日本語からタイ語、タイ語から日本語への翻訳料金の相場は?
公開日:2019.11.01 最終更新日:2020.11.16
タイの企業や市場を相手にビジネスを展開している、もしくは展開する予定の事業者様は、日本語・タイ語間の翻訳を国内の翻訳会社に依頼する機会もあるでしょう。
タイ語の翻訳を外注する際、気になるのが翻訳料金の相場ですよね。
そこで本記事では、日本語・タイ語間の翻訳料金の相場をご紹介します。
タイ語翻訳の外注を考えている事業者様は、ぜひ本記事を予算立てや翻訳会社との交渉にお役立てください。
翻訳料金の相場はどのように決まるの?
翻訳料金の相場をご紹介する前に、まずは翻訳料金の相場はどのように決まるかを解説していきます。
各言語の翻訳料金の相場は、以下の3つの要素によって決まります。
- 翻訳文書の量
- 言語・原文の難易度
- 納期
要素①翻訳文書の量
翻訳文書の量とは、翻訳前の原文の量、または、翻訳後の訳文の量のことを指します。
翻訳量は、できあがった訳文の量で決めるケースと、原文の量で決めるケースがあります。
翻訳してみないと訳文の量がわからないという場合は、原文の量で決めます。
大量の文書を依頼したりする場合は割安になることもあります。
要素②言語・原文の難易度
難易度とは、その言語の利用者の多さや言語そのもの、そして原文の内容の難しさを指します。
タイは東南アジアで中心的な国であるのみならず、人口が約6,891万人います。
タイ語は、ネイティブスピーカーも翻訳者も多く、言語自体の難易度はさほど高くないということです。
そのため、タイ語翻訳にかかる料金の相場は、他言語の料金相場と比べて安い傾向にあります。
原文の内容としては、一般的な文書、報告書やプレゼン資料、マニュアルなど専門的知識が必要とされる文書という順で難易度が上がり、難易度が上がれば必然的に料金相場も高額になります。
要素③納期
納期とは、単純に依頼をしてからどれくらいの期間で納品してもらうかということです。
納期については、タイトなスケジュール設定をするほど、料金相場が高額になります。
優先度を上げる翻訳者を増やす、スピーディーに翻訳できる翻訳者をアサインするなど特別な対応しなければならないため、追加で料金がかかるからです。
逆に納期まで余裕を持たせることで安くなる場合もあります。
日本語からタイ語、タイ語から日本語への翻訳料金相場
では、タイ語の翻訳料金の相場について見てみましょう。
日本語は文字数で、タイ語はワード数で考えます。
日本語→タイ語(400字) | タイ語→日本語(180~200ワード) | |
一般文書・手紙 | 3,600~4,300円 | 3,000~4,300円 |
専門的文書 | 4,400~4,800円 | 4,000~4,800円 |
契約書・証明書・特許 | 5,600~6,300円 | 5,000~6,300円 |
表から分かる通り一般文書や手紙であれば、日本語からタイ語へは400字あたり3,600~4,300円、タイ語から日本語へは180~200ワードあたり3,000~4,300円が翻訳料金の相場といわれています。
ただし、この相場は一般的な納期や分量の場合のタイ語の翻訳料金相場です。
難易度だけではなく、納期や分量も考慮して相場と比較する必要がありますので、注意してください。
日本語からタイ語の翻訳料金相場は400文あたり3,600円~、タイ語から日本語へは180ワード当たり3,000円~
本記事を読んでいただくことで、タイ語と日本語の翻訳料金の相場についてご理解いただけたでしょうか。
一般文書や手紙であれば、日本語からタイ語へは400字あたり3,600~4,300円、タイ語から日本語へは180~200ワードあたり3,000~4,300円が翻訳料金の相場です。
今回ご紹介した翻訳相場と見積りを比較して、値段が安すぎたり高すぎる場合は依頼する業者を再検討することをおすすめします。
クオリティが低かったり納期に間に合わなくなったりといったリスクが高くなるからです。
とはいえ、翻訳会社選びには、料金だけではなく各社の強みや特徴を比較することも必要です。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。