Pマーク取得に向けて用意すべき最低限必要な4つの設備
公開日:2020.04.27 最終更新日:2021.05.10
Pマークを取得するためには、社内のさまざまな環境を整える必要があります。
特に個人情報を保護するための設備は、必ず用意しなければいけません。
では、Pマークを取得するために必要な設備とは何でしょうか?
これから準備する事業者様のなかには、わからない方も多いと思います。
そこで今回は、Pマーク取得に最低限必要な4つの設備を紹介します。
Pマーク取得に何を準備すべきかわからない事業者様は、ぜひご一読ください。
また、Pマークを取得するためにはさまざまなものを準備しなければいけません。
こちらの、Pマーク取得までの流れや取得時に必要な費用などをまとめた解説も、ぜひあわせてご覧ください。
Pマーク取得に向けて用意すべき設備とは
Pマークを取得するためには、個人情報を保護するための設備を用意する必要があります。
ただし、会社の規模や運用ルールなどによって推奨されるものは変わってくるため、必ずしも大掛かりなセキュリティ設備が必要というわけではありません。
今回はどの会社でも必要最低限準備をすべき設備を、ご紹介します。
以下に今回紹介する、Pマーク取得に必要最低限の設備をまとめました。
- 鍵付きの書類ロッカー
- シュレッダー
- パソコン用セキュリティソフト
- SSL認証
鍵付きの書類ロッカー
ペーパーレス化が進んでいるとはいえ、まだまだ紙媒体での個人情報を取り扱う機会は多くあります。
保護すべき個人情報は顧客の情報だけでなく、社員の履歴書や給与明細などの個人情報も含まれます。
多くの会社では紙媒体の個人情報をファイルなどにまとめて、書類ロッカーに保管していますが、Pマーク取得を目指すのであればそれだけでは足りません。
個人情報の書類を鍵付きの書類ロッカーを用いて管理することで、誰でも個人情報を閲覧できる状況をなくしセキュリティ性をあげることができます。
シュレッダー
「不要になった書類だが個人情報が載っている」
このような場合には書類を処分する必要がありますが、ただそのまま捨ててしまえば個人情報漏洩につながりかねません。
不要になった個人情報の書類を正しく処分するためにも、シュレッダーを必ず設置しましょう。
Pマーク取得時には、個人情報の管理・処分方法を必ず審査されるため必須の設備といえます。
パソコン用セキュリティソフト
ほとんどのオフィスで使われているパソコンには、ウイルス対策としてセキュリティソフトのインストールが個人情報保護にかかせません。
ネットワークに接続することで、知らずにコンピューターウイルスに感染して個人情報が流出しては大変なことになります。
業務で使うパソコンには必ずセキュリティソフトをインストールしましょう。
また、Pマークの審査時にはソフトが最新のものにアップデートされているかも確認されるため、常に最新のバージョンにしておくべきといえます。
SSL認証
SSL認証とは、Webサイト上で個人情報を保護する役目をもつ認証です。
お問合せフォームでの氏名やメールアドレスなど、サイト上に個人情報を入力するページがある場合にはSSL認証は必須といえるでしょう。
Pマーク取得時の審査では、会社の運営するサイトに該当のページがあるかを確認してSSL認証の対応がされているかをチェックされます。
ただし、該当のページがない場合にはPマークの審査対象から外されることもあります。
SSL認証の詳細については、以下のページをご参照ください。
Pマーク取得には個人情報を保護する設備が必要
以上、Pマーク取得時に必要な最低限の設備を紹介してきました。
Pマークを取得するためには、個人情報を保護するセキュリティ設備が必要です。
必要なものは会社の規模や運用ルールなどによって異なりますが、今回紹介した4種はほとんどの会社で必要になるでしょう。
特にPマークの審査時には、それらの設備がきちんと運用されているかもチェックされるため、用意するだけでなく活用していくことを視野に入れる必要があります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!