アプリ開発を外注するなら相場を知っておこう!費用の算出方法を解説
公開日:2019.12.25 最終更新日:2021.05.06
アプリ開発をする際、外部の業者に依頼をする事業者様も多いのではないでしょうか?
アプリ開発の外注には多大なコストを必要とするため、事業者様の多くは外注費用の相場や算出方法が気になるところだと思います。
そこで本記事では、アプリ開発の外注費用の相場と費用の算出方法を解説していきます。
アプリ開発をご検討中の事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
アプリを作るメリットとは?
まず、アプリを作る3つのメリットを紹介します。
- Webサイトよりも需要が高まっている
- 視覚に訴えることでユーザーが思い出してくれやすくなる
- ユーザーの満足度を高めやすい
アプリを作ることで、ユーザーとのつながりを作ることができるので、自社のサービスから離れていくことを防げます。
アプリ開発の費用相場は?
最近ではアプリを無料~月額19,800円程度で作れるツールもあります。
しかし、クオリティーや制作期間を考えると開発会社に依頼した方がよいでしょう。
アプリの作成の開発費用の相場は約300~500万円といわれています。
ただし、アプリに搭載する機能やアプリの種類によって大きく料金の変動が起きます。
以下に、アプリの種類ごとのおおよその開発費用をまとめました。
アプリのタイプ・種類 | 開発費用の相場 |
通話・チャット系アプリ | 約100~600万円 |
電子カタログ・チラシ系アプリ | 約50~200万円 |
ショッピングカート・ECアプリ | 約200~400万円 |
店舗アプリ(会員登録など) | 約300~500万円 |
ツール系アプリ(計算機など) | 約50~300万円 |
データ連携アプリ(カレンダーなど) | 約150万円~ |
ゲーム・エンタメ系アプリ | 約300~1,500万円 |
SNSアプリ(Facebookなど) | 約200~1,200万円 |
位置情報系アプリ | 約300~1,000万円 |
アプリ内課金・多言語・マップ対応 | 各10~20万円程度 |
SNS連携・アクセス解析 | 各5万円 |
上記の表から、アプリの種類によって開発費用は大きく変わることがわかります。
相場の価格差が大きくなる理由は、機能の複雑さ・開発期間に起因しています。
単純な計算システムやメモ帳程度のツール系アプリであれば、比較的システムが簡単なため開発費用が安くなる傾向にあります。
対して、ゲーム・エンタメ系アプリはデータの連動やユーザー同士の対戦などを想定した場合、複雑なシステムの構築と膨大なデータ量が必要になるため開発費用は高くなる傾向にあります。
アプリ開発を依頼する際は、どの程度のクオリティを求めているのかをはっきりさせてから業者に相談しましょう。
また、アプリ開発を個人か開発会社に依頼するかにより費用は変わります。
詳しくは、こちらの個人・開発会社別にまとめたアプリ開発の費用をご覧ください。
オプションとして搭載できる機能の費用相場
アプリを開発する際、オプションとしていくつかの機能を搭載することが可能です。
オプションとして搭載可能なアプリ機能と、搭載にかかるそれぞれの費用相場を以下にまとめました。
オプション機能 | 搭載にかかる費用の相場 |
個人情報の登録 | 約10~20万円 |
SNSを利用したログインシステム | 約10~20万円 |
決済システム | 約20~50万円 |
プッシュ通知機能 | 約10~100万円 |
縦と横の表示切り替え機能 | 約5~10万円 |
他アプリとの連携 | 約5~40万円 |
デザインの作成 | 約10~100万円 |
カメラ・音声機能 | 約10~20万円 |
依頼するアプリタイプにない機能をオプションとして搭載する場合、従来の開発費用にオプション費用が上乗せされます。
他と比較して開発費用が安いツール系アプリでも、デザインにこだわったり他アプリとの連携機能などを追加すると、想像していた予算よりも高くなってしまうことがあります。
オプション機能を搭載する際は、本当に必要な機能かどうかをよく吟味してから搭載するようにしましょう。
アプリ開発費用の算出方法
アプリの開発費用のほとんどは、開発者の人件費です。
開発費用のおおまかな計算式は、以下のようになっています。
アプリの開発費用は人件費がほとんどを占めており、開発期間(工数)と“人月単価”によって決定されています。
例えば人月単価50万円の開発者1人が、3か月かけてアプリを作ると150万円になりますが、人月単価100万円の開発者2人が1か月でアプリを作ると200万円になります。
納期が短ければ、その分対応できる優秀な人材や人数を用意する必要があり、複雑な機能であるほどデザイナーやマネージャーといった開発者以外のスタッフが必須になります。
そのため、短納期でアプリ開発を企画すると開発費用が相場よりも高くなってしまう場合が多くあります。
アプリ開発の費用の平均は約300~500万円
以上、アプリ開発を外注する際の費用の相場とおおまかな料金の算出方法を解説してきました。
アプリ開発の費用は人件費と工数によって決定されます。
工数は、アプリのタイプや搭載する機能・システムの複雑さなどによって異なるため、開発を依頼する業者にどの程度のクオリティを求めているのか伝えて見積りを出してもらいましょう。
EMEAO!では、優良なアプリ開発業者をユーザー様に紹介するサービスをしています。
アプリ開発の良心的な見積りを出してほしい事業者様はぜひお気軽にお問合せください。
この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!