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公開日:2019.10.30 最終更新日:2025.08.29
複合機を使っていくうえで、トナーやドラムなどの消耗品は欠かせません。
トナーとドラムは、複合機の保守契約の内容にも関わってきます。
しかし、トナーやドラムといった消耗品が具体的にどのような役割を果たしているのか、イマイチわからないという人も多いのではないでしょうか?
そこで今回の記事では、トナーとドラムの基本的な役割と、消耗品と保守契約との関係性について解説いたします。
複合機の管理を担当されている方は、ぜひご一読ください!
ドラムとは、インクの粉末であるトナーを、印刷用紙に写すローラーのことをいいます。
レーザー複合機やレーザープリンターの場合、ドラムユニットにある「感光体ドラム」と呼ばれるローラーにトナーを載せて用紙にくっつけることで、印刷をしていきます。
ドラムは使っているうちに摩耗してしまうため、定期的な交換が必要な消耗品です。
摩耗が激しくなってくると、印刷がきれいにできなくなってきます。
なお、複合機のドラムは以下の2種類に分類されます。
順番に見ていきましょう。
ドラムとトナーが分離しているタイプを「分離型カートリッジ」といいます。
トナーがなくなった際はトナーカートリッジだけ交換し、ドラムにセットします。
それぞれの部品が独立しており、トラブルが起きた場合は不備が見つかった方だけメンテナンスすればよいため、費用を抑えられるのが特徴です。
しかし、ドラムかトナーのどちらに不具合があるのかを自身で特定する必要があるため、手間や時間がかかります。
大手メーカー「brother」の複合機には、分離型のドラムカートリッジが採用されています。
「一体型カートリッジ」は、ドラムとトナーが一体化したタイプです。
トナーがなくなった際は、ドラムごと取り出してカートリッジを交換する必要があります。
交換時にまとめてメンテナンスできるため、手間を最小限に抑えられます。また、寿命が長いのもメリットの一つです。
しかし一方で、ドラムかトナーのどちらかに不具合が発生した場合でも両方メンテナンスしなければならないため、コスト面での負担が大きくなりやすいです。
一体型カートリッジは、「Canon」や「リコー」などの複合機で導入されています。
一体型の場合、トナー1本につきA4用紙10,000〜12,000枚程度を印刷できます。
トナーがなくなり次第まとめて交換するため、タイミングや寿命がわかりやすいです。
しかし、分離型の場合はドラムとトナーが別々になっているため、それぞれで交換時期や寿命が異なります。
一般的には、トナーを3回交換したあたりが分離型ドラムの寿命といわれています。
3回交換すると汚れが出てきて印字がかすれ、正常に印刷することが難しくなります。
複合機には、ドラムの寿命が近づくと「カートリッジを交換してください」と表示される機能があるため、交換時期がわからなくなる心配はありません。
しかし、表示が出てから慌てないためにも、トナーを3回交換したあたりで新しいドラムを用意すると安心です。
なお、ドラムやトナーをストックしている場合は、純正なら2年以内に消費してください。
期限が過ぎるとトナーが固まり始めて、正常に印刷できなくなる恐れがあります。
トナーとは、文字やイメージの色を再現するためのインクの粉末のことをいいます。
トナーが入れられた容器は、トナーカートリッジと呼ばれます。
トナーカードリッジは、使っていると中のトナーが減っていき、なくなると印刷できなくなってしまう消耗品です。
印刷に必要なトナーカートリッジの数は、カラー再現するかモノクロかによって、異なります。
文字やイメージをカラー印刷するためには、シアン(青)・マゼンタ(赤)・イエロー(黄色)の三原色とブラック(黒)の4色のトナーカートリッジが最低限必要です。
モノクロの場合は、ブラックのトナーカートリッジのみ用意すれば印刷できます。
ブラックトナーとカラートナーの値段を比較すると、わずかながらカラートナーの方が高価な傾向にあります。
複合機のドラムとトナーの違いは、以下のとおりです。
| ドラム | トナーを用紙に付着させるための部品 |
| トナー | 紙に印字する際に必要な粉 |
ドラムは、トナーを紙に付着させるための部品です。
複合機の心臓的な役割を担うため、使い続けて消耗したり汚れが発生したりすると、印刷物の品質に影響が出ます。
トナーは、紙に印字する際に必要な粉を指します。
ドラムは1種類のみですが、トナーの場合は出力データの色を再現する必要があるため、ブラック・シアン・マゼンタ・イエローの4種類が用意されています。
両者はまったく別の働きをするものであり、複合機でデータを出力する際に欠かせないものです。
以上で述べてきた通り、トナーとドラムは印刷には欠かせない消耗品です。
これらの消耗品の交換には、複合機を取り扱っている業者との契約内容によって、交換費用が発生したり発生しなかったりします。
ここからは、基本的な保守契約「カウンター方式」「キットトナー方式」「スポット方式」の3つと、トナーとドラムなどの消耗品との関係性についてご説明します。
カウンター方式は、印刷1枚あたりの保守単価が設定され、印刷枚数に応じて毎月の支払金額が変わる契約方式です。
毎月発生する保守単価には、トナーやドラムなどの消耗品の交換料金や故障時の修繕費用、出張費用などがすべて含まれているのが特徴です。
カウンター方式による保守契約を結んでおけば、トナーやドラムがなくなるたびに「消耗品の実費」を支払う必要がありません。
「トナーやドラムを購入する度に、社内承認を得なければならないのはわずらわしい!」
というご担当者様はカウンター方式による保守契約を選ぶといいでしょう。
キットトナー方式は、トナーを業者から購入したタイミングで、修理や点検などの保守サービスが受けられる契約方式です。
トナーの料金に修繕費・出張費などの保守料金がはじめから追加されているので、保守料金を別で支払う必要はありません。
キットトナー保守の場合、トナーの残量がゼロになるまでもしくは最大5年間は、無償で修繕してもらえるという特徴があります。
トナーの消費量が少ないのであれば、カウンター方式よりもコストパフォーマンスがいい場合があります。
スポット方式は、トナーやドラムなどの消耗品が必要になったり複合機が壊れて修理が必要になったりした際、それぞれにかかる費用をその都度支払う契約方式です。
普段あまり複合機を使わず消耗品の減りが遅い企業であれば、最もコストパフォーマンスの良い保守契約だといえるでしょう。
ここからは、複合機のドラムとトナーに関するよくある質問に回答します。
ドラムカートリッジの寿命は、トナーを3回交換したあたりが目安です。
寿命が近づいているにもかかわらず使い続けると、ドラムにトナーが残留してインクがかすれたり、筋になったりして印刷物の品質に影響を与えます。
最悪の場合、複合機が急に使えなくなることも。
そのため、ドラムは適切なタイミングで交換しましょう。
なお、定期的なメンテナンスをおこなうことで、ドラムの寿命を伸ばすことも可能です。
複合機にはドラムクリーニング機能が搭載されています。
印刷物の仕上がりに違和感を覚えたときは、クリーニングすることで改善するケースもあります。
複合機のドラムの交換方法は、分離型と一体型で異なります。
使用している複合機のドラムがどちらなのかを確認したうえで、以下の手順で交換してみてください。
【分離型の場合】
【一体型の場合】
複合機のドラムを交換する際は、以下の点に注意してください。
近年の複合機には、ドラムが正常にセットされると音声で教えてくれる機能が備わっています。
交換の際に電源を消すと、正常にセットされたかわからなくなるため、必ず電源を入れたまま交換しましょう。
また製品によっては、専門の業者がドラム交換に対応するケースもあります。
本体内部が複雑な構造をしていたり、取り扱いが難しいドラムを採用していることが理由です。
業者の対応が必要な場合は、決して自社で交換しないでください。
トナーやドラムなどが、複合機の印刷機能には欠かせない消耗品です。
トナーやドラムといった消耗品の交換にかかる費用は、複合機取り扱い業者と結ぶ保守契約の方式によって変わってきます。
業者と保守契約を結ぶ際には、トナーやドラムなどの消耗品の取り扱いについても考慮したうえで、契約方式を選択するようにしましょう!
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現在は、お客さま対応を担う。年間実績として、120社を超えるクライアントのSEOコンサルを担当。
より高いSEO成果をご提供するために最新のSEO情報とクライアントからの要望を元に日々サービスの品質改善に取り組んでいる。
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