日本語・スロバキア語間の翻訳料金の相場・単価はいくら?
公開日:2019.11.08 最終更新日:2020.04.24
2019年7月、日・スロバキア社会保障協定が発効されました。
今後はITや研究開発分野での両国の発展に注力されることから、日本でのスロバキア語の翻訳需要は高まることでしょう。
そこで今回は、日本語・スロバキア語間の翻訳料金の相場をご紹介します。
今後、スロバキアの企業と取引を考えている事業主様は、ぜひ業者選びや予算立てにご活用ください。
- 翻訳料金の相場を左右する要素とは
- 日本語・スロバキア語間の翻訳料金の相場
スロバキア語翻訳の料金相場を決める要素とは?
各言語の翻訳料金の相場は、主に以下の3つの要素によって変動します。
翻訳料金の相場を決める要素
- 翻訳文書の量
- 言語・原文の難易度
- 納期
要素①翻訳文書の量
翻訳文書の量とは、原文の量または出来上がった訳文の量のことです。
翻訳量が多ければ、当然料金の総額も高くなります。
料金を決める際、原文と訳文どちらで文書の量をカウントするかは場合によります。
一般的には原文の量を用いる「原文カウント制」が、原文から訳文の量が予想にくい場合は訳文の量を用いる「出来高制」によって料金が設定されます。
つまり、出来高制の場合は訳文完成まで正確な料金がわかりません。
要素②言語・文章の難易度
翻訳文の難易度には、言語自体の難しさと、文書自体の難しさの2つあります。
言語そのものの難易度は、その言語を扱える翻訳者がどれくらいいるのかによって判断することができます。
スロバキア語話者は、スロバキアの周辺国ではチェコ・ハンガリーに45万人、移民先のアメリカでは約50万人で、合わせて約530万人ほどいます。
話者が少ないため翻訳者の確保が難しく、言語自体の難易度も翻訳料金の相場も高めです。
文章の内容の難易度は、手紙やメールなど一般的な文書は低く、学術論文やマニュアルなどの専門性のある文書は高いといえます。
当然、難易度が上がれば翻訳料金の相場も上がります。
要素③納期
納期とは、依頼から納品までにどれくらいの期間が設けられているかということです。
納期は短いほど料金が高くなるため、なるべく長めに設定することをおすすめします。
なぜ短納期の案件は高くなってしまうのかというと、作業時間を短縮するために翻訳者を増やしたりスピーディに翻訳できる翻訳者を配置するといった対応が必要になるからです。
日本語からスロバキア語、スロバキア語から日本語への翻訳料金相場
次は、翻訳の料金相場について具体的な金額を紹介します。
スロバキア語から日本語へ、日本語からスロバキア語への翻訳料金の相場は以下のとおりです。
日本語は文字数で、スロバキア語はワード数で考えます。
また、内容が高度・専門的になるほど料金も高くなるため、今回は難易度が低いほうから「一般文書・手紙」「契約書・証明書・特許」「専門的文書」の3段階に分けています。
日本語 → スロバキア語(1文字あたり) | スロバキア語 → 日本語(1ワードあたり) | |
一般文書 | 10~17円 | 15~30円 |
専門文書 | 12.5~20円 | 20~35円 |
法律・医療 | 17.5~25円 | 25~40円 |
日本語・スロバキア語間の翻訳料金の相場は、メールや手紙など難易度の低い一般文書であれば、日本語からスロバキア語へは1文字10~17円、スロバキア語から日本へは15~30円ほどです。
スロバキア語は、英語や中国語といった他の言語と比べてマイナーな言語なので、相場は高めです。
この相場を知っておき、料金が相場より安すぎたり高すぎる翻訳会社には注意しましょう。
日本語からスロバキア語への翻訳料金相場は1文字10円~、スロバキア語から日本へは15円~
今回は日本語・スロバキア語間の翻訳料金の平均相場についてご紹介しました。
日本語からスロバキア語への翻訳料金相場は1文字10~25円、スロバキア語から日本へは15~40円ほどです。
スロバキア語は話者が少ないので相場は他の言語と比べて高めに設定されていますので、慎重に依頼する業者を選びましょう!
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。