アプリ開発で失敗しないためのアプリ開発ツール3つの選び方
公開日:2021.05.05 最終更新日:2023.10.20
プログラミングの専門知識がなくても、スマホアプリが開発できるアプリ開発ツールですが、どれを選択すればいいのかわからない方もいるのではないでしょうか。
このコラムでは、スマホアプリ開発ツールの選び方の3つのポイントについて説明します。
アプリ開発ツールとは
スマホアプリ開発ツールとは、専門知識がなくてもスマホアプリが開発できるツールのことです。
あらかじめ用意されているテンプレートを使用したり、パーツをドラックアンドドロップで組み合わせたりと簡単な操作でのアプリ開発が可能です。
本来、スマホアプリの開発は開発環境の構築・プログラミング・動作テストといったステップを経て行われるため、専門知識が必要です。
しかしスマホアプリ開発ツールを使用することで、専門知識も難しい操作も必要なく、スマホアプリを作成できます。
アプリ開発ツールの選び方
アプリ開発ツールは多くありますが、どれが自社に適しているのかわからない方のために、ここではアプリ開発ツールの選び方のポイントを3つを説明します。
開発後に失敗しないため、どのような点に注意すべきかしっかり確認しましょう。
目的のアプリ開発に適しているか
まず、どのようなアプリを開発したいのか目的を明確にし、目的に適したアプリ開発ツールを選択することが大切です。
アプリ開発ツールを目的別に選ぶポイントは以下の3つです。
IOS、Androidの対応有無
スマホアプリではOSごとに開発環境が異なるため、IOSとAndroidのどちらに対応しているのか、またどちらのOSにも対応しているクロスプラットフォームなのかを確認しておくことが大切です。
付加機能の提供
スマホアプリ開発ツールは、アプリ作成と作成したアプリの表示・動作テストができるほか、作成したアプリへの付加機能を提供しているものもあります。
プッシュ機能や決済機能などさまざまな外部サービスと連携ができ、簡単にアプリの性能を高めることが可能です。
開発ツールごとに付けることのできる機能が違うので、どの付加機能が必要か事前に確認しましょう。
カスタマイズができるか
スマホアプリ開発ツールの中には、ドラックアンドドロップなどの簡単操作でアプリ作成ができるほか、HTMLなどのプログラミング言語を使いカスタマイズができるものがあります。
そのため、自社にアプリ開発のノウハウがある場合開発環境の構築にかかる時間を短縮しつつ、独自性のあるアプリ開発ができます。
カスタマイズを行う際は、操作できるカスタマイズ性をもつアプリ開発ツールを選びましょう。
料金形態に問題がないか
スマホアプリ開発ツールを利用すれば、簡単にアプリ開発ができますが、月額費用がかかる料金形態である場合が通例です。
また付加機能などのサービス料金がかかる場合があるので、料金形態に問題がないか事前に確認しましょう。
料金比較のポイントは以下のとおりです。
- 無料のトライアル期間があるか
- 月額費用と利用できるサポートの範囲
- 初期費用がかかるのか
- 料金の違いでアプリダウンロード数やディスク容量の制限に差があるか
特にチェックしたいのが無料トライアル期間の有無です。
無料トライアル期間があれば自社のアプリ開発に適しているのか試せるので、積極的に利用して他のアプリ開発ツールとの比較材料にするとよいでしょう。
サポート体制があるのか
自社にスマホアプリ開発のノウハウがないと、アプリ開発ツールを使っても不明な点が出てきます。
また作成したアプリの使用テストや、リリース後のアップデートなど、作成以外にもやるべき事がたくさんあるため、そういった際のサポート体制があると便利です。
どのようなサポートが利用できるのかは、アプリ開発ツールにより違うので、自社が必要としているサポートに対応しているかを事前に確認する事が大切です。
アプリ開発ツールは目的に沿ったものを選び、料金・サポートをよく確認する
以上、スマホアプリ開発ツールの選び方の3つのポイントについて説明しました。
アプリ開発ツールを選ぶ際は、どのようなアプリを開発したいのか、その目的を明確にすることで、それに必要な機能やサポートがあるのかを判断することが大切です。
アプリ開発ツールの特徴は、簡単にアプリ開発で行えることですが、反面カスタマイズに制限があることや、運用していく上で月額費用や付加機能などのコストがかかるので注意しましょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!