくるため、自社がどの程度の信頼性を必要としているか把握しましょう。

また、コンサルティング会社に依頼するなどして、自社に無理のないEMS認証取得を目指すことも重要です。
自社が無理なく取得を目指せるEMS認証がどれなのか分からない場合は、コンサルティング会社に相談してみてください。

この記事を書いた人

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編集部員 濵岸

編集部員の濵岸こと「はま~」と申します。EMEAO!のWebコンテンツの記事を作成させていただきます。 身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました。 豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!

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