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アプリの開発費はどうやって決まる?見積もり作成の流れを解説
公開日:2019.08.01 最終更新日:2023.10.20
アプリ開発を業者に依頼しようと考えた際にまず気にするのは、費用ではないでしょうか?
機能や納期によってアプリの開発費用は異なっていくため、具体的な開発費を把握するには見積もりを出す必要があります。
では、見積もりは具体的にはどのような流れで決まっていくのでしょうか。
本記事では、アプリ開発費の見積もりの流れを解説していきます。
アプリ開発の外注をお考えの事業者様は、ぜひ参考にしてください!
アプリの開発費はどのように決まる?
アプリの開発費は、シンプルなものでも総額で500万円程度かかるとお考えいただければまず問題ないでしょう。
開発にかかる費用の大半を占めるのが人件費です。
もう少し踏み込んで説明すると、必要な機能が多く、デザインが凝ったもので、納期が短いものであるほど開発費は高くなります。
なぜなら、アプリの内容が複雑になるほど、また短い納期での制作が必要になるほど開発に必要な人員が多くなるためです。
つまり、アプリの開発費は機能とデザイン、納期によって左右されるということです。
アプリ開発の費用相場の詳細については、こちらのアプリ開発にかかる人件費等の費用相場をご確認ください。
どの程度の費用がかかるのかという点は、依頼者と業者の双方にとって重要なことです。
そのため、アプリの開発を依頼した際、まずは開発会社の担当者と依頼者の間でヒアリングが行われます。
ヒアリング内容をもとにアプリの仕組みをまとめた企画書が作成され、その企画書の内容によって見積もりが算出されます。
開発費見積もりのために決めておくべきこと
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アプリ開発を始める前に、どんなことを聞かれるの?
では、アプリの企画書を制作するためのヒアリングでは、どのようなことが聞かれるのでしょうか?
基本的には、下記の5項目を抑えておけば問題ないでしょう。
アプリ開発のヒアリングで聞かれる主な項目
- アプリを作るための目的
- 予算の上限
- 納期などのスケジュール
- 実装したい機能
- デザイン
以下、それぞれの項目について詳しく解説していきます。
ゴールを明確にするために「アプリを作るための目的は?」
ヒアリングでは最初に「アプリをどのように使って目的を達成するか」について聞かれるでしょう。
目的を確認することで、そもそもどういったアプリなのかということや、必要な機能やユーザーの規模感などがある程度明確になり、費用が算出しやすくなるのです。
また、アプリリリース後の保守運用にも費用がかかります。
保守の際、どの程度の範囲をカバーすべきかという部分の確認にもつながります。
提案の基準となる「予算費用はいくらまで出せるのか?」
どの程度の予算費用でアプリを作るつもりなのかも、初めの段階で話しておきましょう。
提示された予算を参考に、業者は機能やデザイン、納期の提案をしていくので、重要な要素になります。
場合によっては、どうしても要望通りに進めたいのであれば相場よりも費用がかかる場合があります。
予算は多めに用意しておくと話がスムーズに進むでしょう。
決まっているなら相談しておこう!「納期などのスケジュールは?」
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納期などのスケジュールは早めに決めてしまおう!
リリース日が明確に決まっているのであれば相談しましょう。
納期によって必要なエンジニアの人件費や開発現場にかかる負担が左右されるため、納期が長いほど開発費は安くなり、短いほど高額となる傾向があります。
イメージを明確にして無駄を省こう!「どのような機能を実装したいのか?」
ある程度前例のあるようなアプリであれば、機能面については業者のほうから提案をしてもらえることもあります。
しかし、どのような機能を実装したいのかという点を明確にしておかないと、無駄に多機能なアプリになったり、逆にあると思っていた機能がなく要望と違うものになってしまう可能性が高くなります。
機能が増えるほど開発費も高くなってしまうことや、納品後の修正には別途高額な料金が請求される場合もあるので、機能についても依頼者側であらかじめ決めておくといいでしょう。
費用を左右する重要ポイント「どのようなデザインにするのか?」
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機能だけではなく、デザインについてもイメージを持っておきましょう
デザインも費用が大きく変わるポイントなので、慎重に考えましょう。
アプリのデザインは、「テンプレート」と呼ばれる画面ごとの構成の数と、各テンプレートの設計の複雑さによって費用が決まるという仕組みです。
例えばSNSアプリでは、各ユーザーの投稿が見られるタイムラインのページやユーザーごとのプロフィールのページ、ログインページ……とイメージするだけでも、ボタンや画像の配置といった画面の構成がそれぞれ全く異なります。
逆に、カメラアプリやシンプルな地図アプリなどは、SNSと比較するとテンプレートが少なくなります。
基本的に、機能が多くなるほどテンプレートも増えていきます。
また、単純な見た目だけでなく、利用者の使い勝手に関してもデザインの一部です。
デザインに関しては、利用者目線をもって考えるとよいでしょう。
開発費の見積もりをスムーズに出してもらうために、ヒアリングの準備をしておこう
いかがでしたか?
アプリの費用の見積もりを出してもらうために、決めておくべき内容がイメージできましたでしょうか。
事前にしっかりと内容を固めておくことで、見積もりをスムーズに出してもらうことができます。
依頼者側と業者側でイメージしていたアプリの内容が異なってしまうといった認識のすれ違いを極力防ぐという側面もあるため、ヒアリングの準備は重要です。
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この記事を書いた人
編集部員 河田
編集部員の河田です。編集プロダクションでの書籍編集の経験を経て、現在はEMEAO!のWebコンテンツ編集・執筆とお客様へのインタビューを担当させていただいています。日々、コツコツと皆さんのお役に立つ情報を発信していきます!よろしくお願いします。
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