日本語からアラビア語、アラビア語から日本語への翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.04.27
アラビア語はサウジアラビアやエジプトなどの中東諸国で広く使われている言語のため、中東諸国とのビジネスを展開している、もしくは展開するご予定の事業者様は、資料をアラビア語に翻訳する機会があると思います。
そこで気になるのは、翻訳を業者に依頼する際の料金の相場ですよね。
そこで本記事では、日本語・アラビア語間の翻訳料金の相場について解説していきます。
中東諸国でのビジネス展開をお考えの事業者様は、ぜひご一読ください。
- 翻訳料金相場を決める要素
- 日本語・アラビア語間の翻訳料金の相場
翻訳料金相場を決める要素
翻訳料金相場は、さまざまな要素で左右されます。
以下に、翻訳料金相場を決める3つの要素をまとめました。
翻訳料金相場の変動に関わる3つの要素
- 原文と翻訳文の文章の量
- 翻訳の難易度
- 納期
要素①原文と翻訳文の文章の量
翻訳料金を計算する際に、原文と翻訳文の文章の量を参考にします。
多くの翻訳会社は、文字数やワード数で一定の料金を設定しています。
当然、原文の文章の量が多ければ料金は高くなっていき、少なければ料金は下がっていきます。
また、原文を翻訳した後の文章の量がある程度わかる場合は、翻訳後の文章の量で見積りを出すこともあります。
文章量は依頼する文書によってまちまちであることがほとんどですが、あまりにも文章の量が少ない場合は業者に受け付けてもらえないこともあるので、気を付けましょう。
要素②翻訳の難易度
翻訳の難易度とは、翻訳する言語自体の難易度や翻訳者の数、文書の内容によって左右されます。
翻訳先の言語の翻訳者の数が多くなれば、おのずと翻訳難易度も下がり料金も安くなっていきます。
アラビア語は利用者が3億人以上 と多いですが、単語や文法の難易度が高く翻訳者の数も少ないため、翻訳料金相場は高めに設定されています。
ただし、アラビア語翻訳を得意とする業者のなかには比較的安く翻訳してくれるところもあります。
また、文書の内容によっても翻訳料金は変わり、専門知識が必要な学術論文や専門書の場合は専門知識をもった翻訳者が必要なため、翻訳難易度が高くなります。
翻訳難易度が高くなれば料金も高くなっていくため、専門知識が必要な文書の翻訳を依頼するときは対応できる業者を探す必要があります。
要素③納期
翻訳を依頼してからの納期の期間によっても、翻訳料金は変動します。
一般的に想定されている納期よりも短い期間で納品を希望する場合、翻訳会社では翻訳の速い担当者を用意したり社内での優先順位を調整するといった特別な対応が必要になります。
そのため、短納期での翻訳を希望する場合は、一般的な料金相場よりも金額が高くなる傾向があります。
日本語からアラビア語、アラビア語から日本語への翻訳料金相場
アラビア語翻訳は、基本的に文字数とワード数で料金を算出します。
日本語・アラビア語間の翻訳の料金の表を以下にまとめました。
日本語→アラビア語 (400字の場合) | アラビア語→日本語 (180ワードの場合) | |
一般文書・手紙 | 4,800~5,000円 | 3,600~5,000円 |
専門的文書 | 5,400~5,600円 | 4,000~5,000円 |
契約書・証明書・特許 | 6,400~7,000円 | 4,500~7,000円 |
この料金相場は一般的な納期で計算しているため、短納期での翻訳や専門書の翻訳をする場合には相場よりも料金は高くなります。
アラビア語は言語自体の翻訳難易度が高いため翻訳料金も比較的高め!
以上、日本語・アラビア語間の翻訳料金の相場について解説してきました。
アラビア語はニーズの高い言語ですが、言語自体の翻訳難易度が高いため翻訳者が少なく、翻訳料金もほかの言語に比べて高めに設定されています。
しかし、アラビア語翻訳を得意とする翻訳会社の場合は料金も安くなることもあります。
計画的な依頼に欠かせない翻訳会社選びには、各社の強みや特徴を比較することが有効です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!