翻訳の依頼は個人経営と大手企業どちらにする?違いとメリットを解説
公開日:2019.10.28 最終更新日:2020.04.28
自社に合った優良な翻訳者と出会えていますか?
翻訳者の選び方は目的により様々ですが、個人の翻訳家と大手翻訳会社、どちらに依頼すればいいのか気になりますよね。
そこで今回は、個人の翻訳家と翻訳会社に依頼する違いとメリットを比較しました。
自社に合った翻訳者を見つけたい事業者様は、ぜひ最後までお読みください。
- 個人の翻訳会社と大手翻訳会社の特徴
- それぞれに依頼するメリット
個人の翻訳会社と翻訳会社で品質の差はあるの?
個人の翻訳会社と大手翻訳会社に依頼する場合の品質の違いは、一概にはありません。
大手といっても外部委託を利用していることも多く、それらの委託を請け負っているのは個人や中小企業の翻訳者だからです。
これらを念頭において、以下からは個人と会社、それぞれの翻訳会社に依頼するメリットを、テーマごとに見ていきましょう。
個人の翻訳会社の特徴と依頼するメリット
ここからは、個人の翻訳会社の特徴と依頼するメリットを紹介します。
個人の翻訳家の特徴とは?
個人の翻訳会社は、フリーランスで活躍できる能力を有する翻訳者のこと。
企業に属さず、個人として仕事を受注して生計を立てているため能力は高い傾向にあります。
守ってくれる会社もなく、矢面に立って、全ての結果と責任を我が身1つで受け止めるのがフリーランスです。
個人の翻訳会社によって仕事へのスタンスには差異がありますが、自力で仕事をとれるだけの最低限の能力はあるといえるでしょう。
また、個人の翻訳会社の中には、もともと翻訳会社に所属していたという経歴を持つ方も。
翻訳会社から独立して、個人として仕事を受けられる方は比較的優秀な傾向にあります。
個人の翻訳会社のメリットは翻訳者と直接やり取りができて対応が柔軟!
個人の翻訳会社に依頼する最大のメリットは、翻訳者本人と直接やり取りができることです。
一方、大手翻訳会社に依頼すると、一般的に依頼主と翻訳者との間にスタッフが入り、業務を進めていきます。
修正や指示などもすべてスタッフを介します。
そのため、個人の翻訳会社と比べるとどうしても対応に時間がかかってしまったり、制約があったりということがあります。
また、大手の翻訳会社と違い翻訳の修正や納期に対して柔軟に対応してくれることもある点も、依頼しやすい要素かもしれません。
大手翻訳会社の特徴と依頼するメリット
次に、大手翻訳会社の特徴と依頼するメリットを紹介します。
翻訳会社の特徴とは?
翻訳会社にもよりますが、大手翻訳会社の多くでは翻訳品質の最低レベルを割らないためのチェック体制が敷かれています。
具体的には、会社内で複数のスタッフの手を経て翻訳を仕上げます。
一次翻訳をするスタッフ、誤訳がないか、用語は正確かなどの校閲を行うスタッフなどが主です。
翻訳会社によっては、専門的な内容に関するチェックを行ってくれたり、ネイティブチェックを行ってくれたりするところもあります。
大手翻訳会社に依頼するメリットはしっかりとしたチェックを受けられる点です
大手翻訳会社だからといって、どこでもこういったレベルのチェック体制が整っているわけではありません。
しかし、多くの個人の翻訳会社にはない、しっかりとしたチェック体制は大手翻訳会社に依頼するメリットといえるでしょう。
また、大手翻訳会社は個人に比べ、実績経験や取引者数が豊富です。
大手企業や官公庁などを顧客に持つ場合は、翻訳品質の高さにも期待できます。
個人か大手かにこだわらず、翻訳を依頼する分野の実績に注目して選びましょう!
今回は、個人の翻訳会社と翻訳会社に翻訳を依頼する、それぞれのメリットについて紹介してきました。
自社にとって個人と大手どちらの翻訳会社が必要か判断する材料となりましたか?
個人の翻訳会社も大手翻訳会社も、結局は自社に合ったよい翻訳者と出会えるかどうかが鍵となります。
依頼する分野の翻訳実績を重視して、個人か大手かにこだわらず翻訳会社を選ぶことをおすすめします!
とはいえ、自社に合った翻訳会社選びは大変ですよね?
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この記事を書いた人
編集部員 M・S
編集部員のM・Sと申します。EMEAO!のコンテンツの取材、編集、ライティングを担当させていただいております。複雑な情報を分かりやすく整理し、忙しい皆様にとって読みやすい記事にまとめてご提供させていただきます!よろしくお願いします!