日本語からロシア語、ロシア語から日本語への翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.10.20
日露貿易投資促進機構による日本企業のロシア進出支援により、ロシアでビジネスをしようとお考えの事業者様もいらっしゃるのではないでしょうか?
ロシアでビジネスを行ううえで、文書をロシア語に翻訳する機会もあると思います。
そこで気になるのは、業者に翻訳を依頼した際の翻訳料金の相場ですよね。
本記事では、日本語・ロシア語間の翻訳料金の相場について解説します。
ロシア語翻訳を必要とする事業者様は、ぜひ業者選びや料金交渉にお役立てください。
翻訳料金相場を決める3つの要素
翻訳料金相場は、主に3つの要素によって料金が変動します。
以下に、翻訳料金相場を決めるための3つの要素をまとめました。
- 原文の文章の量と
- 翻訳する言語の難易度と文書の種類
- 納期
要素①文章の量・文字数
まず翻訳料金の見積りを出すために参考にされるのは、翻訳する文章の量と文字数です。
翻訳会社の多くは翻訳する文章の量や文字数で料金を計算しますが、事前に翻訳文の文章の量がどの程度か想定できる場合は、翻訳文の文章の量で計算することもあります。
また、大量の文書を一括で翻訳依頼することで料金を割引する翻訳会社も、なかにはあります。
要素②翻訳する言語の難易度と文書の種類
翻訳料金を決める要素の1つとして、翻訳する言語の難易度と文書の種類が関わってきます。
翻訳する言語の難易度とは、翻訳先の言語が利用頻度や翻訳者の数によって決まります。
ロシア語は利用者が約1.5億人ともいわれ、翻訳者も多いメジャーな言語であるため、翻訳難易度は高くありません。
翻訳料金も、比較的安めに設定されています。
また、翻訳を依頼する文書の種類によって料金は変わってきます。
マニュアルのような一般文書ではなく、専門知識が必要な学術論文や専門書の場合は翻訳難易度が高くなるため、料金も高くなっていく傾向にあります。
要素③納期
納品までの期間の長さによっても、翻訳料金は変動します。
設定されている期間より短納期で納品を希望する場合、業者側では翻訳スピードが速い翻訳者を用意したり社内の優先順位をあげるといった特別な対応が必要になります。
そのため、多くの翻訳会社では短納期での翻訳の場合は料金が高くなる傾向があります。
日本語からロシア語、ロシア語から日本語への翻訳料金相場
日本語・ロシア語間の翻訳料金は、主に文字数とワード数で決まります。
以下に、日本語からロシア語に翻訳する場合の料金と、ロシア語から日本語に翻訳する場合の料金をまとめました。
日本語→ロシア語 (400字の場合) | ロシア語→日本語 (180ワードの場合) | |
一般文書・手紙 | 4,000~4,800円 | 3,000~4,300円 |
専門的文書 | 5,200~5,500円 | 3,300~4,800円 |
契約書・証明書・特許 | 6,000~6,300円 | 3,600~5,800円 |
ただし、この相場は一般的な納期や文章の量の場合の料金のため、納期や翻訳難易度によって料金は変動します。
ロシア語翻訳は翻訳難易度が低めのため料金も比較的安く設定されている!
以上、ロシア語と日本語の翻訳料金の相場について解説してきました。
ロシア語は利用者が約1.5億人とかなり多く、翻訳者の数も多いため翻訳難易度は比較的低めといえます。
そのため、翻訳料金も低めに設定されていることが多いですが、文書の難易度や納期によっても大きく料金が変わるため、事前に業者に確認しましょう。
とはいえ、ロシア語に対応している翻訳会社を自力で見つけることは時間も手間もかかってしまいますよね。
そこで、EMEAO!にご相談いただければロシア語に対応した優良な翻訳会社を、完全無料でご紹介することができます。
EMEAO!が紹介する業者は、第三者機関の審査をクリアした優良な業者ばかりのため、安心してお任せいただけます。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!