
システム開発でミスを減らす設計書の書き方5つのポイント
公開日:2021.05.12 最終更新日:2021.05.25
この記事では、ミスを減らすシステム開発の設計書の書き方について5つのポイントを紹介します。
システム開発の設計書の作成を検討している事業者様は、ぜひご一読ください。
システム開発でミスを減らす設計書の書き方
ミスを減らすことができる設計書の書き方のポイントは5つあります。
失敗という結果を招かないためにもぜひ書き方を参考にしてください。
ポイント①シンプルなテンプレートを用意する
1つ目のポイントは、シンプルなテンプレートを用意して設計書を作成することです。
設計書のフォーマットは、作成を開始する前に決めなければなりません。
もし、テンプレートが事前に決まっていないと統一感を持たせることが難しいです。
シンプルで見やすいテンプレートを採用することで、誰が見ても内容が理解できる設計書にすることができるでしょう。
できるだけフリーフォマットを採用し、設計者が比較的自由に表現できるようにしておくとよいです。
ポイント②最新の情報に更新する
設計書の書き方のポイントは、最新の情報を記載するように心がけることです。
ソースコードは最新バージョンに変わっているが、一方で設計書は古い状態のまま更新されていないケースがあります。
設計書の情報が更新されていないと、開発効率に影響を与えることも少なくありません。
使用言語のアップデートなど、情報が新しく更新されたときは、プログラムだけでなく、設計書も最新の状態になるように書き換えます。
ポイント③わかりやすい文章を心がける
ポイントの3つ目は、わかりやすい文章で作成することを心がけることです。
例えば、一文を短くしたりシンプルな文章構成を心がけると、とても読みやすく意図が伝わりやすくなるでしょう。
わかりやすい文章にすることで読み間違いが発生したり、誤解が生まれたりする心配が少なくなります。
そのほかにも、下記のような書き方をすることでわかりすい設計書になります。
- 箇条書きを使用する
- 図を活用する
- 表でまとめる
ポイント④変更履歴を残す
システム開発の設計書の書き方としては、変更履歴を残すこともポイントの1つです。
設計書は新しい情報を保つために、その都度変更を加えなければなりません。
また、仕様変更が発生したら、その部分を新しく編集する必要があるでしょう。
もし、変更履歴を残していないと誰がどのように変更したのか後で確認することができません。
記録を残す際は、変更履歴シートの活用がおすすめです。
変更シートを活用することで、どの部分を誰が変更したのか容易に知ることができるため便利です。
ポイント⑤表記ゆれを意識する
設計書を書く上で懸念されるのが表記ゆれです。
例えば、サーバーとサーバは同じ意味ですが、表記が異なります。
言葉を統一せずに複数のエンジニアが設計書を作成すると「サーバー」と「サーバ」が混在してしまうのです。
また、表記ゆれは読み手に誤解を与える可能性があるため、本来意図した設計とはかけ離れたものができてしまう可能性もあります。
そのため、設計書を書くときは表記ゆれが生まれないように意識しなければなりません。
システム開発の設計書の書き方のポイントは5つ
以上、システム開発で失敗しないミスを減らす書き方を解説しました。
ミスを減らす書き方のポイントは5つあり、これらを意識することで失敗が起こる危険性を少なくできます。
また、システム開発の設計書の作成にはスキルや経験が必要です。
「どのように設計書を作成すればいいのかわからない」
「スキルや経験がなく、作成に不安を感じる」
という事業者様は、ぜひEMEAO!にご相談ください。
業界に詳しいプロのコンシェルジュが設計書を作成してくれる業者を無料で紹介いたします!

この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





