マッチングアプリを開発する際にかかる平均的な費用相場
公開日:2021.05.07 最終更新日:2023.10.20
この記事では、マッチングアプリを開発する場合の平均相場について解説します。
マッチングアプリの開発を検討している事業者様はぜひご一読ください。
マッチングアプリの費用相場について
マッチングアプリの費用相場は、400万円〜1,000万円程度です。
マッチングアプリの費用相場は、エンジニアの人件費と搭載する機能によって異なります。
また、簡易的なマッチングアプリよりもさまざまな機能を持つマッチングアプリのほうが費用は高くなるでしょう。
そのため、費用相場を算出する際は、人件費と搭載する機能を考える必要があります。
エンジニアクラス別マッチングアプリにかかる人件費
エンジニアの技能や経験によって人件費は大きく変動します。
具体的な金額は下記の表の通りです。
クラス | 人件費(月額) |
初級エンジニア | 60〜100万円程度 |
中級エンジニア | 80〜120万円程度 |
上級エンジニア | 100〜160万円程度 |
しかし、開発企業を利用する際は企業が提示した見積もりに応じて料金を支払うのが一般的です。
つまり、企業の所属する社員を指名してマッチングアプリ開発をお願いすることはできません。
そのため、各クラスのエンジニアの人件費から細かく費用を算出することは難しいです。
しかし、開発には各クラスのエンジニアが携わっているので、どのぐらいの費用が必要なのか大まかに知ることができるでしょう。
マッチングアプリに必要な機能とそれぞれの費用相場
マッチングアプリに必要な主な機能は5つあります。
機能にかかる相場を、以下の表にまとめました。
機能 | 費用相場 |
メッセンジャー | 50〜100万円 |
会員登録 | 25〜40万円 |
検索 | 35〜80万円 |
課金 | 80〜120万円 |
プッシュ通知 | 20〜40万円 |
メッセンジャー
メッセンジャー機能の相場は、50〜100万円です。
マッチングアプリは、ユーザー間でメッセージを送受信するため、メッセンジャー機能は必須になります。
単なるメールの送受信だけでなく、NGワードは禁止したり、回数上限を設定したりしなければなりません。
そのため、コストがかかる部分のひとつといえるでしょう。
会員登録機能
会員登録機能の相場は25〜40万円程度です。
マッチングアプリにとって会員登録は欠かせない機能のひとつになります。
なぜなら、会員登録機能があることで、プロフィールを公開することができたり、メッセージのやり取りができるからです。
会員登録を実装するためには、クライアントサイドだけでなく、バックエンド開発が必要になります。
例えば、サーバーを立ち上げたり、データベースを作成したりしなければなりません。
このように、開発工数がかかるため、その分費用も高くなるでしょう。
検索機能
検索機能の実装には、35〜80万円必要です。
検索機能では、入力した条件に合わせてマッチングしてくれる機能です。
具体的には、事前にデータベースに登録した会員情報を検索し、出力するという形です。
また、スマートフォンにはGPS機能がありますが、そのような機能と連動させると開発コストも増します。
課金
マッチングアプリの課金は従量課金制もしくは月額定額制で公開されているケースが多くなります。
従量課金制の場合は、ポイントを購入してメッセージを送信する度にそれを費やすという形です。
一方、月額定額制はサブスクリプションを購入して毎月プランに応じて金額を支払います。
課金を実装するためには、クレジットカード決済等と連動させなければならないため、実装相場は、80〜120万円程度です。
プッシュ通知
プッシュ通知は、相手からメッセージが届いたり、運営から重要なお知らせが届いたりしたときにスマホに知らせてくれる機能です。
サーバー等は使用せず、アプリ内の実装で解決するため、費用は20〜40万円程度と安くなっています。
マッチングアプリの相場は400万円〜1,000万円程度
以上、マッチングアプリの開発費用の相場について解説しました。
マッチングアプリを実現するためには、豊富な機能を搭載しなければなりません。
また、サーバーとの通信も必要になるため、開発にはある程度の費用が必要でしょう。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!