
既存システムの改修で注意すべき3つのポイントとは
公開日:2021.05.19 最終更新日:2021.05.21
この記事では、既存システムの改修で注意すべき3つのポイントについて解説します。
システム改修に不安のあるの事業者様は、ぜひご一読ください。
システムの改修で注意すべき3つのポイント
既存システムの改修は、システムのエラー部分を修正したり機能の追加やカスタマイズなどを行います。
システムの改修では、従来の機能を維持したまま、改修が必要な部分のみを正確に直す必要があります。
ここでは、既存システムを改修する際に注意すべきポイントを3つ解説します。
ポイント①影響範囲を明確にする
1つ目のポイントは、システム改修による影響範囲を明確にしておくことです。
影響範囲の調査を怠ってしまうと、かえって改修部分を増やしてしまい、再び改修が必要になることがあるため注意が必要です。
外部的な改修部分のみならず、改修にあたり影響する内部的な部分も考慮しましょう。
ポイント②ソースコード修正時はコンペアソフトでおこなう
システム改修にあたり、ソースコード修正時はコンペアソフトで行うこともポイントの1つです。
コンペアソフトとは、異なるファイルやソースコードを比較し相違点を表示できるソフトになります。
システム改修を進めるにあたって、無自覚のうちに影響範囲外のソースコードに触れてしまうことがあります。
本来の改修部分とは違う部分でソースに振れてしまうと、システム自体にに不具合が発生してしまうことも考えられます。
そこでコンペアソフトを使用することにより、修正の前後でのソースコードの相違点を簡単に見つけることができます。
代表的なコンペアソフトとしては、『WinMerge』というフリーソフトがあります。
ポイント③デグレードテストの実施
ポイントの3つ目としては、デグレードテストを実施することが挙げられます。
デグレードテストとは、従来のシステムと同じように動作するか、異なる動作であった場合従来の動作の方が良いかを比較するためのテストです。
改修後のテストにおいて確認することは、主に以下の2点です。
- 改修内容が正しく処理に反映されているか
- 改修箇所以外は従来のシステム通りに動作するか(デグレードテスト)
デグレードテストの実施は、システムの改修前後で同じ環境下で行う必要があります。
システム開発の改修は改修部分以外への影響を考慮して行おう
以上、既存システムの改修で注意すべきポイントを3つ解説しました。
既存システムを改修する際のポイントは、改修部分以外への影響範囲を考慮して慎重に改修を行いましょう。
改修後はきちんと動作するかのテストも行う必要があります。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!





