複合機のリサイクルトナーと純正品トナーの違いとは?
公開日:2020.01.21 最終更新日:2024.05.15
複合機を使うにはトナーを定期的に購入する必要がありますが、純正トナーは1本約10,000~40,000円なので、ランニングコストが高くなりがちです。
そこでコストを抑えるため、値段の安いリサイクルトナーを使っている企業もあります。
本記事では、複合機におけるリサイクルトナーの概要と、純正品との違いやメリットについて解説していきます。
トナー代をなるべく抑えたいと考えている事業者様は、ぜひ最後までご覧ください。
また、ランニングコストを抑えるには、リース契約の見直しをするという方法もあります。
ぜひ複合機のリース契約の相場をチェックして、相場より料金が高い場合は見直しも検討してみてください。
複合機のリサイクルトナーってなに?
複合機におけるリサイクルトナーとは、使用済トナーを回収し分解や洗浄などのリサイクルを行った後に中身を入れて再利用できるようにしたトナーです。
純正品のトナーよりも価格が圧倒的に安くなり、地球にも優しいトナーとして多くの企業がリサイクルトナーを購入しています。
リサイクルトナーを複合機で使うためには、『複合機の保守契約でリサイクルトナーの使用が認められていること』、『トナーキット保守契約に入っていないこと』などの条件が必要です。
保守契約の内容によっては、リサイクルトナーを使用した際の不具合に関する保守が受けられない場合があります。
トナーキット保守契約をしている場合、メーカー指定の純正品トナーを購入することが条件であることがほとんどのため、リサイクルトナーの利用ができません。
またカウンター料金にトナー代が含まれている場合にリサイクルトナーを使用すると、かえってコストが高くなってしまうこともあるので注意しましょう。
複合機メーカーの純正トナーとリサイクルトナーの違い
リサイクルトナーはメーカーから提供される純正トナーとは異なり、非正規品として扱われます。
複合機を取り扱っている専門業者の中には、リサイクルトナーの提供を行っているところもあります。
リサイクルトナーはメーカーの純正トナーよりも大幅に価格が安くなるという大きな特徴をもっており、製品によっては純正品の10分の1ほどの価格で購入できます。
純正のトナーよりも容量を増やした大容量のリサイクルトナーもあるため、ランニングコストを抑えることに役立ちます。
また、リサイクルトナーにはいくつかの保証がついており、製品の品質保証やリサイクルトナーによる機器の故障といった場合の保証などがあります。
リサイクルトナーのメリットとデメリット
リサイクルトナーを使用した際のメリットとデメリットは、主に以下のような点があります。
メリットとデメリット
メリット | デメリット |
・純正品よりも安い ・再生品のため地球に優しい ・手厚い保証がついている ・純正品よりも大容量の製品がある ・純正品に近い高品質の製品もある | ・製造業者によって品質のバラつきがある ・純正品よりも不具合率が1~2%程高い ・純正品と微妙に色味が異なる場合がある |
上記の表より、リサイクルトナーを活用するメリットの1つはコストパフォーマンスがよいことです。
逆にデメリットは、製造業者によって品質のバラつきがあることです。
純正トナーに近い品質のリサイクルトナーを提供する業者もいれば、色味が全く違う低品質の製品を取り扱っている場合もある、製造業者選びには気を付けましょう。
リサイクルトナーとは使用済トナーをリサイクルして再利用できるようにしたトナー
以上、複合機におけるサイクルトナーの概要や、純正品との違いやメリットについて解説してきました。
リサイクルトナーとは、使用済のトナーを回収したのちリサイクルをしたうえで、再利用できるようにしたトナーのことです。
純正品よりも価格が大幅に安くなり、多くの業者では保証をつけていることがほとんどです。
ただし製品の品質は製造業者によって異なるため、注意が必要です。
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この記事を書いた人
編集部員 濵岸
編集部員の濵岸と申します。コンテンツ作成と取材を主に担当しております。身長が低いため学生時代は「お豆」と呼ばれていました!豆らしく、皆様の役に立つ記事を「マメに豆知識を!」の意識で作成します!どうぞよろしくお願いいたします!