翻訳の無料トライアルには思わぬトラブルが?!失敗しないためには?
公開日:2020.02.20 最終更新日:2020.09.01
※この記事は5月27日に更新されました。
多くの翻訳会社が、無料トライアルを提供しているのをご存じでしょうか?
限られた文字数の原稿を、実際の発注時と同じ工程で、無料で翻訳してもらえるというお試しのサービスです。
しかし、翻訳の無料トライアルには思わぬトラブルが見られることもあります。
そこで本記事では、トラブルを回避して無料トライアルを賢く活用する方法をご紹介します。
翻訳会社のご利用をお考えの事業者様は、ぜひご覧ください。
翻訳の無料トライアルで考えられるトラブルと回避するためのコツ
無料トライアルの翻訳の品質に満足のいった際は、そのまま本契約を結び、本来依頼する予定だった文章の翻訳を正式に発注することができます。
そこで、一番よくみられるトラブルが、「トライアル時と実際の発注で翻訳者が違う」ということです。
なぜこれが問題なのかというと、本契約で納品された翻訳の品質が、トライアル時と比較して著しく落ちるということが考えられるためです。
ほとんどの翻訳会社は無料トライアル時と本契約時で担当者は同一です。
しかし、中には「本契約さえとれればよい」と、仕組みを悪用する翻訳会社もあります。
ここからは、トラブルを回避し、無料トライアルの利用に失敗しないための3つのポイントを解説します。
失敗しないコツ①本契約後も担当者は同じか事前に確認しておく
まずは、無料トライアルの申し込み時に、「仮にこの後本契約となっても、同じ翻訳者が担当するのか」ということを確認しましょう。
翻訳会社によっては、登録している翻訳者の実績などを、公開可能な範囲で共有してくれる場合もあります。
無料トライアルとはいえ、今後は本契約でのお付き合いになる可能性があります。
不安な部分はこの時点で解消しておきましょう。
失敗しないコツ②翻訳者のスキルを判断しやすい原稿で依頼する
担当者が同一の場合でも、そもそものスキルが低ければ、せっかく無料で試した意味がなくなってしまいます。
そのため、無料トライアルはあくまでお試し期間と割り切って、実用的な原稿のではなく、無料トライアル用の原稿で依頼しましょう。
多くの場合、トライアルは文字数が限られています。
限られた文字数の中で、どれだけ翻訳者のスキルを判断できるか、というのが上手な無料トライアルの活用方法です。
専門的な用語の多く登場する、特定の分野に特化した内容の文書で依頼することで、翻訳者のスキルをトライアルで判断することができます。
失敗しないコツ③翻訳の品質以外の部分もよく見ておく
翻訳会社の品質は、ただ納品された文書の質が高ければそれでよいというわけではありません。
たとえ機密情報の含まれたものでなくとも、情報の取り扱いは慎重に行われるべきです。
また、連絡時の態度やスピードといった対応力なども欠かせません。
中には、「あくまで金銭の発生しないお試し期間だから」と解釈し、本契約時と異なる対応をとる会社もあります。
無料トライアルは、翻訳の品質だけを試すものではなく、実際に発注した際の翻訳会社の対応を総合して無料体験できるものと考えましょう。
無料トライアルを賢く活用して、失敗しない翻訳依頼を!
今回は、翻訳における無料トライアルでみられるトラブルと、失敗せず賢く活用するためのコツを解説しました。
自社において、翻訳のトライアルをご検討される際の参考となりましたでしょうか。
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この記事を書いた人
編集部員 城下
EMEAO!編集部員の城下です。雑誌編集者と人材コーディネーターの勤務経験を生かし、現在はWebコンテンツの作成を担当しています。業者選定ガイドでは真っ白でクリーンな情報を届け、皆様にとって有益な知識の溢れるお城となるようなメディアを目指します。よろしくお願いします!