【翻訳会社監修】英語・日本語間の翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2021.08.18
英語・日本語間の翻訳が必要だが、自社で翻訳できる人材がいない、もしくは翻訳業務まで手が回らない企業も多いでしょう。
翻訳を外注するときにまず気になるのはどれくらい費用が掛かるかという点ですよね。
そこで、今回は英語と日本語間の翻訳を外注した際に発生する料金の相場についてご紹介します。
翻訳の外注を検討中の事業者様は、ぜひ本記事を予算立てや翻訳会社との交渉にお役立てください。
本記事監修のご紹介
本記事は、EMEAO!提携の優良翻訳会社であります株式会社恵友コーポレーション様にご監修いただきました。
会社名 | 株式会社恵友コーポレーション |
所在地 | 東京都中央区日本橋室町1-6-1真洋ビル5F |
事業内容 | 英語・中国語・イタリア語・フランス語・スペイン語の翻訳、通訳 |
株式会社恵友コーポレーション様は、1989年に創立された翻訳会社です。30年の歴史の中で、実績数は1,000件以上。有名大学を卒業したハイレベルの翻訳家が多数在籍しており、24時間のスピード納品に対応した実績もあります。一般的なビジネス関係の書類から、IT、化学など専門知識が必要な分野まで、幅広い案件に対応しています。特に金融分野においては、自社に貿易部があるため、現場経験を活かした高品質な翻訳が可能です。
翻訳料金の決まり方
翻訳料金の相場を見る前に、まず翻訳料金はどのように決まるかを解説します。
翻訳料金は、3つの基準で決まります。
- 翻訳文書の量
- 言語・文章の難易度
- 納期
要素①翻訳文書の量
まず、翻訳文書の量とは原文または訳文の量を指します。
一般的には、原文の文字数で料金が設定される「原文カウント制」が採用されることが多いようです。
ただし、原文を見て訳文の量が予想しづらい場合、翻訳後に訳文の量で料金が設定される「出来高制」が採用されます。
訳文の内容は翻訳者によって異なるため、翻訳作業が終了するまで正確な料金を知ることはできません。
要素②言語・文章の難易度
難易度には、言語の難しさと、文章の内容の難しさの2種類があります。
言語の難しさは、その言語を扱うことができる人数によって判断することができます。
英語は約4億人が母国語としているメジャーな言語です。
そのため、マイナー言語に比べると翻訳料金の相場は低めといえます。
また、文章の内容の難易度は、一般的な文書であれば低く、マニュアルや技術文書などの専門的な文書ならば高いといえます。
当然ですが、難易度が高いほど翻訳料金の相場も高くなります。
- 技術関連書類
- マニュアル
- 医学・医療・薬学関係
- 金融関係
- 特許明細書
要素③納期
納期とは、依頼から納期までの期間の長さはどれくらいかということです。
納期が短いほど料金相場は高くなり、長いほど低くなる傾向があります。
なぜなら、納期を早めるためには担当者を増やしたり高スキルの翻訳者を配置したりと、他の案件よりも優先的に対応する必要が出てくるからです。
翻訳料金は複数の要因によって変化する!正確な金額を知るには見積もりを取ってみましょう
以上のように、翻訳を外注する際にかかる費用は様々な要素によって変化します。
正確な金額が知りたいという場合は、業者に見積もりを依頼しましょう。
なるべく早く見積もりが欲しいという事業者様は、ぜひEMEAO!をご活用ください。
コンシェルジュにご要望をお伝えいただければ、条件に合った業者に情報を共有したうえでご紹介いたしますので、手間なく複数社の見積もりを比較していただけます!
英語の翻訳料金相場はいくら?
ここからは、英語・日本語間の翻訳料金の相場について、依頼の段階で正確な見積もりが立てやすい「原文カウント制」でご紹介します。
また、今回は翻訳料金を変動させる要素の1つである文章の内容の難易度を「決算書、報告書」「契約書・証明書」「技術関連書類」「マニュアル」の4段階に分けています。
あくまで目安ではありますが、自社の扱うことが多い書類の難易度と照らし合わせて参考にしてみてください。
日本語から英語へ翻訳する場合の料金相場
日本語の決算書や報告書を英語に翻訳してもらう場合、1,000文字程度であれば翻訳は最低10,000円程度から可能です。
ただし、同じビジネス関係の書類でも、契約書は法律の知識を必要とするため、決算書や報告書よりも料金相場が高くなります。
また、決算書など数字が多く含まれる場合は計算方法が異なります。
英語から日本語へ翻訳する場合の料金相場
翻訳依頼の際、日本語は文字数で、英語はワード数で考えます。
ここでは、日本語1,000字程度のテキストを、英語に換算すると500ワードと仮定して計算しています。
基本的には、日本語から外国語へ翻訳するよりも、外国語から日本語へ翻訳するほうが料金が高くなる傾向があります。
英語の決算書や報告書を日本語に翻訳してもらう場合、500ワードであれば最低10,000円程度から可能です。
決済所や報告書より難易度が高いマニュアルを日本語に翻訳する場合は、500ワード程度あたり2万円ほどかかります。
英語から日本語への翻訳料金相場は1,000文字あたり10,000円~
本記事を読んでいただくことで、英語と日本語の翻訳料金の相場についてご理解いただけたと思います。
英語の翻訳料金相場を知り、自社に合った料金設定やサービス内容の翻訳会社を選んでください。
現在EMEAO!では英語に強いおすすめの翻訳会社をご紹介しています。
各社それぞれの強みや特徴がありますので、ぜひ以下の記事をご覧ください!
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。