日本語・ブルガリア語間の翻訳の料金相場・単価はいくら?
公開日:2019.11.12 最終更新日:2020.04.23
ブルガリアはヨーロッパの中でも英語が通じにくい国です。
ブルガリア企業と取引をするご予定の事業者様は、高確率でブルガリア語翻訳を外注する必要が出てくることでしょう。
そして、翻訳の発注前には費用の概算を出しておきたいですよね。
そこで今回は、日本語・ブルガリア語間の翻訳の料金相場についてご紹介します。
ブルガリア企業との取引を行うご予定の事業者様は、ぜひ予算立てや翻訳会社との交渉の際にご活用ください。
- 翻訳料金の相場を左右する要素とは
- 日本語・ブルガリア語間の翻訳料金の相場
ブルガリア語の翻訳料金の相場を決める重要な要素とは?
翻訳料金の相場を見る前に、翻訳料金はどのように決まるかをご説明します。
各言語の翻訳料金の相場は、主に以下の3つの要素によって決まります。
翻訳料金の相場を決める要素
- 翻訳文書の量
- 言語・原文の難易度
- 納期
要素①翻訳文書の量
翻訳文書の量は、原文の量または出来上がった訳文の量を指します。
翻訳量が多ければ、当然料金は高くなります。
料金を原文の量で決めるか、訳文の量で決めるかはケースバイケースです。
どちらかというと、原文の文字数で料金が設定される「原文カウント制」で、表記されていることが多いようです。
ただし、原文から翻訳の出来上がりの量が予想しづらい場合、翻訳文の量で料金が設定される「出来高制」になります。
実際に訳文が完成するまで正確な翻訳料金がわからず、翻訳者によっても文量が異なるという特徴があるので、そこに注意が必要です。
要素②言語・文章の難易度
難易度とは、翻訳言語そのものの難易度と、文書自体の難易度の2つがあります。
言語自体の難しさは、その言語を翻訳できる担当者がどれくらいいるのかという指標ではかられます。
ブルガリア語はバルカン半島にあるブルガリアで公用語として使われており、同じく「キリル文字」を使用するロシア語よりも歴史が古いとされる言語ですが、話者は約900万人と少なめ。
話者が少ないと対応できる翻訳者の数も少ないため、価格競争が起こりにくく、英語や中国語といったメジャーな言語と比べると料金相場が高めです。
また、文章の内容の難易度は、手紙やメールなど一般的な文書であれば低く、学術論文や技術文書などの専門的な文書ならば高いといえます。
当然、難易度が高いほど翻訳料金の相場も高くなります。
要素③納期
納期とは、依頼から納品までにどれくらい期間に猶予があるのかということです。
一般的に、納期を短く設定するほど料金は高くなります。
料金が高くなるわけは、翻訳者を増やしたり翻訳スピードが速い翻訳者を配置したりと、他の案件より優先する必要が出てくるからです。
日本語からブルガリア語、ブルガリア語から日本語への翻訳料金の相場はいくら?
ここからは、日本語からブルガリア語、ブルガリア語から日本語への翻訳料金の相場・単価をご紹介します。
翻訳文書の量については、今回は依頼の段階で正確な見積もりが立てやすい「原文カウント制」を採用しました。
日本語からブルガリア語への翻訳
日本語からブルガリア語への翻訳料金の相場は、1文字あたり6~19円程度です。
この料金相場を、文章の難易度によって分けて見てみましょう。
SNSやメールなどの一般的な文章を翻訳してもらう場合、6円~15円くらいが料金の相場です。
一方、専門的な文章になると9.2円~19円くらいまで料金相場が上がります。
ブルガリア語から日本語への翻訳
ブルガリア語から日本語への翻訳料金の相場は、1単語あたり12.4~41円ほどです。
一般的な文章であれば1文字12.4円~27円ほどで翻訳してもらえます。
専門的な文章になると、1文字25円~41円くらいが料金相場となっています。
日本語からブルガリア語の翻訳料金相場は1文字6円~、ブルガリア語から日本語へは1単語12.4円~
この記事を読んでいただいて、ブルガリア語翻訳の相場をイメージできたでしょうか?
日本語からブルガリア語への翻訳料金の相場は1文字6~19円、ブルガリア語から日本語へは1単語12.4~41円ほどです。
ブルガリア語は話者が少ないため、英語やスペイン語などと比べて相場が高く設定されています。
ブルガリア語の翻訳相場は決して安くはないため、自社に合った料金設定やサービス内容の翻訳業者を選んでください。
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各社、料金プランや納期目安は様々ですので、ぜひ一度ご確認ください。
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この記事を書いた人
編集部員 岡本
編集部の岡本です。以前はWEBディレクターとして中小企業のホームページ制作のディレクション等をしておりました。ユーザー様の声をきちんとコンテンツの内容や方向性に反映して、より良いメディアに出来るように日々精進してまいります。